JEFF BRIDGES 2018

JEFF  BRIDGES   2018


毎年、ゴールデングローブ賞の直前に功労賞のセシル B
デミル賞の発表があります。
今年はなんと、ジェフ ブリッジェス。
「デュード」の受賞です。
何度も彼のことを書いているので、今更の追加もないのですが、映画に出る度に大好きなカメラを持ち出して、共演の俳優やら、クルーのポーズしていないショットを撮影しては、記念の本にして関係者やマスコミに配ってくれます。
今年は「BAD TIMES AT THE EL ROYALE」(18)という映画に出て、いつものように写真アルバムをプレゼントしてくれました。

ずっと前にリチャード ギアも同様に中国の思い出を写真アルバムに綴って配っていたのを思い出しました。どの写真も大ボケで、それは芸術的な撮り方だったのですが、それでもたまにははっきりした写真があったほうが見る方にとっては楽しいな、と思ったりしました。

ともあれ、おめでとうございます。
1月6日の受賞スピーチが楽しみです。

以前に書いたページを又ご覧に入れましょう。
かなり長いのですが、いつものように記録の目的なので悪しからず。



aturday, March 31, 2012




JEFF BRIDGES



ジェフ ブリジェスの「ビッグ リボウスキー」(98)は最高.ああいう変な男をするとジェフの枯れた感じと大味な人の良さが活きるのでは と思います。
父親にも兄貴のボーにも会った事がありますがこの一家は実にひょうひょうとしていて芸能人の粘っこい 見せびらかし志向が全くなく さらりと気持ちがよいのです。
オスカーを穫った「クレイジー ハート」(09)でのアル中ぶりも演技ではなく
本人そのもののようでリアルでしたし カントリー歌手の役にすっかりはまって
しばらく全米ツアーなどに出たり。

写真を撮るのが大好きで映画に出るごとにスナップショットを集めた写真集をプレゼントしてくれますし 絵もお上手でさらりとスケッチしたカードなども受け取りました.愛妻家にして子煩悩で自然体のチャーミングな人となりは年とともに
2010 TRUE GRIT
1989  ごろ   ELLEN BARKINと。
ますます円熟の域にさしかかっているよう.今年の12月4日(わたすの娘と同じ日だ)に63歳になるジェフは「パブロ」と言うアニメ/ドキュメンタリーでキューバのアーチストをアンデイー ガルシア、彼はナレーターをするとか。



もっとたくさん昔の写真がどこかに隠れていますから 見つかったら載せます。



JEFF  BRIDGES   2017

ジェフ ブリッジェスは、プライベートの時間でも、トレードマークの「デユード」に成り切っています。
自分でも「わしはデユードだからな。。」などと言い訳している始末。
Dude  はご存知のようにジェフがスターになった、コーエン兄弟監督の映画「ビッグ ルボウスキー」(97)での役の名前で、
どしんとあぐらをかいて、焦らず、悠然と間違った行動をしているような男性の意味です。

1昨日(8月3日)のインタヴューは
THE ONLY LIVING BOY IN NEW YORK (17)という映画からで、ジェフはニューヨークに住む賢い助言を発するアル中の物書きという十八番の役で、主演の大学を出て彷徨う若者(カルム ターナー、英国出身の若手)に色々と人生の味わい方などを指導するのです。
若者の父親を、元007のピアース ブロスナン、そのガールフレンドをケイト ベッキンセールとグラマラスな美男美女が顔を出し、若者とケイトがロマンスを発展してしまうという、都会派ロマンス ドラマと言えましょうか。
題名はサイモン アンド ガーファンクルの歌からとっています。

さて、ジェフは子供たちが巣立ってしまい、大きな家を手放して、少し小さな家に移ったそうで(それでも大邸宅でしょうが)、ここの庭に、イタリーなどでシニアがよくしている「ボーッチ ボール」Bocce  というゲームのコートがあったため、目下このゲームに熱中しているそう。
その他にも、写真、音楽、絵画、散文、などはプロ並みで、映画の度に写真集を作って共演者やクルー、家族、マスコミ、などに配っては、にきにきとしている、豊かな趣味人なのです。

昨年オスカー候補になった「ヘル オア ハイウオーター」の宣伝イベントがテキサス州オーステインであった時、偶然入ったクラブで、ジェフが飛び入りで、その夜の目玉スター歌手のギターを横取りして、自作のカントリー音楽をかき鳴らし、ザラザラした声で歌い、踊っていたサプライズのステージを目撃したと書きましたが、相変わらず、マイペースで、毎日を愉快に暮らしている様子が覗けました。

1949年12月4日、ロスアンジェルス生まれ、父御は有名な俳優のロイド ブリッジス(1913−1998)、母御も女優、兄貴も俳優のボー Beau(1941年生まれ)、妹のルシンダは画家、と芸能一家に育ち、妻はスーザンという写真家で、1977年に結婚、ハリウッドでも貴重なおしどり夫婦(なんとも古ったらしい表現ですが)、美しくて健康な娘が3人という、極めて安定した、幸福なファミリーに恵まれた、我らがデユードなのです。

ジェフの作品の中でも特に好きなのは、
「タッカー」(88)
「恋のゆくえ」(89)Fabulous Baker Boys
「フィッシャー キング」(91)
「ワイルド ビル」(95)「白い嵐」(96)    「マンハッタン ラプソデイー」(97)
「ビッグ リボウスキ」(98)
「シービスケット」(03)
「ドア イン ザ フロア」(04)
「クレイジー ハート」(09)オスカー主演賞受賞。
「トルー グリット」(10)
「ヘル オア ハイ ウオーター」(16)
などでしょうか。
ジェフが画面に出てくると、なんとなく安心感が漂って、ホッとしますよね。それが彼の俳優としての財産のひとつでしょうか。
この他にも山のようにジェフとのツーショットがどこかの お宝ボックスに眠っています。いつもの弁解ですが。。。

2017  AUGUST     THE  ONLY LIVING BOY IN NEW YORK


BOCCE  GAME ネットから。

2003   SEA BISCUIT


1998  BIG LEBOWSKI    JOHN GOODMAN (LEFT)

2009  CRAZY  HEART


2010   TRUE  GRIT

2017  THE ONLY LIVING BOY IN NEW YORK   CALLUM  TURNER ( LEFT )


2016   HELL  OR  HIGH  WATER

2010  TRUE  GRIT

1994  BLOWN   AWAY       LLOYD BRIDGES ( LEFT )

1991  FISHER KING       ROBIN WILLIAMS ( RIGHT )


お互いにとびきり若い頃。

Wednesday, July 27, 2016

JEFF BRIDGES IN AUSTIN TEXAS JULY 25 2016

JEFF BRIDGES  IN AUSTIN TEXAS JULY 25 2016

「ヘル オア ハイ ウオーター」(16)のプレミアの後、大雨の中をタクシーを拾って「コンテイネンタル クラブ」にカントリー歌手のデイル ワトソンのライヴを見に行きました。
1時間位デイルの演奏を楽しんでいたら、ダンスをしている人の中にクリス パイン そっくりの若者がいて、見れば見るほどに彼そのもので、面白いなーなどと思って居ると、突然舞台にジェフ ブリッジェス が出て来て、何やらもそもそとデイルに話しかけ,彼のギターを受け取って、バンドと軽く打ち合わせをして、じゃんじゃんとギターをかき鳴らし、唸るというか、だみ声で歌い始めるではありませんか!
その何とも言えないジェフらしい、ちょっと酔っぱらったトーンがデイーン マーテインのような、(デイーンの様な素晴らしい声ではありませんが)パーフォーマンスは観客にもうつって,会場は大騒ぎ,彼の舞台をアイフォーンで撮ったのですが,フェースブックには載せる事が出来たものの,余りにメガバイトとかが大きくてメールには載せられず,結局削除してしまいました。
そしてクリスそっくりさんは本物のクリスで,そこらにいる女性を取っ替え引っ替えダンスしています。その上手なこと! 60歳代の眼鏡の女性も誘って,リズムもぴったりあって踊ります、若い女性はクリスと分かって大喜びでステップを踏みます。
兄弟役のベン フォスターもドリンク片手にジェフの唄に合わせて体を揺すっています。
3曲ばっちり,唸って弾いて,大活躍のジェフが舞台から降りてもクリスは踊り続け,ジェフはバーで何やら飲んでます。
何とも映画の中のワンシーンの様な光景でした。
夜中に外に出るとクリスがよく歩けないほど酔っぱらってベンが彼の体を支えて迎えの車に入れています。
そして、私たちがタクシーでホテルの戻ると又、クリスがちょうど車から降りて,まだ飲み足りないと言うようにだだをこねて、シャツを脱いで上半身裸になったりのコミカルな行動を取ってました。
クラブの外にも、ホテルの外にもパパラツイはゼロ,目撃者はお付きの人々に私たちだけという,クリス酔っぱらい劇をたっぷり観てしまいました。

そして翌日,スター ヒル ランチと言うオーステインから50分のところにある牧場でのインタヴューに現れたクリスは「全く昨夜のことを覚えてない!テキーラはどんなに飲んでも二日酔いにならないのを発見した」とにこやかな笑顔で話していたのです。
7月25日プレミアに行く間の突然の風
 


デイル ワトソン 演奏の合間に地元にビールの宣伝をします

飛び入りのジェフ ブリッジェス コンテイネンタル クラブ



ダンスの合間に休憩中のクリス パイン。

コンテイネンタル クラブの古いポスター

「ヘル オア ハイ ウオーター」のジェフ ブリジェス

インデイアンのパートナーとランチの場面,お婆さんのウエイトレスが秀逸!

犯罪者の兄貴のベン フォスター(左)と弱気の弟クリスの兄弟

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