風と共にハリウッド

MY BIRTHDAY DINNER 2024 １０月１７日（木） ワタクシの３９回目！！（ハハハ）のお誕生日は大好きな鉄板焼きの「ベニハナ」へ、と計画したのですが、目的のマリナ　デル　レイにあったクラシックな日本のお城のデザインのお店は閉店、他のお店を探すのも面倒だったのでサンタモニカにある「ベニハナ」を予約。 ビバリーヒルズのお店には何度か行ったことがありますがサンタモニカのお店など知らなかったのですが行ってみてびっくり！　付近のカフェやらレストランよりダントツにダサくて、みすぼらしい入口、横の窓からはがらんとして工場の中のような店内が見えます。うーむ、コロナでここまで落ち込んだのか！とがっかりしながら入って予約がしてあるとフロントに告げると、どうでも良いなー、といっただらけた態度でテーブルに案内してくれます。もうこれでこのお店の評価がグーンと落下。 テーブルには若めのカップルが既に座っていて、スパークリング　ワインを注文してから記念写真を撮ってもらいました。彼女のお誕生日だそうでお二人の写真をワタクシが撮影。この時はまだ寒かったのでワタクシはジャケットを着ています。 向かいにやはり中年のカップルが来てちょっとテーブルが賑やかに。他のテーブルはまだガラガラです。 赤い帽子がトレードマークのシェフが来てご挨拶。最初がスープで次がチャーハンと言うコースはまず安いものでお腹を一杯にさせようという魂胆でしょう。全員チャーハンを頼み、ワタクシだけが白米にしたら、固そうでなんともまずそう！結局皆さんの残りのチャーハンをシェフが提供してくれました。 ハンスはステーキとロブスターのセット、ワタクシはフィレミニオン FILET MIGNON を頼んで、次々と玉ねぎ、マッシュルーム、エビ、などを焼いてくれて、最後にステーキが配られます。 眼の前でジャージャーと焼くとぐんと美味しさが増すのでこれが鉄板焼の醍醐味でしょう。 「今日のお誕生日の方たちに！」とシェフが玉ねぎのタワーを作って中にアルコールを注ぎ、炎の塔を作ってくれました。それから抹茶のアイスクリームに小さなろうそくを立てたデザートがサービスで出て来ます。 最初はちょっと不満足でしたがシェフの愛嬌とテーブル仲間の暖かい態度で心が満たされるバースデー　デイナーとなりました。 でも２度とこのベニハナには行かないでしょう。やはり「お

MODERN  ENGLISH   OCT 14  2024 １０月１４日（月） ホコリまみれのパイオニア　タウンの　レストラン「パピー　アンド　ハリエット」PAPPY & HARRIETT でいよいよ英国バンド「モダーン　イングリッシュ」MODERN ENGLISHの生演奏が見られます。実はワタクシは全くこのバンドに関しては無知蒙昧、娘たちの世代に人気があったそうで大ヒット曲「アイ　メルト　ウイズ　ユー」I MELT WITH YOU は誰でも知っているそう。 １９７９年に英国のエセックスで結成され、リードボーカルはロビー　グレイROBBIE GREY （１９５７年７月２４日生まれ）と言ってちょっと俳優のデイック　ヴァン　ダイク DICK VAN DYKE に似ています。 夜の９時になり、レストランの後部にある小さな舞台あたりがコンサート用に仕切られ、一人５０ドルの切符を買った人だけがロープの中に入れます。 後ろの入口にはバンドのロゴが入ったTシャツらや、CDを売っているスタンドがあったり、段々とロックコンサートらしい雰囲気が満ちてきました。 立ち席しか無いスペースだったのでフロントの人にハンスはとても２時間も立っていられないと訴えると気楽に椅子を出してきて舞台の袖に置いてくれます。同じような悩みを持つ少し若い男性も隣に座りました。 ところが９時ちょっと過ぎに前座の歌手が出て来て上手なのですがなかなか終わらなく、何とメインのステージが始まったのは１０時過ぎ、もうワタクシたちの就寝時間が近くなります。新しく参入したドラマー、リチャード　チャンドラー RICHARD CHANDLER のドラムの轟音とともに始まって、それはエネルギッシュでパワフルな演奏なのですが舞台のすぐ横に立っているとドラムの振動と音が響き渡ってワタクシの心臓の鼓動と一緒になろうとするように揺れて、突付いてくるために心臓がドキドキして、３曲目ぐらいの時にバランスを取り戻すために外に出ました。 ステージが湧いてくるとリード歌手のロビー　グレイがハンスの西部劇ハットを頭から取り上げて自分でかぶって歌い始めます。よくあるミュージシャンのおふざけですが、いつ返してくれるのかとちと心配になった頃、ポーンとハンスの頭 目掛けて放り投げてくれたのは良いのですがもちろんハンスは受け取れず、後ろの方に着地、や

PIONEER TOWN   OCT 14 2024 １０月１４日（月） デザートホットスプイングス DESERT HOT SPRINGSの第３弾です。 プールの後、ハンスは少しお昼寝をし、今回のメインイベント「モダーン　イングリッシュ」MODERN ENGLISH が演奏する場所の「パイオニア　タウン」めがけて出発。車で約１時間ですが何も無い砂漠の真っ直中にあるのでかなりエネルギーを消耗するドライブでした。ジェットコースターのようなアップダウンがあったり、標識がよく分からなかったり、まだ明るい時間でこれですから帰りが思いやられます。 ホコリがもうもうと立つ道路が突然、石ころだらけになったり,車のバランスが崩れそうな野蛮な表面になったり。 １９４５年に完成、１８８０年頃の古い西部のデザインの街で人気テレビシリーズ「シスコ　キッド」CISCO ID（５０−５６）や、有名なロイ　ロジャース ROY ROGERS 、ジーン　オートリー　GENE AUTRY （ここで自分のショウを５年間撮影したとか）などが主演した西部劇、テレビ映画のロケに使われたそう。現在人口４２０人、到着すると思った通り、既にロケなどに使われていない寂しい街でした。入口付近に馬が２頭、おそらく料金を取るツーリスト用写真撮影のためでしょうが暇そうにカウボーイとリクエストを待っています。映画博物館、銀行、洋服屋、サルーンなど西部劇のお店が並んでいますがほとんどは閉店休業。 ボリューム一杯の音楽が流れているレストランの「レッドドッグ」RED DOG がかなり流行ってました。 しばらく歩いて靴を見ると灰色と化しています。ホコリが積もっているのでした。 目的のレストラン「パピー　アンド　ハリエット」PAPPY AND HARIETT 'S  は最近発生した山火事を逃れて、古めかしい外見を見せています。 ここで８０年代の英国人バンドのコンサートがある事自体が珍しく、ホコリだらけになりながらもワタクシ達がやって来たのでした。 まずは名物のバーベキューを注文、ハンスはポークのベイビーリブ、ワタクシはステーキ、ビールで乾杯。フレンチフライとコールスローをサイドに、ぱくぱくと言いたのですがコンサートのお客様とレストランに食べに来た人たちがテーブルの横をひっきりなしに通り過ぎるので落ち着いて食べられず。特にハンスのリ