JOEL KINNAMAN 2016

JOEL  KINNAMAN    2016


スウェーデン人は本当に背が高くて,西洋の基準の美男美女が多いいのです。昔はそれでも内気で,恥ずかしがり屋が多いいという評判があって,あれ程のプロポーションとルックスを持っても控え目という,健気なバランスを保っていましたが最近はガッツが備わったのとグローバルな動きのせいか,スウェーデンの俳優がぞろぞろハリウッドにのして来て,大活躍中なのです。
ジョエル キナマン もそのひとり。
母国で既にアカデミー賞に匹敵する賞を獲り,アメリカに来て得た役はカルト的人気を博したテレビシリーズ「ザ キリング」(11−)のアブナイ刑事の役でした。同じ部署に働く上司の女性刑事のミレーユ エノスと組んで捜査に当たるものの,ドラッグ中毒の過去はあるわ,突然行方不明になったりのトラブルを起こす困った刑事で,姿形が優しいミレーユ刑事が色々心配したり,世話をしたりと母性本能を見せるの場面も印象に残っています。

ほとんどの俳優はオーデイシオンに落ちた役に付いてはタブーのように語りませんがジョエルは「マッド マックス4」(13)と「マイテイー ソー」(11)の両方の主役に挑戦し,どちらも最後まで残っていたそうです。
「「マッドマックス」ではトム ハーデイーが最後に役を仕留めた。僕より年齢を感じさせる俳優を選んだと説明されたがね。「マイテイー ソー」はクリス ヘムスワースが獲得したが最初はスカンジナビア人を狙っていて,最後のオーデイシオンでナタリー ポートマンと絡む場面に僕は他の仕事で行かれなかった。残念だが運とタイミングが俳優の宿命だからね」
と透明な感想を話すあたりが彼の人柄の良さと育ちの良さを見せているようです。

結局ジョエルは「ロボコップ」(14)の主役と言う大役を得て, キン肉マン化して行きます。87年にピーター ウエラーが演じた同題の映画の続編と言えましょうか。

ジョエルは1979年11月29日にスウェーデンのストックホルムに、チャールズ ジョエル ノードストロムとして生まれました。
父親はアメリカ人ですがヴェトナム戦争時にスウェーデンに移住,現地の女性と結婚して姉弟が5人居るそうです。

大人気の新作「スイサイド スクワッド」(16)ではリック フラッグ ジュニアと言う米軍の大佐役,運命の不思議な巡り合わせで,最初はこの役はトム ハーデイーが演じる筈でしたが仕事のスケジュールのためにジョエルに役が回って来たのでした。

この時のツーショットをご覧になるとジョエルの筋肉の凄さがよくお分かりになる筈。シャツの袖の部分が動きづらいほどにきつそうではありませんか。

小さい頭と顔に長身ゆえ,ほとんどアンバランスなほどの肩から二の腕にかけての筋肉が目立って,まだロボコップの姿が思い出されます。
「映画の中で威張って歩くのをターミネーター ウオークと呼ばれたがそのうち、無意識にターミネーター歩行をするようになってしまった」

次は「オルタード カーボン」(Altered Carbon)(17)と言う25世紀の殺人,復讐ドラマに主演します。又筋肉バデイーで登場するのでしょうか? 楽しみです。

2016  SUICIDE SQUAD


2013  THE KILLING
「ザ キリング」で上司役のミレーユ エノスと。


2016「スイサイド スクワッド」の大佐役

「ザ キリング」危ない刑事と彼の世話をやく女刑事の上司

2015。リアム ニーソンの娘婿役

2014「ロボコップ」顔が穏やかなのが良いです!


2015「ラン オール ナイト」左はリアム ニーソン


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