Posts

Showing posts from April, 2016

PIXAR STUDIO APRIL 28 2016

Image
PIXAR  STUDIO   APRIL  28  2016 ピクサー スタジオはサンフランシスコから車で小1時間のエメリービルと言うインダストリアル地区にあります。アニメーションのスタジオはどこも大学のキャンパスのリッチ版で、広々とした芝生ではサッカーゲームが出来ますし、プールもあれば巨大なテラスで新鮮な野菜をふんだんに使った美味しい食事を取ったりとこう言うオフィスで働いている人々は家に帰りたくなくなりそうです。 1本のアニメが出来るまで3年ぐらいかかるという根気のいる作業ですからクリエーターたちに充分の英気を養いたいと言うのが理由でしょう。 おなじみのロゴの電気スタンドが玄関の前でお辞儀をしています。ステイーヴ ジョッブスのビルを入ると「トーイ ストーリー」のカウボーイと宇宙飛行士がウエルカムと言ってくれて、そばのガラスケースには8個のオスカー像、7個のゴールデングローグ像、その他たくさんの映画賞の杯が展示されています。 今日は「ファインデイング ドリー」と言う小さな青い魚のドリーが迷子になってしまうと言うストーリーで、大ヒットした「ファインデイング ニモ」(03)の続編です。ドリーは健忘症で何でもすぐ忘れるのが現代のハンデイキャップを持った子供たちに共感やら同情やら理解を与える良い教材なるのかも。他にも強度の近視のコバンザメなど、色々カラフルなキャラクターの魚が出て来ますが、抜群なのはタコでしょう。吸盤がついた脚をにゅるにゅると動かして這い回ったり,張り付いた石や海草と同じ色に自分の色を変えてカモフラージュにしてしまう特別テクニックが楽しく活かされてます。 今年の6月に全米公開、夏休み向けのアニメ大作,乞御期待! キャラクターのアイデアの紙で作られたシャンデリア 前庭のピクサーのシンボル 背後に「ステイーヴ ジョッブス ビルデイング」 とあります。 玄関ロビーの「インクレデイブルス」と。 ベルギーの友人と。 ふざけています。 これがドリーです。 ピクサーのスタッフが写真はダメと言ってます! トロフィーがいっぱいです!

SAN FRANCISCO APRIL 27 & 28 2016

Image
SAN  FRANCISCO  APRIL 27 & 28 2016 サンフランシスコに行って来ました。朝早くの飛行機からの眺めはまさに絶景、いつも空港近くの色とりどりの貯水池に驚き、それからカリフォルニア最大の長さを誇る サンマテオ・ヘイワード橋の大波が来るとかぶってしまいそうな水面すれすれの高さに感嘆してしまいます。有名なゴールデンゲイト橋や新しく綺麗になったベイブリッジが吊橋で水面からずっと高い場所なのに、いくら湾内とは言え、あの低さは特別だと思います。全長7マイルの橋をいつか渡りたいとは言え、あまり運転はしたくありません。 2016 4月27日4月27日・空から見たサンマテオ・ヘイワード橋 マーク ホプキンズ ホテル スイス人の友人と。 925号室からの眺め。 今回のホテルはマーク ホプキンズ、アメリカの4大鉄道王の一人の名前が付いています。 ホプキンス、スタンフォード、ハンテイングトン、クロッカーとそれぞれ大学や美術館の名前でも有名な4人は、1850年頃のセントラル パシフィック鉄道の創始者たち。 Mark Hopkins ( 1813-1878) Leland Stanford ( 1824-1893) Colls Potter Huntington ( 1821-1900) Charles Crocker  ( 1822-1888) アメリカの誇る歴史の重要人物達です。 マーク ホプキンズ ホテルは急な坂のてっぺん、ノッブ ヒルにあって豪華なサンフランシスコの眺望が広がり、向かいには同様にに有名なフェアモント ホテル、そばにはリッツ カールトンなど名門5つ星ホテルが並んでいます。 今回の目的は ピクサー スタジオ訪問、新しいアニメーション「ファインデイング ドリー」の制作プロセス観察ですが、このスタジオはもう何度も訪れているので、もっぱら娘と街の中を散策しました。 急な坂を降りたり登ったりはともかく、ケーブルカーが走っているので、渡る時などに余計なストレスが加わります。

LINDSAY LOHAN 2016

Image
LINDSAY  LOHAN   2016 「ファミリー ゲーム」(98)で一人二役の少女を熱演し、瞬く間に人気ヤング スターとなったリンゼー ローハンはその時、12歳。整った顔にそばかすが可愛い、将来が期待される生意気な少女でした。 それが初めてのインタヴューで、次は「ミーン ガールズ」(04)の時。ブロンドとしっかり発達したボデイーと攻撃的な姿勢でハリウッドの若手スターとしてすでに自信満々のようでした。 そのうちパーテイーガールのイメージが広がり、万引きをしたり、ドラッグ問題、飲酒運転、となんども逮捕され、そのつどパパラッチのセンセーショナルな写真がタブロイドに載り、お騒がせスキャンダル女優となってしまいました。 その悪名を利用しての映画出演にドタキャンしたり、酔っ払って現れたりと「こんなはずではなかったのに!」という表情がそれなりに妙に美しく、美女の辿るトンデモ悲劇に人々は面白おかしく眺めるのでした。 こういうダメージを繰り返すものの、当人には才能も演技力もあるだけに、何度も会って、彼女のやりたいことを少しは分かっている私たちはどうにか立ち直って欲しいと遠くから期待してもいました。 当時のリンゼーは頭の回転が速くて、マナーも良い、弾けるように光った女優で、あのキラキラ度は本当に特別でした。 2004「ミーン ガールズ」 2012「瞳の中の秘密」 2007「幸せのルールはママが教えてくれた」 最近の写真 婚約者?のエゴアと。Vサインが相変わらずです。 1998「ファミリー ゲーム」両方ともリンゼーの二役 2013年 11歳の時のリンゼー、一人二役を熱演しました。 2013年の「キャニオンズ」のポスター 最も最近の映画は「キャニオンズ」(13)というほとんどポルノまがいのハリウッドの内幕もので、相手役の名前がジェイムス デイーン(James DEEN )というふざけたものです。 そして今年になってロシア人の20歳になる富豪の息子のエゴア タラバソフと婚約したとかで、5キャラットのエメラルドの指輪をはめたとか、もうアメリカには住まない、英国に移住してやり直す、とか、モスリムを学んでいて、先日はその学校からヘッドスカーフをかぶって出てきた、 などなど相変わら

MAISIE WILLIAMS

Image
MAISIE   WILLIAMS 世界中で異常なほどの人気を誇るテレビシリーズ「ゲーム オブ スローンズ」GAME OF THRONES(2011年にスタートし、なんと堂々の7シーズン目に突入です。ファンは 「GOT」 とイニシャルで呼ぶのです) 実は私は最初の2シーズンぐらいは興味津々で見ていたのですが、主役が次々に殺されて、エピソードを見逃すと全く違う人々が出てくるためについていけなくなってしまい、最近はチラッとしか見ていません。 メイシー ウイリアムズは小柄ながら、向こうっ気の強そうなルックスで、この「スローン=王座」を巡っての、毒殺、暗殺、近親相姦や小人の王様などが入り乱れるバトルのドラマでは、アリア スタークと言う、小さい時から剣が上手で、ドレスなどには全く興味がなく、少年のように振舞っていたのが、シーズン5になって盲目となり、それでも傑出した感の冴えを持つ若き女戦士の役を演じています。 ちょっと金太郎を思わせる太い眉で、気が強そうな丸い顔のメイシーは若手女優の他にパブリシスト(広報担当係)の仕事も持っているそう。身長が5フィート1インチと小柄なのが若さと可愛らしさを強調しています。 1997年8月15日(の終戦記念日)に英国はブリストルに大学入試の審査員の母親のもとに生まれたメイシーはまだ19歳。メイシーはマーガレットがなまったニックネームで、マーガレット コンスタンス ウイリアムズ という立派な名前ですが、メイシーの方が今のところはぴったりでしょう。小さい頃からパーフォーマーになりたかったそうで、母親も後押しをしたようです。 「演じているのは逞しい女戦士だけれど、あれは100パーセント演技のみ。普段の私は愛犬と家族と友達と一緒にいるのが大好き。初めてのレッドカーペットではすごくナーバスだったけれど、今はおめかしして、ゴージャスな共演者と一緒に、バカみたいに済まして写真を撮られるのが楽しくなったわね。あれもパーフォーマンスの一つだと思えば、何ともないもの」 とペラペラとよくしゃべること。 まさに生まれながらの芸達者で、女優魂の塊のような、これからの成長が大いに期待できるメイシーなのでした。 2016   GAME  OF   THRONES コケテイッシュなポーズのメイシー 2015年の映画「サイバーブリ

TOBIAS MENZIES

Image
TOBIAS  MENZIES 頰に縦じわが入った細目の顔の男性って、なぜかニヒルで、素敵だと遠くからですが、思ってしまいます。 英国人曲者俳優、トバイアス メンジーズはその縦じわを武器に、大人気テレビシリーズ「アウトランダー」(2014−)では一人二役で、複雑にして、常に何かを企んでいる、一応悪役と言えますが、それより人間的な奸計の男の面白さを持っているのです。 ジェイムス コバーン、スコット グレン、ケヴィン スペイシーなどが「縦じわ頬」 の持ち主で、それぞれ、一筋縄ではいかない曲者を演じてきました。 「アウトランダー」の学者役 「アウトランダー」で妻役のカイトリオナ バルフと。第1次大戦がはじまって軍人に駆り出されます。 「アウトランダー」では一人二役、こちらは18世紀の英国士官役 2011「エニー ヒューマン ハート」から。 2014「オナラブル ウーマン」中央は女主人公のマギー ジーレンホール、とバイアスは謎のガードマン役。 トバイアスに会うのはこれで4度目、一度はロンドンの会員制クラブでちょっと立ち話をしたのですが、いつも、さらりとしたお利口な会話と自分のことをべらべらと喋らない英国人らしいスマートな行動をとります。 去年の夏スコットランドのグレン イーグルで会った時は、リゾートホテルの気楽さから、 「僕は猫が大好き!」 などと微笑ましいプライヴァシーをちょっと漏らしていましたが、いつもは毅然として、すましています。 ちょっとエドワード ノートンを渋くしたようで、独特のとっつきのなさが漂っているのも、愛嬌飽和の世界、ハリウッドでは好もしいと思いました。 1974年3月7日ロンドン生まれ、父親は教師にしてBBCのプロデユーサーだったそうで、とバイアスの演劇界入りもあまり突拍子もないことではなかったでしょう。 王室演劇アカデミーを98年に卒業してから、舞台を踏んで、映画にテレビに出るようになります。 まだ主役を張るチャンスは、得てませんがドラマやアクションもので、悪漢役やインテリ役を得意とし、場面にでくると彼の周囲に渋い空気が流れます。 まだ42歳、これからの曲者コースが期待できましょう。 2015 at Gleneagle Scotland 2016

SAVANNAH APRIL 17 - 20 2016 #3

Image
SAVANNAH  APRIL 17  -   20    2016 #3 サヴァンナに来た目的は前に書いたように「ベイウオッチ」映画版の撮影風景取材です。 ロケは町から車で約40分のタイビー アイランド (Tybee Island )という大西洋に面したビーチリゾートと言っても、かなり鄙びていて、少しばかりうら寂れた雰囲気が演歌を思い出させます。 シャーク、鮫!が頻繁に出現するビーチだそうで、それも原因かもしれませんが。 現地民だったアメリカ インデイアン語でタイビーは「塩」を意味するそうで、その昔は海賊の隠れ家があったそう。 訪れませんでしたが、ノスタルジックな灯台もあります。 ビーチの真ん中にあるパビリオンが撮影に使われて、タイビー アイランドの名前を映画の中の名前に変えてありますし、桟橋の上には小道具係が楽しそうに作ったお土産ややアイスクリーム屋が並んでいます。 撮影の撮影はタブーなので、全く写真はありませんが、主演のドウェイン ジョンソンやザック エフロン、元モデルの女優たちとじっくりインタヴューしました。 一日中浜辺でたっぷりと太陽を浴びていた後は、スタジオの労いのデイナー、サヴァンナの老舗レストラン「ベルフォード」で南部料理をしっかり堪能。 まずはお店が進める「フライド グリーン トマト」(昔の映画の題名ですが、青いトマトにパン粉をつけて揚げた前菜)は酸っぱ味が美味しく、次のクラブケーキ(カニ大団子のような人気料理)もリッチで柔らかく、フィレミニヨン、と大量に平らげ、デザートは名物ピーチ コブラー、ジョージア州のシンボルの桃が主役です。 ホテルの前、これからレストランにと意気込んでいます。 「ベルフォード」でお料理を待っている、ひもじさを我慢しているショット。 フライド グリーン トマト クラブケーキ ピーチコブラー 名物にうまいものなし、と言いますが、私にとっては青いトマトとステーキ以外はうなるほどの美味しいメニューではありませんでした。ローゼのシャンペンは美味しくて3杯も飲んでしまいました。 写真の順番が逆なのですが、レイアウトが正しくできないのであります。 楽しかったサヴァンナをちょびっと紹介してみました。 ビーチパビリオンの中のアイスクリーム屋の壁の前で。

SAVANNAH APRIL 17 - 20 2016 #2

Image
SAVANNAH   APRIL  17 - 20  2016  #2 小さなサバンナ空港から約30分でブライス ホテルに着き、ちょうどワインのサービスがロビーであって、チリ産の白いワインを飲みながら中庭へ。 それから街の散歩へ。夕日が木々から漏れて、とても幻想的です。ベイ大通りから川岸のリバーフロント地区に降りるための石の階段があちこちにありますが、どれも朽ち果てていて、やけに急勾配で恐ろしいこと、この上なし。一応鉄の手すりが付いているので、これを頼って上がり下りします。古いから注意、危険を犯すのは貴殿の自由、と警告と責任回避の注意書きがそこかしこにあるのもなんとなくおかしい光景でした。 古くは奴隷の貿易、南北戦争の時は兵器と兵士の輸送、に使われた雄大なサヴァンナ川のほとりはレストランとお土産やで賑わって、リバーボートが2隻ばかり「ロマンテイックなデイナー クルーズをどーぞ!」とのぼりを立てて待ってます。 ホテルに帰ってから、有名な南部料理のレストラン、ピンク レストランや、色々と廻りましたが、日曜日だというのにどこも、予約なしはダメ、または待ち時間1時間半とすごい混雑で、通りでは車椅子の旦那様を連れた老婦人に「どこかすぐに入れるレストランを知りませんか?」などとせっつかれる有様。寒い風が吹き出したのですごすごとホテルに戻って、パチというレストランでイタリアン料理を食べたのでした。ハマグリのパスタは貝がたった8個ぐらいで、なんともみすぼらしく、残念なデイッシュでした。 翌日はハンスが調子が悪くなり、川下りのボートはやめにしてもっぱら街を歩き回って、有名な墓地を見たり、数々の公園に行っては疲れてベンチに座って目の前の噴水を眺めたり、ジョニー マーサー(1909年11月18日サヴァンナ生まれ、1976年6月25日脳腫瘍で死亡)のお屋敷を見て、彼が作詞した数々の曲、「ムーン リバー」や「ローラ」「オータムン リーヴス」彼が恋人だったジュデイー ガーランドに捧げた「アイ リメンバー ユー」などを思い出したり。 ジャーマン メモリアル 噴水もしっかり見てきました。ドイツ系移民が市に貢献した労をねぎらっての記念噴水だそうです。周囲の石のベンチが特徴だそうで、若いショーツのお嬢さんが数人座ってました。 遅い昼食を「マテ ファクター」というカフェで食べたので