JAPAN # 6 OFUNA & DINNER PARTY IN SHIBUYA
11月29日 (水)
朝のお散歩はまず、母が住んでいたマンションの近くの青木神社にお参り。以前は険しい階段をとっとと登りましたが、老齢の膝をかばって回り道をして神社の境内に。ここから富士山が綺麗に見えます。お祈りをしてから、いたち川を見てホテルに戻り、この日の朝食はお決まりの「ガスト」で、娘はモーニング ハンバーグ と ミニ サラダ、ワタクシはトーストとゆで卵、そしてトーストを追加しました。チーズがほしいのですが、ここにはありません。最後のパンはジャムを塗って完食。
駅ビルのルミネの眼鏡屋さんで娘のメガネを新調、お店を回り歩いて、ワタクシは黒い革のブーツを買い、それから「サボテン」で娘はとんかつ、ワタクシはカキフライ、ビールをお供に。
午後はワタクシはゆっくりと大好きな刑事ものシリーズの「相棒」の古いエピソードなど見て、娘は父親の家族と一緒に夕食、その前に買い物と早目にホテルを出て行きました。
4時過ぎにワタクシは渋谷に向けて出発、前回も渋谷付近のレストランを探すのに非常に手間取ったのでちょっと怯んでいましたがごった返す駅から宮益坂方面に何とか出て、目的のフランス料理屋「ビストロ ア ヴァン コダマ」BISTRO VIN KODAMA という隠れ家的なお店に到着。この夜のホステス、ゆみ子さんは既にお店の中でオーナーシェフのコダマさんと段取りなどを話しています。相変わらず落ち着いて、イン コマンドのゆみ子さんはトレードマークのお帽子に、お友達のお母様の手作りだというキラキラとスパンコールの縫い取りが付いたセーターを着て、お得意の巨大な星の指輪をはめています。
しばらくするとゲストが次々に到着、最初はおそらく粋な和服姿の谷口 かつひこさん、それから美女の著名人、朝倉匠子さん、一緒に現れたのが青い口紅がトレードマークのヴィヴィアン 佐藤さん、そして大学の後輩の石浜リツ子さんと旦那様のギャビン日野太郎さん、しばらくしてユミコさんのハズバンドのアーニー シンガー氏がちょびっと登場して、にこにこ笑ってから静かに姿を消されました。
テーブルの前に座った谷口さんがお食事が始まるとすかさず、白地に紅色の模様が入った素敵な手ぬぐいを出して、明るいベージュ色のお召し物を汚さないようにと胸からお腹にかけてカバーして、その仕草がとてもエレガントで感動。
右のお隣にリツ子さんはデザイナーでユミコさんとおそろいの巨大なパールのイヤリングやら、指輪をしているのをしょっちゅうフェースブックで見ていたので何となく旧知の仲の気分、大学は相当後輩なので共有の思い出など無し。
左のお隣は日野さん。シニアモデルだそうでお顔も体もしっかりとお手入れされて、おしゃべりも優しくて、まさに女性のエスコートにぴったりです。
ヴィヴィアンさんは見るからにアーテイストでしたが、濃いメークの下から繊細そうな表情が見て取れました。
初めて会う方ばかりでしたがサプライズ ゲストとして、ニューヨークでよく一緒にお食事をした服飾家のケン青木さんがお食事後に現れて「おー懐かしや」とハッグを交わしたのでした。
お食事はまず、シャンペンで乾杯、シャルキュトリー CHARCUTERIE と呼ばれるパテ、チーズ、プロシュートをつまみます。レンズ前のサラダは上に半熟のゆるい卵が乗ってそれをかき混ぜて頂きます。大好物のサラダ ニソワですが、どうも寒い夜にはあまりサラダに誘われません。もちろん全部パクパク頂きましたが。
セップ茸のリゾットのベースはライスではなく、パスタの種類のリゾーニで、これ又、美味しく炊けていて、とろとろと口の中で溶けてしまいます。
この夜のハイライトは、カスべ (お魚のエイ)、ローストしたエイのお肉の上にベーコンやら、香辛菜を乗せて、ダイナミックにお皿に盛り付けてあります。なぜか コダマシェフがさばくのを拒否したため、ゆみ子さんが勇んで取り分けて、ワタクシは初めて頂きましたが、コクがあって、リッチで、その上軟骨の美味しいこと! 骨粗鬆症で骨が弱いワタクシには最高の食べ物ではありませんか。
リツ子さんは色々よくご存知で「カスベは少し時間が立つとアンモニア臭が出るので ものすごく新鮮でないとこんなに美味しくは出来ないのよ」と説明してくれます。
お次は牛肉の頬肉、赤ワイン煮。グラタン仕立て、というシェパードパイのようなリッチなお皿が現れ、これもホクホク暖かくてとても美味しいお料理でした。
デザートの記憶は全くゼロ。激しく楽しい会話が行き交って、その頂点でワタクシはおそらく得意になって喋りまくったに違いありません。ワインを重ねて、ハリウッドゴシップに(生きているように見えるのでしょう)話題が集中して昔の見たこと聞いたことを話し続けて、食べたものも実はリツ子さんのフェースブックのページを見て思い出している始末。
皆さんのわくわく感が写真からも感じられると思います。
お料理の写真は全てリツ子さんから。
ワタクシはホテルに帰ってきたと娘がテキストして来たので、あまり長く歓談せずに、ゆみ子さんにお礼を言って、お店からてくてく渋谷駅まで歩いて電車に乗って帰ってきました。
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賑やかな宴の席。 |
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左から、朝倉さん、谷口さん、ゆみ子さん、ヴィヴィアン、リツ子さん、ワタクシ、ギャヴィンさん。 |
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朝倉さんはワタクシの胸に憧れているそうです。 |
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もう一枚。 |
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粋でダンデイーな谷口さん。 |
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ホテルの部屋のドアーの火事用パック。 |
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ケン青木さんと久し振りのハッグ。青木さんショックでのけぞる。 |
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眼鏡屋で。 |
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何となく気が合う谷口さん。 |
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朝倉さん、谷口さん、リツ子さん |
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照れているような、困惑気味の青木さん。 |
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朝の青木神社、もうこの階段は登れません。 |
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ケン青木さん |
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ゆみ子さんとアーニー |
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「さぼてん」でとんかつ。 |
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ヴィヴィアンさんの存在感! |
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ヴィヴィアンのメークアップ! |
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新しいメガネをチェックしている娘。 |
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青木さん。 |
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ギャヴィンさん。 |
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「さぼてん」のメンチカツとカキフライ |
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白と黒でオソロの青木さんと。 |
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メガネ屋さんで。 |
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久しぶりの再会にハッグするワタクシに照れている青木さん(後ろはウェイター) |
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ワタクシが帰った後の集団写真、白けた顔の青木さんがおかしいです。 |
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「さぼてん」とんかつは娘の大好物。 |
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大学の後輩のリツ子さんと。 |
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ゆみ子さん、リツ子さん、アーニー |
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お洒落なギャビンと。 |
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オーナーシェルのコダマさん(右)。(ネットから) |
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ビストロ コダマの店内 (ネットから) |
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エイ、又の名をカスベ(特に北海道で)(ネットから) |
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「シャルキュトリー」パテ、プロシュート、チーズ、パン。 |
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牛頬肉の赤ワイン煮 グラタン仕立て |
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サラダ ニソワ |
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セップ茸のリゾット(ライスでなく リゾーニを使ってます) |
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レンズ豆のサラダ。半熟の卵が乗ってます。 |
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この夜のハイライト。カスべ(エイ)のロースト。軟骨が美味しいのです! |
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