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Showing posts from November, 2017

GARRETT HEDLUND 2017

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GARRETT  HEDLUND   2017 若手俳優の中でもピカイチの美青年のギャレット ヘドランドの新作は「マッドバウンド」MUDBOUND(17)、文字通り、泥だらけになる貧困家庭ドラマです。 第2次大戦に出征した兄弟二人の南部ミシシッピーでの戦後の悲惨な生活を垣間見ることができます。 主演のケアリー マリガンとその夫役をするジェイソン クラークは待望の家を買う際に詐欺にあい、財産をすべて無くして、遠く離れた泥地帯に掘建小屋のような家を建てて住んでいます。 近所にはやはり貧乏な黒人の家族が住んでいて、まだまだ差別が厳しい時代ですが、いろいろと助け合います。 ギャレットはジェイソンの弟、華やかな行動が好きなプレイボーイでもちろんケアリーの羨望と欲望のターゲットとなります。 夫が仕事で出かけている時を狙って、泥だらけの物置部屋で抱き合う二人。 ギャレットは重苦しい雰囲気に耐えられず、新たな仕事を求めて都会に出て行きます。 さてギャレットは1984年9月3日、ミネソタ州のロソーRoseau  生まれ、父御はスウェーデン系、母御はノルウェー系とミネソタに多く住むスカンデイナビア系の家族で、ひなびた牛の農場でのんびりと育ち、中学生の時にアリゾナに移ってから演技を学んだそう。 高校時代は全スポーツ競技に励み、卒業後、俳優を志してロスアンジェルスへ。 たった1ヶ月後に「トロイ」(04)での主役のブラッド ピット扮するアキレスの従弟の役を得て映画デビューとラッキーなスタートに恵まれました。 逞しい体格と眉毛が下がった(母性愛に訴える愛嬌があります)グッドルックスのギャレットは次々と役を受けて、テイーンのアイドルの座を獲得。 最近はちょび髭を生やして、大人っぽいルックスに演出していますが、かなりコミカルに見えると思いません? 当人は中西部の農家出身の素朴さを失わず、無口で、骨太な性格が感じられて、とても感じの良い若手俳優なのです。 無傷の独身ですが、ダイアン クルーガー、クリステイン ダンストなど、ブロンドの美人女優とのロマンスが時々タブロイドを飾っています。 間も無く公開予定の「バーデン」BURDEN (重荷)では、KKK信者の若者、その名もマイク バーデン(つまり2重の意味を持った題名)の役を主演するそうで、今の時代に黒人差別主

FRANKIE SHAW 2017

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FRANKIE  SHAW   2017 人気テレビシリーズ「SMILF」 ( Single Mother I Like to Fuck)(17−)の脚本、監督、主演をこなしている美しくて、頭の良いフランキー ショウに2週間のうちに2回も会いました。 最初はテレビ番組で のインタヴューの時。レギュラーで出演しているロジー オド ネルも一緒に参加して、才能のあるコメデイエンヌたちですから、今の世評を突く、非常に鋭いジョークが連発の豊かな時間でした。 「SMILF」はシングルマザーのフランキー自身のことを描いたもので、最初は短編映画(15)として上映され、それが好評だったのでショウタイム ネットワークがシリーズをしての契約を結んだのです。 「少しばかりテレビの仕事が増えたものの、オーデイションがすごく嫌いで、なんとかオーデイションなしで働きたいと考えて、そうだ、自分で作れば良い!と閃いたのね。 巷のスラングの MILF  (Mother I Like to Fuck)にシングルを加えて、私の生活のハイライトを盛り込んで、リアルで愉快なドラマを書き上げたのよ」 と胸を張ってコメントしていました。 2度目に会ったのは「ショウタイム」のホリデー パーテイーの時。暖炉の前で熱い、熱いと言いながらの気楽な会話を交わしました。 1986年11月マサチューセッツ州のブルックリンのユダヤ系の家庭に、レイチェル フランセス ショウとして生まれ、育ったのはボストン、 ニューヨークのバーナード カレッジでは文学を専攻、才気煥発な女子大生だったようです。 マーク ウェッバーと交際して2008年に「アイザック ラヴ」という男の子を産み、彼とは別れて、現在はザック ストラウスという夫がいます。 「ミスター ロボット」(15−)という人気シリーズの主演、レミ  マレックの恋人の役も同時に演じいて、今やモテモテの大忙しのフランキーでした。 2017「SMILF」から 「SMILF」から。 2017  SMILF 2017  SHOWTIME  HOLIDAY PARTY

BEN MENDELSOHN 2017

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BEN  MENDELSOHN   2017 ベン メンデルソンが今年大活躍。まもなく公開の「ダーケスト アワー」DARKEST HOUR(17)では第2次大戦のダンケルク作戦を練るウインストン チャーチル(ゲイリー オールドマン、オスカー当確確実演技です)を最初は毛嫌いし、徐々に好意を持っていくジョージ6世の役を見事に演じています。 今のエリザベス女王の父君で、「英国王のスピーチ」  (11)ではコリン ファースが演じた吃音の王様ですが、 この映画ではすでにかなりスピーチの訓練をした後ですから、吃音は緊張した時に出てくるだけになったます。 実はベンはオーストラリア人で、その意味でも英国王の役をこのような実話に基づいた大作で演じるのは大変な挑戦と言えましょう。 有名な音楽家のフェリックス メンデルスゾーン  Felix Mendelssohn (1809−1847) とほとんど同じ姓ですが、これはユダヤ系の苗字で、 メンデルの息子という意味、ベンはもしや、音楽家の子孫ではと先祖の系図を調べたそうですが、つながらなかったようでした。 ベンの先祖はポーランド系ユダヤ人だったと言います。 父御は高名な医療関係のリサーチャー、母御は看護婦といかにもユダヤ人らしい職業で、ベン自身もトムとデヴィッドと言う兄弟と一緒にヨーロッパやアメリカで暮らし、高校生になってメルボルンに戻ってきたというグローバルな育ちをしました。 1969年4月3日オーストラリアはメルボルン生まれで、高校生の時に一番安易そうだと思って演劇コースを選んだと言います。 ベンが世界的に有名になったのは、母親を先頭に家族全員が動物のように凶暴なワルたちばかりという「アニマル キングダム」(10)という豪州の映画でした。 「スターウオーズ:ローグワン」(16)ではオーソン クレニックと言う悪漢役を得て 「子供の頃の夢はスターウオーズになんでも良いから関わることだった!俳優になってこんなにラッキーだと思ったことはない」 と歓喜していたそう。 2012年に英国人のライターのエマ フォレストと結婚しましたが、昨年の暮れ(16年)に離婚しています。 子供は前の恋人との子供とエマとの間の子供と二人。 来年公開予定の出演作が6本もあって、中でも「ロビンフッド」は、主役のロビンを目下人

WILLEM DAFOE 2017

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WILLEM  DAFOE   2017 久しぶりにウイレム デフォーに会いました。 相も変わらずハードワーカーで 今年はオスカー候補と注目されている主演作「フロリダ  プロジェクト」と謎のオーストリア人の学者を演じている「オリエント急行の殺人」とアメコミ アクションの  「ジャステイス リーグ、「オーパス ゼロ」、「デス ノート」(声の出演)、「WHAT HAPPENED TO MONDAY」のなんと6本もの映画が公開されました。 中でも「フロリダ。。」は彼のソフトな面がよく出ていて、いつもの筋張った悪人役からの転身です。 究極のアーテイストですから、役作りには妥協をせず、高い目標へ向かっていくスタンスを崩しません。 インタヴューは何十回もしましたが、人当たりは柔らかいものの、内側にギリギリとした苦しみだか、不満がうごめいているような感じを受けます。 1955年7月22日ウイスコンシン州のアップルトン生まれ、8人兄弟の一人、父御は外科医、母御は看護婦だったために5人の姉に育てられたそう。大学を卒業してからニューヨークに移って前衛劇団で技を磨き、ここで知り合った女性と最初の結婚、子供が一人生まれています。2度目の結婚は05年イタリア人のジアラ コラグンデと。 そのために米国籍とイタリー国籍を所持しているそうです。 初めて会ったのは1988年の「最後の誘惑」でキリストを演じた時、スコセッシ監督の作品はキリスト教信者などから強い批判の声が上がった話題作でした。 か細い体から強靭なエネルギーが放出していた記憶があります。 今までに119本に出演とものすごい量の映画に出ているのも役の大きさなどあまり気にしない彼の自由な姿勢のせいでしょう。 2017  FLORIDA PROJECT 1988 LAST TEMPTATION  右はバーバラ ハーシェイ。 1988  LAST TEMPTATION 2017  MURDER ON THE ORIENT EXPRESS 2017「オリエント急行の殺人」での謎のオーストリア人。 2017「オリエント急行の殺人」 1988「最後の誘惑」 2012「ジョン カーター」

ARMIE HAMMER SEXY SHOTS 2017

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ARMIE  HAMMER   SEXY SHOTS 2017 毎年今頃になるとアーミー ハマーから家族写真が載ったクリスマスカードが届きます。 今までは、ほとんど正装して、子供達も高そうな革靴などを履いているハイソ スタイルでしたが、今年は夫婦は、裸足、子供達はしっかりと革靴こそ履いていますがサマーっぽく、いかにも南カリフオルニアの クリスマスを演出していました。 そして、今年の9月ごろに紹介した「コール ミー バイ ユア  ネーム」CALL ME BY YOUR NAME(17)の美しい青春のゲイのロマンス映画がここにきて俄然注目されて、アーミーはまずゲイの雑誌「アウト」の表紙に出て、ゲイワールドを騒然とさせ、ハリウッドの業界雑誌「ハリウッド リポーター」11月20日号の表紙では白いワイフビーターと呼ばれる下着にジーンズというゲイが好む格好で、大股開きというこれまたゲイ(でなくてもですが)の欲情をそそる刺激的なポーズ。 見出しは「A Star Becomes an Actor」と、今までスターだったアーミーがついに俳優になったと彼の演技力を評価しています。 そして彼のページを見ると、豪華な邸宅(彼の自宅ではありません)でカジュアルなポーズを取っているアーミーの写真が多数載っていて、石油王のひい祖父のエピソードなども紹介され、1パーセントの階級に育った彼の異常なほどに恵まれた育ちが覗けます。 一般の人は99パーセント、残りの1パーセントが財閥や大企業のトップたちですから、デモなどでは常に99パーセントの人々が自分たちのトラブルを訴えているわけです。 ブロンド髪の少年のアーミーが祖父と一緒にプライベートジェットに乗っている写真、現在の家族の写真なども載っていて、リッチな人々の露出記事ばかり選ぶ「ヴァニテイー フェア」のページのようでもあります。 幸せな結婚をして、とことんヘテロとして自信があるために、あえてゲイ雑誌に登場しているのでしょう。 それでも「コール ミー。。」のオファーがあった時はかなり躊躇したそう。監督はアーミー以外にはこの役は考えられなかったとコメントしていました。 果たしてアーミーのムンムンの熱気がアカデミー会員たちを魅了してノミネーションにまで漕ぎ付けでしょうか? 今までは共演の美少年、テイモシー チャラメットがオ