WILDFIRES IN CALIFORNIA 2020

 WILDFIRES  IN  CALIFORNIA  2020

ヨットハーバー マリナ デル レイで。煙に包まれた黄色の太陽。











1800年頃 カルフォルニアの原住民のアメリカン インディアンはこの州の山々を「火の山」FIRE MOUNTAINS と呼んでいたそうで、夏から秋になると乾燥と雷などのために山火事が必ず発生していたそうです。

彼らの慣習をならってスペイン人たちは大火事を防ぐために人工の火事「コントロールド ファイアー」をいろいろな箇所で燃やしていたとか。


それから土地はアメリカとなり、開発が発達して「火の山」まで侵入して家やらゴルフ場が建てられ、毎年の山火事で災害に避難が年中行事になってきました。


毎年、毎年 スケールが大きくなって今年は歴史上最大、最悪の山火事が未だに延々と燃えています。


ちょうど8月の中旬、サンフランシスコに行こうとした時、北カルフォルニアで大きな火事が発生して1週間延期したのですが9月に入ってまたまた、さらに大きな山火事が次々と北でも南でも同時発生、おまけに隣接のオレゴン州、ワシントン州も巨大な森林火事とアメリカの西海岸は真っ赤になり、空気が世界一悪くなって、外出禁止。

この空気を吸うと20本の煙草を吸う以上に呼吸器官に悪いそう。

娘たちは家に籠もって奇怪な外の景色を眺めていますし、ロスアンジェルスももう2週間近く、まともな太陽が見られません。厚い煙に包まれておぼろげな、淡い黄色とかオレンジ色の妙な点と化しています。


ハンサムな州知事、ギャヴィン ニューソム GAVIN NEWSOM

は地球の温暖化のせいだと強調、昨日は首都サクラメントを見舞い訪問したトランプ大統領に、巨大なフォントの説明が入った動画を見せた後直接大統領に情熱的に訴えてましたが、「そのうち涼しくなるから」とトランプならではのお気楽反応しか出てきませんでした。

大きな飛行機やらヘリコプターを駆使しての消火作業を続けてますが まだまだ山火事は消えてません。

どうして、人工的に気候変更が出来るようになったとか、科学は進歩しているようなのに、一向に利用していないようですし、消防士が疲労困憊しているのを見てはどうして大々的にロボットを使わないのか、とワタクシは歯がゆい思いでいっぱいなのです。



消防士たち。ロボットに代えられないのかしら?





サン フランシスコの昼間の景色。
娘の家からの朝の景色。








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