PANAMA CRUISE #9 PUNTARENAS COSTA RICA
10月8日(水)
朝5時に目が覚めてしまってバルコニーに出ると陸が見えたので娘にテキストしたり、色々オンライン利用をします。
今日は今回始めてのエキスカージョン(ツアー、学校の遠足みたいなニュアンス)があるので6時半にビュッフェに行ってミュースリを食べていると隣にカナダはサスカッチワンの男性が来てとりとめのないおしゃべり。部屋でまだぼーっとしているハンスにデーニッシュ(甘いパン)とコーヒーを持っていきます。
8時出発ですが降りるのに時間がかかったり、バスを探すのに手間取って結局ワタクシ達の緑色のバスが出発したのは8時半頃、若いガイドはファンJUAN (ドン ファンと同じ)、運転手さんはローマン ROMAN 、乗客は約60人、トイレが付いていますが、小さい方だけにお願いします、とファンが注意します。
まず海辺を走ってコスタリカがいかに豊かな自然を守っているか、南米でも植物、草木、動物の種類が最も豊富、今は雨季、などと達者な英語で説明。道路際の家はほとんど掘っ立て小屋のようで経済的にはまだまだローレベルのようです。
大型トラックがひっきりなしにビュンビュンと通る街道際の果物屋によってここで地元の果物の説明、面白かったのは黄色いパンフルーツをグツグツ茹でるとパンのようになって、これをパン代わりに食べるそう。ここではトイレを提供していたので様子を見に行くとかなり清潔なトイレで、横の畑には極彩色の洗濯物がひらひらと風になびいていました。
途中の緑あふれるレストランではサトウキビを絞ってジュースにする手伝いをしたり、ローカルの生産物の説明を聞きます。
ジャングル、密林と呼ぶのにふさわしい、密な森林を見て暫く行くとこの日のハイライト、クロコダイル 川下りです。
「ウエルカム ドック」という門をくぐって川岸に行き、かなり大き目のボートに全員乗って、今度はもっと英語が達者な若者がガイド(名前失念)、ジョーク交じりの説明もスピーデイーで泥混じり、不透明の水の川に乗り出します。
クロコダイルは自分のテリトリーを守るためにどこに親分が住んでいるかなどをガイドは知っていて、まず大親分で最も大きい、その名も「オサマビンラーデン」の近くに寄ると、ヌスーッと出て来ました。泥と同じ色なのでカモフラージュになっていて動くまで分かりませんが水から出て岸に這い上がるとやはり圧巻の存在感です。子どもが多いいためにアンジェリーナ ジョリー、胸が大きいのでキム カダシアンなどとニックネームが付いていてローカルでの人気が分かります。約1時間のクルーズで10匹(?)ぐらい現れて大満足。
鮮やかなピンクのフラミンゴに似た鳥はスプーンビル(?)SPOONBILLS と言って、エビをたくさん食べるためにピンクになるそう。
他にもたくさんのエキゾテイックな鳥類を見ることが出来ました。他の船と接近したりすると同じクルーズのゲストだったりして挨拶など交わします。
船から降り、ぬかるみの地面を歩いて昼食となったのですがこれが巨大なビルデイングで中にはセルフサービスの不味そうな食べ物が並ぶレストランと購買意欲がすぐに無くなるような大規模のお土産屋が入っていて、ここで食べなければならないと分かってワタクシはかなり不機嫌。
川の側の自然に溢れた食堂とかもっとローカルの特徴を活かした食べ物を食べたいのに、突然ツーリスト地獄のような場所に連れて行かれて選択の余地もなく、おまけに義務で踊っている女の子たちのつまらない群舞も哀れっぽく、建物は牢屋のような鉄柵で囲まれ、もう雰囲気ゼロ。
トレーを持って、暖めすぎてぐったりの野菜やらビーフのごった煮料理と地元の缶ビールをピックアップし、義務ダンスを横目に見て、窓際の席に座って渋々食べたのでした。
お土産屋に入ってみると全て米ドル表示で、バカ高く、全然買う気が起こりません。
3時過ぎ船に戻って奥に直しにビュッフェに行って、隣りに座っていたベルリン出身のヨアヒム JOACHIM GENSECKE とアメリカ人のワイフ、ダイアン DIANE とおしゃべりしながら、フルーツとスゥイーツを頂きました。
7時の劇場の演し物はロス出身の黒人二人、アルフレッド アンド シーモア ALFRED & SEYMOUR のコメデイー、普段なら悪態混じりのトークをするでしょうがシニア用に編集したトピックがそれなりに面白く、一人が警官に扮して尋問する場面などゲラゲラ笑えました。二人のクルーズに合わせての題材を見せる努力がやはりプロなのだなあと感心。
8時にブッフェに行って夕食、ワカモリ、チーズ、ビーフにマッシュポテトと言ったおなじみの食べ物にステラ ビール、この夜はやけに混んでました。
部屋に戻ってからの映画はピーター サースガード PETER SARSGAARD 主演の「クープ!」 COUP! (23)、シェフと彼を雇う立地なジャーナリストのブラックコメデイーでスマートな掛け合いが楽しめました。
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| ワニ川下り。ウエルカム バック でなくドックなのがおかしい。 |
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| 見るからにジャングルの中でジメジメしています。 |
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| 川下りを終えた後のショット。左側のおばさんたちとは別のグループでした。 |
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| クロコダイル リバー ツアーの入口 |
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| 巨大な商業主義のビル。歓迎の音楽隊と老人カップル |
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| ほんとに最悪な場所なのです。 |
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| 一応いつものポーズを付けてます。 |
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| 「ナントカの庭」などと歌っていますが。 |
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| このフードエリアで食べ物を選んでピックアップ。 |
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| 中で働く女性たちは笑顔ナシで機械的に動いています。 |
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| まるで牢屋のように鉄格子の中で食べます。 |
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| ちょっと寂しいローカルダンス |
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| ワニボートから上がってきた時。 |
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| かなり長いボートでの川下りでした。 |
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| おそらくオサマビンラーデン! |
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| ガイドが指摘しないとよく見えないカモフラージュカラーのクロコダイルたち。 |
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| 泥水の中からにゅー! |
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| これはアンジェリーナ ジョリーかも。 |
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| 見事に美しい?アンジェリーナ。 |
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| 海に続く川の辺り。 |
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| 本当に泥カラーです。 |
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| よく見えないと踏んづけそうです。 |
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| クロコダイルのハンドバッグなど絶対に欲しくないですよね。 |
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| 結構急な流れを行くボート。 |
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| ここでシュガーケインのデモを見たのですがこういうレストランでランチが食べたかった! |
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| サトウキビから甘いジュースを絞り出す古めかしいマシーン。 |
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| ガイドのジュアンがパンフルーツを説明。 |
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| フルーツ屋さんの裏にトイレがあって、そこに行く途中のカラフルな洗濯物 |
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| 南米は全てが極彩色。 |
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| この黄色いフルーツを茹でるとパンの代わり。 |
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| 並べてある食物は何でも食べるハンス |
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| スイカばかり見えますが。 |
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| 横はダンプトラックがガーガーと通過する街道です。 |
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| バランスを取るとこういうポーズになるハンス。 |
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