ROBERT    REDFORD




永遠の2枚目は今年の8月に76歳 最近は公共の席に出るのを敬遠する様になり
グレダ ガルボ 又は 原節子 の域に入っていきそうなロバート レッドフォードに初めて会ったのは85年でした。


当時49歳のレッドフォードはブロンドの髪は豊かに 彫刻の様にシャープに刻まれた目鼻立ち 均整のとれた無駄の無いスレンダーな体 そしてそう言う美男子
特有の無意識に意識してしまう “ 外見より中身ですよ “と言った無駄な抵抗
があって 知性を強調するのも 不必要な試み と見たのです。


映画は おそらく「愛と悲しみの果て」(85)でしょう。メリル ストリープがデンマーク語訛りをひたすら話すかたわらで 英国人の冒険家を演じたレッドフォードはアクセントの台詞を拒否し アメリカのアクセントで通した原題は
「アウト オブ アフリカ」と言うロマンス巨編です。


会見ではいやらしくない程度に気障で 自然が自分の生活に とてつもなく大事なのだとか話してました。


彼が野球を大好きなのは 「ナチュラル」(84)などで知られてますが
ブルックリン ドジャース(ロスアンジェルスに移る前のチーム)のスター選手だったドン ドライスデールとヴァン ナイス高校時代 (54)同級生だったのですって。


2007  [大いなる陰謀」
ご存知ですか? レッドフォードは「ゴッドファザー」に出るのを勧められたそうですがコッポラ監督が ちょっと君ではね と言ったかどうかはともかく この役は アル パチーノに行きました。髪を黒く染めたレッドフォードのマイケル
コルレオーネを見たかったですよね。




自宅 というか広大な牧場兼スキー場があるユタ州を若き映画人達の発表の場にしたいと始めたパークシテイでのサンダンス映画祭は今や巨大化してメジャーの映画祭になっていますが 90年頃ここであった時は さすがに自分のベイビーですから にこにこと親分風を漂わせていました。


最後の会見は「大いなるの陰謀」(07)の時。写真もこの時のもので当時71歳でした。
“ 自然に年を取って それなりの老人になりたい。” と頻繁にコメントしていますが やはりどう見ても 顔をいじっているようですし 髪もしっかり染めています。虚栄心と言うのか 職業病とでも呼ぶのか 何となく 複雑な気持ちにさせられる70歳の2枚目でした。


ドイツ女性画家のシビリー シガース(SIBYLEE SEAGGARS) と96年から交際 09年には晴れて結婚しています。ですからドイツ語を嬉しそうに話します。


昔の写真とお話は又いずれ。

Comments

Popular posts from this blog

IGGY POP

DEVON AOKI

ADAM LAMBERT