JIM STURGESS
JIM STURGESS 英国はロンドン生まれ,育ったのはサリーで、スケートボードに乗ってうろうろし,勉強の方はさっぱり,しかし音楽に夢中で,15歳の時に年齢をごまかして友達のバンドとパブで演奏していたと言うジム スタージェス。 「アクロス ザ ユニバース」(07)と言うビートルズの曲をバックにアメリカのアッパークラスの女の子(エヴァン レイチェル ウッド)とリバプールの貧乏な男の子(ジム)の恋と言う映画で始めてのジュードと言う名の主役を演じ,おまけに美声と音楽の才能を目一杯披露して、’アクロス ザ ワールド' で注目されました。 それから「ワン デイ」(11)と言う人気小説の映画化に今度はアン ハサウェイと共演し,次のロマコメのスターと期待されたのですが,ジム自身があまり乗り気でないようで,適当に映画に出て,あとは大好きなミュージシャンとして活動するというスタンスで満足しているよう。 1981年5月16日にジェームズ アンソニー スタージェスとして生まれ小さい頃から物まねが上手でコメデイアンの才能を見せていたとか。ミュージシャンになりたくてマンチェスターで勉強したり,俳優になりたくてロンドンで修業したりと若者らしいどっちつかずの生活を経てます。 「僕はリヴァー フェニックスに傾倒していた。ミュージシャンとしても俳優としても最高だと思う。僕にとってリヴァーはボブ デイランのような存在」 とデイランのファンが聞いたら卒倒しそうなコメントを吐いてます。 「アクロス。。」の時に初めて会ったのですが,ぼーっとした坊やっぽいルックスと態度で,せっかくつかんだチャンスを必死で利用して,有名になろう,などと言う覇気が全く感じられませんでした。 「ワン デー」の時も若者の間でベストセラーになった原作に付いても 「映画のオファーが来る迄聞いたこともなかった。それからやっと原作を読んでみた」 と頼りない顔で白状してました。 「英国の俳優はアメリカの俳優と違うアングルで働くからハリウッドにもてるのじゃないかな。基本的には勤勉で、余計なことに気を使わないし」 とベテランのようなことも話していたのが,何とも微笑ましかったのを覚えています。 人気バンドのキーボーダーのミッキー オブライエン(一番下の写真)と8年越しの交際をして、ふたりで演奏するバンド