Posts

Showing posts from July, 2016

SUICIDE SQUAD

Image
SUICIDE  SQUAD 邦題も同じ「スイサイド スクワッド」(16)だそうで、 (カタカナの綴りは不明ですが)意訳は「自殺団」と物騒なタイトルの盛夏向けアクション映画の変わったジャンケット(プレス用促進イベント 7月30日)を紹介しましょう。 まず泊まったホテルもミートパッケージ地区のパーテイー タウンのスタンダード ホテル、おしゃれで、刺激を求めるヤングで熱気を帯びていましたし、インタヴューの場所は マンハッタンにある元郵便局のモイナハン ステーションという古い大きな建物の中。 極彩色のポスターがそこかしこに飾ってあり、いろいろなカーテンで仕切られている現場は、キッチでチープな「スイサイド スクワッド」にぴったり、奥の大広間には映画に使われた衣装や監獄の檻などが展示されています。 何よりも食べること優先の記者たち用に、今評判のフードトラックが郵便物のデッキだった広場に何台か並んで、おとなしいサンドウイッチから、メキシカン料理、変わったところでは韓国とメキシコのミックスのキムチ・タコ トラックなどなど。大好きなキムチのトラックで、まずキムチとお肉の揚げ団子を試食しましたが、キムチの味も余り効果無くあまり感心しませんでした。 それからバーベキュー牛肉、キムチ、ライスを試しましたが、これもまあまあ、お料理をしているのは全員メキシコ人で、結構気楽に材料を取り扱っています。 主役のウイル スミスはいつものように「陽気軍団団長」というエネルギーに溢れて登場、とてつも無く派手なハーレーというハチャメチャ女性を演じたマーゴット ロビーは正反対にエレガントでシックなスタイルで現れました。 ジョーカーに扮して、撮影中も役のままというオブセッシブ 名役作りをしたジャレッド レトはカラフルなグッチのセーターを着て、わざと気取ってポーズばかりとっていましたし、注目の日本人マーシャルアーツ女優のカレン フクハラは黒のシンプルなドレスでした。 個人別のインタヴューの内容はまた後で書きますが、ワーナーブラザースのヤングをターゲットにヒットを狙った「スイサイド。。」のワイルドな取材現場の写真をまずはご覧ください。 終わって外に出たら、強い雨が降っていました。 ごちゃごちゃポスター。 カレンの演じた「カタナ」 マーゴットの役はハーレー。

CHRIS PINE 2016

Image
CHRIS  PINE    2016 「スタートレック:ビヨンド」(16)のカーク船長役はすっかり板についてきて、押しも押されぬリーデイングマン (主役)の貫禄がついてきたクリス パイン。 先日報告した「ヘル オア ハイ ウオーター」のプレミア後のオーステインでの大酔っ払い大会の翌日の会見ではすっかり回復して、元気な姿を見せました。 場所はオーステインから車で50分のところにあるスターヒル牧場、西部劇のロケに使われるような、古いお店や馬小屋が並んでいる楽しいところです。 さすがに昨夜のような白いシャツに髪をなびかせたバイロン卿のような姿ではなく、(濃そうな髪をキレイに撫で付ける時間がなかったのか)野球帽をかぶって、黒地に花柄のアロハシャツというお気楽な格好で現れました。野球帽もわざとダサいのを選んでいたのは、テキサスでリラックスしている様子を演出したと思われます。 「テキーラは凄いね!あんなに飲んでも全然二日酔いしないんだから!でも昨夜のことは全く覚えてないから。さっきもジェフがお前が舞台に上って演奏するべきと僕を押したから即興で演奏したハメになったと言われたけれど、そんなことを言った記憶もないんだ」 と頭をかいていましたが、オーステインでの思い出はすべて心に残る素晴らしいものだったとも白状しています。 「ヘル オア ハイウオーター」の脚本を読んですぐに出演をオーケーした。何たってどん底に落ちた兄弟のドラマが胸を打つし、憧れのジェフ(ブリッジェス)と共演だもの! 西部を背景にした物語には昔も今も変わらない永遠の男の悲劇が漂っている。荒削りで、利口な行動を取れない馬鹿な男どもの姿がいじらしいだろう? 何よりもベンのすごい迫力に驚いた。 そしてプレミアで再び映画を見て、3回も泣いてしまったんだから。なんか心の底から揺り動かされて、こんなに素晴らしい映画に出ることができて僕はハッピーで、プラウドなのだよ。 ベンとは親友のように仲良くなったし、ジェフの本物の親切な姿勢に改めて偉大なスターは偉大な人柄を持っているという事実を痛感したね。 撮影も今まで味わったことがないほど愉快で、楽しくて、いつまでも終わってくれないようにと願ったほどだ。だから今、全てが終わってしまってぽっかり空いてしまった穴を どうやって埋めてゆくかが心配でしょうがない

NEW YORK JULY 29-30 2016

Image
NEW  YORK  JULY  29  -  30  2016 またニューヨークです。今回はマーベル コミックの 「スイサイド スクワッド」(16)と言う漫画ヒーローが 続々と登場するアクション映画のインタヴュー、ウイル  スミスやマーゴット ロビーたちに明日会います。 さて今回のホテルはミート地区(肉おろし地区)にある スタンダート ホテルで、まず外観がなんともユニークで、 昔の線路の跡を利用した「ハイライン」という緑の遊歩道を またがっての建物です。 この辺りは若い人々が多くて、何もかもがミニマリズム風の デザインで、レストランもバーもものすごく賑わっています。 ホテルの部屋も床から天井までのガラス張りで、17階の部屋ですから、ガラスのすぐ近くにたつとちょっと身震いしてしまいます。 丁寧なサービスはありませんが、フロントの人々は全員ロック歌手のようですし、エレベーターの中のインテリアは真っ黒な上にスポットライトが一つ、階のボタンがよく見えないので年寄りにはちょっと辛いデザインです。 部屋のインテリアも然り、イケアで買ったような家具と真っ黒なタイル張りの浴室など、クリーンですが、かなり安っぽいのは否めません。 それでもなんとなく楽しくなる雰囲気にあふれていますし、周囲がまた、風変わりなお店が多くて、下町の雰囲気が楽しめます。 スタンダード ホテルの部屋(ホテルのページから) 夕食をとったホテルの食堂。 大きな牡蠣とはまぐりのアペタイザー。 後ろに見えるのはキッチン。 ニュージャージー州のニューアーク空港に着いたので、ニューヨークに行くには長いホーランド トンネルを通ります。金曜日午後なのでひときわ混んでいます。 スタンダード ホテル(ホテルのページから)ハイラインにまたがっているデザインです。 「スイサイド スクワッド」のポスター ハイラインという緑の遊歩道です。

KRISTEN STEWART 2016

Image
KRISTEN  STEWART   2016 ウデイー アレン監督の「カフェ ソサエテイー」(16)で恋人役のジェシー アイゼンバーグと淡くて、爽やかな ロマンスを見せてくれるクリステン スチュアートが 実際活では女性の恋人(アリシア カーガイル)がいると公式に発表しました。 最近はグランジルックと言うのか、ドレスダウンした格好で 女性っぽいおしゃれをしなかったし、もともと照れ症なか、ぶっきらぼうなのでしょう、わざとひねくれた表情や態度を取っていましたが、 それも媚びてばかりいるハリウッドの女優群の中では、 ユニークな魅力を発揮しています。 今回のニューヨークはソーホーにあるアートが楽しい クロスビーホテルで「カフェ ソサエテイー」のインタヴューがあったのですが、クリステンはいつもよりは、かなり楽しそうに質問に答えてました。 白いブラウスに黒いジャケットとクールで粋なファッションに わざとくしゃくしゃにしてブロンドの髪、かなり濃いアイメークが目立って、都会のエッジーなキャリア ウーマンというスタイルでしょうか。 「ジェシーはものすごく上手な俳優だし、前に「アドベンチャーランドにようこそ」(09)で共演したから、とっても呼吸があってうまく演技ができたと思う。ジェシーとは本当に親しくて、大好き! ウッデイーは俳優たちに勝手に動くように、アドリブも自由にって言うから、かえって緊張したし、自分の演技力のリミットを痛感してしまった。だってステイーヴ(カレル、クリステンのボス・恋人を演じている)も、他の共演者たちも驚くほどに独特で、達者なアドリブを言うし、上手なんですもの。二人の男性の間で選択を迫られるけれど、自分自身だったら、やっぱり歳も近い、考え方も同じような男性を選ぶかもしれないわね。役の上では、ずっと年上で、経験もお金もある離婚者を選ぶけれど、彼女の気持ちもよく理解できるわ。私も自分のハートが壊れた経験があるし」 と、かなりナーバスでキリキリとした喋り方をしていました。 手の動きも大きくて、そのジェスチュアがちょっとヒップホップ風の動きなのです。 「ジョデイー フォスターをメンターとして慕っているのだけれど、彼女がなんでもしたいことはしなさいって言ってくれて、これからは制作や監督にも挑戦しようと考えているのよ」 軽い話になると

JEFF BRIDGES IN AUSTIN TEXAS JULY 25 2016

Image
JEFF BRIDGES  IN AUSTIN TEXAS JULY 25 2016 「ヘル オア ハイ ウオーター」(16)のプレミアの後、大雨の中をタクシーを拾って「コンテイネンタル クラブ」にカントリー歌手のデイル ワトソンのライヴを見に行きました。 1時間位デイルの演奏を楽しんでいたら、ダンスをしている人の中にクリス パイン そっくりの若者がいて、見れば見るほどに彼そのもので、面白いなーなどと思って居ると、突然舞台にジェフ ブリッジェス が出て来て、何やらもそもそとデイルに話しかけ,彼のギターを受け取って、バンドと軽く打ち合わせをして、じゃんじゃんとギターをかき鳴らし、唸るというか、だみ声で歌い始めるではありませんか! その何とも言えないジェフらしい、ちょっと酔っぱらったトーンがデイーン マーテインのような、(デイーンの様な素晴らしい声ではありませんが)パーフォーマンスは観客にもうつって,会場は大騒ぎ,彼の舞台をアイフォーンで撮ったのですが,フェースブックには載せる事が出来たものの,余りにメガバイトとかが大きくてメールには載せられず,結局削除してしまいました。 そしてクリスそっくりさんは本物のクリスで,そこらにいる女性を取っ替え引っ替えダンスしています。その上手なこと! 60歳代の眼鏡の女性も誘って,リズムもぴったりあって踊ります、若い女性はクリスと分かって大喜びでステップを踏みます。 兄弟役のベン フォスターもドリンク片手にジェフの唄に合わせて体を揺すっています。 3曲ばっちり,唸って弾いて,大活躍のジェフが舞台から降りてもクリスは踊り続け,ジェフはバーで何やら飲んでます。 何とも映画の中のワンシーンの様な光景でした。 夜中に外に出るとクリスがよく歩けないほど酔っぱらってベンが彼の体を支えて迎えの車に入れています。 そして、私たちがタクシーでホテルの戻ると又、クリスがちょうど車から降りて,まだ飲み足りないと言うようにだだをこねて、シャツを脱いで上半身裸になったりのコミカルな行動を取ってました。 クラブの外にも、ホテルの外にもパパラツイはゼロ,目撃者はお付きの人々に私たちだけという,クリス酔っぱらい劇をたっぷり観てしまいました。 そして翌日,スター ヒル ランチと言うオーステインから50分のところにある牧場でのインタヴューに現れたク

AUSTIN #2 JULY 2016

Image
AUSTIN  #2  JULY  2016 オーステインは音楽の街で有名です。 空港にすでにギターのアートが飾られてますし、町中に色々なデザインのギターがあります。 さて7月25日の「ヘル オア ハイウオーター」(16)のプレミアは 少し離れたアラモ ドラフト ハウスという映画館とビアホールがくっついた場所で行われ、ホテルを出る間際から 突風が吹き、大雨となりました。 会場大混雑、音楽のイベントはしょっちゅうでしょうが、メジャースターの映画のプレミアはあまり開催されないでしょうから、地元の名士(?)や、やっと切符を手に入れたような期待に満ちた目つきのファンたちがひしめいています。 ハリウッドと違って全くドレスアップした人がいないのも新鮮でした。もちろん若い女の子たちはミニドレスにカウボーイブーツというテキサスルックで張り切っています。 劇場には椅子の前に細いカンターがあって、ここにすでにポップコーンとか水が置いてあり、注文すると地元のビールやスナックなども届けてくれる、デイナーシアター形式です。 舞台の上には監督やジェフ ブリッジェス、クリス パイン、ベン フォスターたちが並んで、気楽な挨拶をしていました。誰もがカジュアルな格好で、若い女優が出ない映画なので、ちょっと殺風景でしたが、何しろ内容は兄弟と彼らを追うテキサス レンジャーのドラマですから、西部の男っぽさが焦点なのです。 ジェフ ブリッジェスは引退寸前のレンジャーを演じて、その飄々とした仕事ぶりがなんとも良い味を添えてます。 そしてこのプレミアのあと、カントリー音楽を聴きに行った地元の有名なクラブで 飛び入り出演をしたジェフの生のパーフォーマンスを偶然目撃したのでした! それは次のページで。 プレミアに行く前、突然突風が! テキサスの首都、オーステインの州庁ビル プレミアの舞台。 昼食を食べたランバートという有名なバーベキューのお店のバー。 州庁のそば。 プレミアの舞台挨拶。左から2番目のジェフはしらが頭、クリスの白シャツ。愉快なウエイトレスを演じた有名なベテラン女優などなど。 プレミアがはねてから地元のクラブでのジェフの飛び入り実演!