MICHELLE WILLIAMS 2018

MICHELLE  WILLIAMS   2018


2018年の初荷スターはミシェル ウイリアムズ。
聡明で、でしゃばらず、美人で、演技力に溢れて、究極の痛みを乗り越えた女性の優しさも持ち合わせて、その上に趣味が良くて、トレードマークのショートカットもロングヘアーでないとセクシーに見えないから売れないと過信している大勢の女優たちの中で、毅然としていますし、選ぶ洋服もいつもシックで、目立たそうとしていないのも自分に自信がある人柄が覗けます。

ゴールデングローブ賞の3部門(監督のリドリー スコット、主演のミシェルと助演のクリストファー プラマー) にノミネートされた「ALL THE MONEY IN THE WORLD」(世界中の全ての金を持っていても)(17)は1973年に発生した有名な石油王ジャン ポール ゲテイーの孫の誘拐事件のドラマ、犯人たちが耳を送ってきたので世界中で有名になりました。
ミシェルはゲテイーの息子の嫁、つまり誘拐された少年の母親を勇敢に、逞しく、痛々しく激演しています。

目下大きな話題になっているのは、最初、石油王ゲテイーの役はケヴィン スペイシーが演じたのですが、すでに撮影終了していたにもかかわらず、スペイシーのセクハラ問題が発生。公開4週間前に監督のスコットは一大決心をして、クリストファー プラマーに役を代わってもらったのです。
そのスピード、お互いに80歳以上のスーパーシニアにもかかわらずのエネルギーと意志力に私たちはただただ口をあんぐり開けて感心し、驚くばかりでした。

この話は後に書くことにして、ミシェルの演技は世界中の母親の心に染み入る素晴らしものです。
世界一の大金持ちゆえに、異常なほどに吝嗇で、孫の誘拐をお金欲しさの茶番劇とみて、身代金を払わない義父のゲテイーにミシェルは命がけで懇願しますが、それでも動かない彼の助けを借りずにお金作りに走り回り、同時に息子の安否を心配する絶望的な表情には、誰でも心を動かされるはず。

役作りで東部のエリート家庭に育った女性独特のアクセントや物の言い方、身のこなし、高級そうなスーツなどを完璧に把握しての演技はさすがでした。

ご存知のように彼女自身、オーストラリア出身のヒース レジャーと結婚して、豪州のマスコット名前のマチルダという名前の娘が生まれたものの、たった28歳でヒースが麻薬過剰で急死という悲劇を味わっています。

同じく17年の暮れに公開されたミュージカル「ザ グレイテスト ショウマン」では主演のヒュー ジャックマンの妻役で、歌って踊っての才能を見せて、今やハリウッドの最も器用なスターとして光っている存在になりました。

1980年9月9日モンタナ州のカリスぺル生まれ, 父御
は地元の政治家にしてライター、母御は主婦という安定した家庭に育っています。少女時代から秘密主義の内気な性格だったにもかかわらず、女優になる決心をしたそうです。

2005  「ブロークバック マウンテン」まだ長い毛でした。

2013「オズ はじまりの戦い」

2017「ALL THE MONEY IN THE WORLD」

2016  「マンチェスター バイ ザ シー」
ヒースと恋愛中の頃。


一人娘のマチルダと。

A2017「オール ザ マネー イン ザ ワールド」右は誘拐犯罪のプロ捜査官、マーク ワールバーグ。


誘拐された息子を心配する母親のシーン。



2017「ザ グレイテスト ショウマン」から。

2017「ザ グレイテスト。。」夫役のヒュー ジャックマンと。

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