PAUL   BETTANY


ラッセル クロウの相手役を続けて好演して,ぐんと評価を上げたポール ベタニー。ラージャー ザン ライフ,大げさな大物を演じる事にかけては,今他に見えないクロウを引き立てながらも,しっかり演技を光らせての
「ビューテイフル マインド」(01)での幻の親友役,
2006  「ファイヤーウオール」  (ハリソン フォードの敵役)
「マスター アンド コマンダー」(04)では剛胆なクロウ船長を陰日向に支える船医の役。英国の海軍の愛国心と海への愛情,誇り高き大英帝国の制服などなど私めの大好きな映画のひとつです。ちと太めのクロウの横で,スレンダーなポールが良いコントラストを見せてました。

1971年5月27日英国はロンドン生まれ。両親も祖母も俳優と言う家に育ち,演劇学校からロイヤル シェイクスピア カンパニーの舞台,と王道を進みました。
映画デビューは「ベント」(97),すぐに主演作が舞い込みます,「ギャングスター・ナンバー1」(00)で,殆ど白子のようなブロンドに長身が,どこに居ても嫌でも目立つ武器となって、ハリウッドで重宝されます。

おまけに「ビユーテイフル。。」で共演したジェニファー コネリーと恋に落ち,03年に結婚。金髪と黒髪の美男美女カップルとして,絵になる存在になってます。

「子供には英国のアクセントと文化を教えて行きたい。ニユーヨークに住んでいるから,大西洋をひとっ飛びでロンドンに行ける」
とやはり祖国への愛情は強いようです。

「ダヴィンチ コード」(06)や「プリースト」(11)などでは,ブロンド髪を異常性に利用した悪漢なり,超現実の世界の神父など怪演して,このまま怪奇俳優になるのでは!と心配しましたが,「ヴィクトリア女王」(09)などでは時代劇の衣装がよく映える貴族といったエレガントな役も手がけて,オーソドックスな英国アクセントも格調を加えています。

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