MICHELLE WILLIAMS 2016

MICHELLE  WILLIAMS   2016

激情に悶える女性の役を演じると当代随一のミシェル
ウイリアムズがまた、また、悲劇のヒロインを演じています。ケーシー アフレック(ベンの弟)と共演の
「マンチェスター バイ ザ シー」(16)という映画で、おそらく今年の賞シーズンで二人とも注目されるでしょう。

トロント映画祭の会見に現れたミシェルは、トレードマークのショートヘヤー(かなりプラチナブロンド)にルイ ヴィトンのエレガントなドレスと、どかっとした長靴風ブーツ、と(スターにしては)地味目、控えめに着こなして、表情もどことなく寂しげなのです。ちなみにミシェルはルイ ヴィトンの広告のモデルとしても知られています。

ミシェルの名前が出ると必ず、ヒース レジャーの悲劇が出てきてしまいますが、もう彼の急死から8年、2008年にヒースがドラッグ過剰死した時、二人の間の一人娘、マチルダ(ヒースの祖国のシンボルの名前)は2歳半でした。  以来、ミシュエルもスパイク ジョーンズ、ケアリー フクナガ、ジェイソン シーゲル、最近ではジョナサン サフラン フォアなどの監督や俳優と交際していますが長続きは難しそうです。

最も印象に残っている映画はやはりヒースと出会った「ブロークバック マウンテン」(05)でしょう。ヒースとジェイク ジレンホールはお互いにカウボーイというマッチョな仕事をしていながら、秘めたゲイの情事に溺れて行き、ミシェルはヒースの妻として、楚々とした暮らしを続けるのです。オスカーやゴールデングローブ賞の候補にもなった、演技力を見せました。
「ブルー バレンタイン」(10)は、ライアン ゴスリングと組んで、壮絶な夫婦の性愛を見せてましたし、
「マリリン7日間の恋」(11)ではマリリン モンローに扮して、ロンドンで雇われたお付きのエデイー レッドメインと短い逢瀬を楽しむという映画で頑張ってました。
「マリリンのことを9ヶ月間、色々リサーチして理解したのは、彼女はまったく普通の歩き方をして、普通の声で喋る平均的な女性だったものの、一旦、カメラを向けると途端にあのセクシーなマリリンに豹変してしまうということ。本能的なものなのでしょうね」
と、宇宙の隅々まで知られているマリリン モンローを演じるプレッシャーを果敢にかわしての返答をしてきました。


役の重荷を遠ざけるのには、車の窓から首を突き出して、風をもろに顔に当てるのが一番、犬みたいにね! と笑ってました。

1980年9月9日、モンタナ州のカリスベル生まれですが育ったのはカリフォルニア州のサンデイエゴ、父親は株の取引、母親は専業主婦、3人の兄妹と安定した家庭に育ち、9歳の時に見た舞台に感動して、女優を志すようになったとか。

控えめで、知的なミシェルはトップの男優たちの相手役候補のトップ10というモテモテ女優でもあるのです。

話題作を載せて見ましたが、例によってレイアウトの写真が勝手に動いてしまい、順不同の混乱になってしまいました。
それでも05年のミシェルの放つセクシーで奔放なエネルギーが他の写真では感じられないのが、ちょっと寂しい現実です。
2016  MANCHESTER BY THE SEA  妙に老けた感じがします。
2005  BROKEBACK MOUNTAIN
2013  「オズ 始まりの戦い」

2005 「ブロークバック マウンテン」で(ゲイのカウボーイ役の)ヒースと結婚式
2016「マンチェスター。。」でケイシー アフレックと。
2005「ブロークバック マウンテン」
2005 ヒース レジャーとジェイク ジレンホール
2010「ブルー バレンタイン」ライアン ゴスリング と。
2011「マリリン 7日間の恋」
2011「マリリン。。」左はエデイー レッドメイン。
2016「マンチェスター。。。」のミシェル。

ミシェルのなんとなく疲れているような、うつろな表情が気になりました。








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