JAKE GYLLENHAAL 2015
JAKE GYLLENHAAL 2015
昨年は「ナイト クロウラー」(14)で餓鬼の様な顔で深夜に殺人現場などを撮影してはテレビ局に売るビデオカメラマンを激演,その後今年に入ってすぐボクサー役を演じて全身殴られての惨憺たる顔と体を見せた「サウスポー」(15),そして今はエベレスト登山に賭ける山男の役、とリミットに挑戦する役作りに凝り固まっている感のあるジェイク ギレンホール。
俳優としてスタート以来,型にはまらない役を選び続けているのがよく分かります。
「遠い空の向こうに」(99)でのロケット少年役は健気で心に残る熱演でした。
「ブロークバック マウンテン」(05)では,お互いにカウボーイの外側とゲイの内側を秘めてヒース レッジャーの恋人役を演じて,高い評価を得ました。
「エンド オブ ウオッチ」(12)では新米警官の手柄を立てたい一心さが今も心に迫って来る,激演を見せてくれました。
どれも情熱を込めての役ばかりで,ギャラが良さそうだから,大ヒットしそうだから,スーパースターや美人女優と共演出来るから,などど言う下世話な理由から出演してないのがよく分かります。
おまけにブロードウエイの舞台でルス ウイルソンとの二人芝居の「コンステレーション」を今年の3月に上演、ここでも大きな反響を得て、ルスは舞台のオスカー賞のトニー賞を晴れて受賞しました。
さて新作「エべレスト」(15)の会見に現れたジェイクはポンパドールに近いおっ立った髪に髭もじゃと顔の殆どが毛に覆われ,その下で目がぎょろぎょろと光って居ると言うジャングルで暮らして来た人のようでもあります。最も髪の髭もしっかり手入れされ,高級そうなスーツに身を包み,ビバリーヒルズのシックなホテルに合ったスタイルなのですがどこからともなく原始的な身構えが感じられて,ああこれがジェイクの本能的なエネルギーなのだなーと感じました。
「僕が恐怖を感じるもの?この映画では高所恐怖症をコントロール下から,何とか無事に撮影を終えたが,やっぱり,自分が生きているという実感を持たないと言うのが一番恐いよね。瞬間瞬間を大事にして,自分の命を感じるという毎日を送りたいもの」
といつものように哲学的なのです。
「ネパールでの撮影は朝の4時に起きて全員でシャレーを出て,ケーブルカーに乗り,ヘリコプターに乗り,山を歩き,吊り橋を渡りとずーっと団体行動だったから,お互いに恐怖を共有し,キャンプを経験している実感があって,これは素晴らしいチーム意識を煽るロケだった。地元の人々が胸に手を当てて挨拶をするのも凄く良い習慣だと思ったね。僕らもすぐに取り入れて自然に対する畏敬の念,相手に対する尊敬の感情を表すようにした」
と常に真摯な姿勢を保ちます。
1980年12月19日ロスアンジェルス生まれ,父御は監督,母御は脚本家,姉御のマギーは女優と言う家庭に育ったせいで,もうアーテイストが血が脈々と流れているのでしょう。ちなみに母親のナオミ フォナーはリバー フェニックスがアカデミー賞候補になった「旅立ちのとき」(Running On Empty)(88)の脚本を担当しています。
「ブロークバック マウンテン」で共演して親しくなったヒース レッジャーと、この映画でヒースの妻を演じて親しくなって実生活でも結婚したミシェル ウイリアムズとの間に生まれた娘のマチルダ(ヒースが豪州生まれなのでこの名前がつけられました)のゴッドファーザーになると言う友達想いの面が好ましいですし、キルステイン ダンストなど色々と恋愛はあったものの現在は独身,ジャーマン シェパードのアテイカスとパグル(パグとビーグルの混血)のブーラドレーと言う愛犬2匹と仲良く暮らしているそうです。
どちらの名前もジェイクが大好きな映画化(62)になった小説「アラバマ物語」の登場人物の名前で,彼の叙情的な面が覗けてこれ又、微笑ましいではありませんか。
昨年は「ナイト クロウラー」(14)で餓鬼の様な顔で深夜に殺人現場などを撮影してはテレビ局に売るビデオカメラマンを激演,その後今年に入ってすぐボクサー役を演じて全身殴られての惨憺たる顔と体を見せた「サウスポー」(15),そして今はエベレスト登山に賭ける山男の役、とリミットに挑戦する役作りに凝り固まっている感のあるジェイク ギレンホール。
俳優としてスタート以来,型にはまらない役を選び続けているのがよく分かります。
「遠い空の向こうに」(99)でのロケット少年役は健気で心に残る熱演でした。
「ブロークバック マウンテン」(05)では,お互いにカウボーイの外側とゲイの内側を秘めてヒース レッジャーの恋人役を演じて,高い評価を得ました。
「エンド オブ ウオッチ」(12)では新米警官の手柄を立てたい一心さが今も心に迫って来る,激演を見せてくれました。
どれも情熱を込めての役ばかりで,ギャラが良さそうだから,大ヒットしそうだから,スーパースターや美人女優と共演出来るから,などど言う下世話な理由から出演してないのがよく分かります。
おまけにブロードウエイの舞台でルス ウイルソンとの二人芝居の「コンステレーション」を今年の3月に上演、ここでも大きな反響を得て、ルスは舞台のオスカー賞のトニー賞を晴れて受賞しました。
さて新作「エべレスト」(15)の会見に現れたジェイクはポンパドールに近いおっ立った髪に髭もじゃと顔の殆どが毛に覆われ,その下で目がぎょろぎょろと光って居ると言うジャングルで暮らして来た人のようでもあります。最も髪の髭もしっかり手入れされ,高級そうなスーツに身を包み,ビバリーヒルズのシックなホテルに合ったスタイルなのですがどこからともなく原始的な身構えが感じられて,ああこれがジェイクの本能的なエネルギーなのだなーと感じました。
「僕が恐怖を感じるもの?この映画では高所恐怖症をコントロール下から,何とか無事に撮影を終えたが,やっぱり,自分が生きているという実感を持たないと言うのが一番恐いよね。瞬間瞬間を大事にして,自分の命を感じるという毎日を送りたいもの」
といつものように哲学的なのです。
「ネパールでの撮影は朝の4時に起きて全員でシャレーを出て,ケーブルカーに乗り,ヘリコプターに乗り,山を歩き,吊り橋を渡りとずーっと団体行動だったから,お互いに恐怖を共有し,キャンプを経験している実感があって,これは素晴らしいチーム意識を煽るロケだった。地元の人々が胸に手を当てて挨拶をするのも凄く良い習慣だと思ったね。僕らもすぐに取り入れて自然に対する畏敬の念,相手に対する尊敬の感情を表すようにした」
と常に真摯な姿勢を保ちます。
1980年12月19日ロスアンジェルス生まれ,父御は監督,母御は脚本家,姉御のマギーは女優と言う家庭に育ったせいで,もうアーテイストが血が脈々と流れているのでしょう。ちなみに母親のナオミ フォナーはリバー フェニックスがアカデミー賞候補になった「旅立ちのとき」(Running On Empty)(88)の脚本を担当しています。
「ブロークバック マウンテン」で共演して親しくなったヒース レッジャーと、この映画でヒースの妻を演じて親しくなって実生活でも結婚したミシェル ウイリアムズとの間に生まれた娘のマチルダ(ヒースが豪州生まれなのでこの名前がつけられました)のゴッドファーザーになると言う友達想いの面が好ましいですし、キルステイン ダンストなど色々と恋愛はあったものの現在は独身,ジャーマン シェパードのアテイカスとパグル(パグとビーグルの混血)のブーラドレーと言う愛犬2匹と仲良く暮らしているそうです。
どちらの名前もジェイクが大好きな映画化(62)になった小説「アラバマ物語」の登場人物の名前で,彼の叙情的な面が覗けてこれ又、微笑ましいではありませんか。
2014 「ナイト クロウラー」激やせして目がぎょろぎょろ。 |
2015「エベレスト」 |
2015「サウスポー」レイチェル マックアダムス と。 |
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1999「遠い空の向こうに」 |
2014「ナイトクロウラー」 |
2005「ブロークバック マウンテン」ヒース レッジャー(左 )と。 |
2014 NIGHTCRAWLER |
2009 PRINCE OF PERSIA |
2013 PRISONERS |
2012 END OF WATCH |
2015 EVEREST |
2015「サウスポー」増量してもの凄い形相 |
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