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Showing posts from March, 2017

ANN-MARGRET 2017

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ANN-MARGRET   2017 アン マーグレットに会って来ました。「ゴーイング イン スタイル」(17)に出てきた時と同じで、スクリーンの上でも外でも、ツルツルのお肌に大きな栗色の髪、形の良いあご、もちろんエルビス プレスリーと一緒に踊って、歌っていた時のスリムな体は、75歳のゆったりとした、それでも整った体つきになって、何よりも手がかなり逞しく、節太いのに気がつきました。 67年にテレビシリーズ「サンセット77」(58−63)の人気スター、ロジャー スミスと結婚し、間も無くロジャーは難病(Myasthenia  Gravis)にかかり、ほとんど生命が危うかったと聞いてますが、新薬のおかげで、現在85歳で健在のようです。神経と筋肉が異常に衰える病気と聞いていますから、現在は恐らく大変な世話が必要なのでしょう。そしていくら看護婦が付いているのは言え、優しいアンは愛するロジャーのお世話を必死でしていての、ゴツゴツとした手になったのだと私は思います。 そういう苦労があるからこと、やけに愛らしく、陽気に、自分を鼓舞してこういうインタヴューをこなすのでしょう。 昔のスウェーデンを懐かしむあまり、スウェーデン語になって、親戚の話をしてみたり、質問とは離れていって、かなりトンチンカンな受け答えをしていましたが、70歳を超えると誰にでもある、集中力の衰えと、興奮のあまりのまとまらないおしゃべりとなって、それはそれで愛らしい、楽しい内容でした。 「ゴーイング イン スタイル」ではスーパーの店員の役をびっくりするほどリアルに演じて、主演3人、モーガン フリーマン、マイケル ケイン、アラン アーキンのシニア銀行トリオの一人と恋仲になります。しっかりとベッドシーンまで出てくるのですよ! 何はともあれ、全員70歳以上のキャストの活躍を見るのは喜ばしいばかり。特に主役のマイケル ケイン、84歳!の滑舌の良さ、無駄のない動き、するっとした肌、まだまだ現役2枚目を張れる老美男子ぶりには励まされます。 2017   GOING IN STYLE 一緒に踊り出しました。 ずっと昔のアン、お互いに若い! 2017 宣伝ポスターに私も登場の写真を再び載せます。 2017「ゴーイング イン スタイル」ではスーパーの店員役。 1963「バイ バイ バー

NEW YORK #2 WHITBY HOTEL

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NEW  YORK #2  WHITBY  HOTEL 「ゴーイング イン スタイル」(17)のインタヴューはチャンバース ホテルのほとんど真向かいにあるウイットビー ホテルで行われました。 以前に何度か紹介したニューヨークのソーホー地区にある クロスビー ホテルと同じ経営で、まだオープンして3週間とか。クロスビーの現代ファン アートの作品やカラフルなインテリアがさらに冴えてのおとぎの国のようなインテリアはさすがで、チャンバースのもとのビルの古さを激しい色でカバーアップしている技巧とは格段に違います。 フランス人のジャンポールが階段のあたりで変化に富んだアングルでいろいろ写真を撮ってくれました。 バーの後ろのたくさんの絵画も騒がしいようでいて、妙に統一感があって、そこにいるだけでもワクワクするような気分になりますし、生木の木彫りのようなくまさんも色の氾濫の中でヌーっと立っているのが良い効果をあげてます。 ネットで拾った数々のウイットビー ホテルの洗練されたインテリアをご覧ください。ファームデイルという会社が経営しているようです。 この日のハイライトは75歳のアン マーグレットでした。 映画の中ではスーパーの店員役で、アラン アーキンと仲良くなるのですが久しぶりに会ったアンの顔のつっぱりぶりと相変わらずの大きな髪型には苦笑してしまいます。 娘と。バーのあたり。くまさんが見えます。 ジャンポールが撮ってくれた傑作! ネットで拾ったウイットビー ホテルの部屋の一つ。 ネットで拾ったダイニングルーム。 ネットで拾ったウイットビーのライブラリー ネットで拾ったウイットビーのロビーです。 ジャンポール撮影。香港のリリーです。 ぷ外は汚い残り雪の山がそこかしこ。抱えているポッキーはハンスへのプレゼント。 ジャンポール撮影。 いつものベルギー人のクリステンと。

NEW YORK CHAMBERS HOTEL

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NEW YORK  CHAMBERS HOTEL ニューヨークの3大空港の一つ、ニューアーク空港(ニュージャージー州にあるのですが)に到着すると夕日が丁度沈む時でした。以前撮影した真っ赤な夕日ではなく、この時は黄色がかった冬っぽい夕日です。 今回の泊まり先は五番街と56ストリートにあるチャンバース という番地がなければまずたどり着けないような小さなブテイック ホテル、歩いて2分でトランプ タワーがあるので周辺の警備は大きな銃を構えて兵隊まで配置されて、ひどく物々しいのです。有名なフィフス アヴェニュー(五番街)は高級店が並んでますが、このホテルの周辺はラーメン屋やアジアン マーケットなどがあって妙に緩んだ空気が流れています。 ホテルに接続したレストランが目下超人気の「モモフク」という日本というより、韓国風のお店で、ここは「マ ペーシュ」Ma Peche とかいうフランス語で「桃」 を意味した名前も付いています。おそらく「モモフク」は桃福なのでしょう。 生の牡蠣を注文したら、薄っぺらの小さなもので大失望。他のメニューも例えばローステッド カリフラワーや根菜盛り付けなど全て平凡なおどんぶりに詰め込んであって、家庭料理といいますか、盛り付けの妙味は全くなし。残り物料理のような外見です。 キムチバーガーのようなボリュームのある1品以外は量が少なくて、値段が高くて、あまりお勧めではありません。それでもミシェランに選ばれたと、どこかに書いてありましたから、やはり若くて、硬い椅子など全く気にしない世代用のレストランなのでしょう。 このあいだからスタジオが予約してくれるホテルが大手の大ホテルではなく、こういう小さな、ヤングに受けるタイプになってきたのには、ちょっと閉口しています。 ホテルの看板などない上に、ロビーもクラブみたいで、ムードを盛り上げるためか暗く、それぞれの階の壁紙が極彩色で、目が回りまわりますし、部屋番号はドアやドア横になく、床の上に書かれているという、ゲージュツ的なアイデアが豊富なのです。 スタンダードの部屋はベッドが一つ、バスタッブはなく、シャワーだけ、壁は裸のコンクリートでいろいろな絵が飾ってあり、天井も裸で所々わざとのような穴が空いていて、とびきり凝ったビンボー芸術家のアトリエ風とでも言いましょうか。 たった2泊なので、あまり好みではない

NEW YORK MAR 24 - 26 2017

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NEW  YORK  MAR 24 - 26  2017 今回のニューヨークは、3人の老人が銀行強盗を企てるというシニアに励ましのメッセージを送る喜劇「ゴーイング イン スタイル」の取材です。 マイケル ケイン、モーガン フリーマン、アラン アーキンの3人がそれぞれの持ち味を生かして、大活躍、おまけに、あの、アン マーグレット も恋のお相手として顔を出すという、ボーナスを付いてます。 もうすぐ4月というのに、まだ寒波が残っているニューヨークなので冬支度をする羽目に。 泊まるホテルは古いビルを改造してまだオープン間もない チェンバース ホテルだそうで、楽しみでもあり、若者用らしくバスタッブがほとんどの部屋についてないという不安もありますが、たった2泊、良いところを見るようにしましょう。 左からモーガン、マイケル、アラン。 新作でのアン。スーパーで働くセクシーなシニアの女性の役を熱演しています。 昔々のアン。同じように巨大な髪型で現れます。

TOM CRUISE 2017

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TOM  CRUISE   2017 トム クルーズのことを突然思い出しました。最近は自らの年齢、この7月3日に55歳!になるのですが、からエスケープするようにアクション大作からアクション大作に続けて主演、飛行機からぶる下がったり、高層ビルに突っ込んだり、オートバイで猛走行したり、車を運転して高い階段を上り下りしたり、憑かれたように活動しています。 自分でも「僕は基本的には性格俳優なんだよ」というように、「マグノリア」(99)「7月4日に生まれて」(89)、「大いなる陰謀」(07)「コラテラル」(04)、「トロピック サンダー」(08)などのトムはなりふり構わず、ほとんど喜劇俳優のような、冴えた才能を見せてます。 サイエントロジーという宗教団体のシンボルなのも、トムのひたすら肉体の限界の挑戦に挑むような、求道精神なのかもしれません。 小柄な体に鞭打って、筋肉ムキムキに改造し、トレードマークの100万ワットのスマイルを維持するための歯の手入れ、髪も永遠に緑の黒髪豊かですし、若々しいルックスもこの30年変化なし、ちょっとばかりアナログ風な「一昔前の美男スター」の外見をしっかり維持しているのも驚異的なメインテナンスです。 ニコール キッドマンと恋に落ちた「デイズ オブ サンダー」(90)でのワン オン ワンのインタヴューで、難読症だと知られているトムに「レースをする際にハンデイキャップにならないか?」と質問して,当時鼻高々,お山の大将スーパースターだった彼はいたく傷ついて「もうインタヴューをターミネートする」と席を立ったエピソードはその時の週刊文春に詳しく乗っています。名物編集長だった花田さんが色々なスターとのインタヴューをかなりセンセーショナルに載せてくれたものでした。 前にも書きましたが、そのトムはしばらくたって、他の会見で会った時自分が悪かったと近づいて来て,「アイ アム ソーリー。あの時は」と謝ってくれたのです。 さすがの立役者トムでした。 以来、会う度に「娘は元気か? 君はちゃんと仕事出来てるか?」ってな挨拶をして来ます。義理堅いお人柄がしのばれますね。 と言うわけで、毎度 ハッグしてくれて,たまにはキッスもしてくれて,この写真はちょうどカメラマンがその瞬間をキャッチしたものです。 ニコールと別れ,又もやののっぽ美人女優ケイテイー