MUNICH DAY 2 SCHWEINSHAXE DINNER
MUNICH DAY 2 SCHWEINSHAXE DINNER
7月8日(月)
薄ら寒い小雨の朝 ミュンヘンの整った道路に妙に感心しながらお散歩。まだあの暑くて、道路も階段も表面がゴロゴロのシシリー島の印象が残っていて、ドイツの整備された街に何度も頷いてしまうのです。
帰ってくるとアルメニア人のお手伝いさんのアンナがフルーツミックス、それも、マンゴ、パパイア、パイナップル、ブルーベリー、ボイズンベリー、キーウイー、ペアー、桃と言ったドイツで買うには高価な熱帯産のものが多くて、りんご、とか、バナナ などの普通の安いものが入ってないラグジャリー なタイプをテーブルに用意してくれてます。
ローターとコニーはミュンヘンの社交界の花形で、親戚には貴族もいるハイクラスのカップル。
ですから、この家でも湖の畔の別荘でも素晴らしい食器や銀器を惜しげもなく使います。この際 惜しげもなくというのは 所有しているということより、毎朝、どんな時でも
銀器のセッティングやミルク入れ、など細かい用具も食器も
すべてテーブルに出すという習慣で、庶民は洗う、磨く、ミルクやジュースをカートンのまま出す、という怠慢な近道をしないということです。
そして、食器棚に入っている食器の種類と数!
50人ぐらいのパーテイーなら同じ柄の食器でフルコースを出せるという余裕のスペースが凄いのです。
ゆで卵のスプーンは貝殻製(うちではプラステイック!)
フルーツボウルの後は、ほとんどが穀物だというつぶつぶが凄いパン、ババリア名物のプリッツエル、美味しいハム、チーズ、ミニトマトに繊細な器に入った素晴らしい味のバター!
タオルミーナのホテルの朝食のクオリティのはるか上の
特級レベルの食べ物ばかり。
お二人は毎朝交互にプライベートのトレーナーについて1時間エキササイズ、週に3回だか4回のテニス、湖での水泳、乗馬などを欠かさず、博士号・医師の資格をもってお仕事に励み、ソサエテイーのイベントにはエレガントな服装で臨み、外国旅行にも頻繁に行くというハイレベルのライフスタイルをノンシャランにこなしています。
そしてこれが大事ですが全くエリート意識を見せずに、いとも気楽に昔の友人達を歓待する人生をポジテイブに送っている姿勢が素晴らしい!
さてコニーはそそくさとお仕事へ、ロターとハンスはミュンヘンの中心から車で約2時間の湖の別荘はものを取りに行きます。最初はそこに泊まってみんなで泳ごう、という予定だったのですが何しろ寒い上に雨模様で中止。
私はやっとひとりでの行動ができると張り切って市内へ行って、いつも参拝?する市庁舎の時間になるとお人形が出てくるマリエン プラッツ、MARIENPLAZE そこから、毎年おなじみのお店やら公園に行って、疲れるとベンチで観光客や地元の人々を観察、中央駅に行って日本の円をユーロドルに換えたり、高級デパートに行って流行をチェックしたり、庶民デパートに入って日用品を探してみたり、屋台のさくらんぼやマッシュルーム(フィファリンガー、又はシャントレル))を見ては
あ、旬なのだなーと気がついたり。
独り歩きほど自由気ままで楽しいものはありません。
ラーメンぽいものが食べたくなったので中央駅の中にある中華屋台で鶏そばを注文、唐揚げの鶏が乗っているおそばでしたが十分満足。
3時頃さすがに疲れたのでローター邸に帰ってしばらく読書などしているとハンスとローターが戻ってきました。
近くの有名なレストラン、フランシスカナー FRANZISKANER で夕食が決まってローターと私は歩いていきました。ハンスとコニーは車、私達が大好きな豚のスネのロースト、シュワインハクセ SCHWEINSHAXE が美味しいと評判のババリア料理専門のお店です。
実際のところ、ババリアに住む人も友人たちもこのお料理があまりにも原始的と言うか、カロリーが高いために敬遠している傾向があってもちろんローターもコニーも違うお料理を注文、ハンスはこのお店のレバーケース LEBER KASE がとびきり美味しいとローターに言われてそれに決定、私だけがスネのローストをオーダーしましたがもちろん巨大な塊なのでハンスと分けて頂きます。
ドイツ料理の突き合わせのクヌードル(メリケン粉の塊のような食べ物)を避けて、グリルド ポテトにしてもらい、それが違う容器に盛られてきたためでしょう、スネ肉の塊が グレイビー ソース に浸って出てました。
そのために切り分けた皮やお肉がソースに浸かってしまって
お味が濃くなってしまいます。
いつもですと、パリッとした皮、その下にある真っ白な雪のような脂肪をソース味なしに楽しめるのですが今回は極端に説明すると「おでん」のように汁の中。
ま、それでもサルベージして美味しく頂きました。
ビールはピルゼン、私はババリア名物の白いビール、ヘイファーベイゼンは好きではないので、いつも透明で清らかな味のタイプを好みます。
余りにリッチなメインコースを殆ど残さずに頂いたので デザートの余地無しで帰りはハンスと二人で歩いて帰りました。
7月8日(月)
薄ら寒い小雨の朝 ミュンヘンの整った道路に妙に感心しながらお散歩。まだあの暑くて、道路も階段も表面がゴロゴロのシシリー島の印象が残っていて、ドイツの整備された街に何度も頷いてしまうのです。
帰ってくるとアルメニア人のお手伝いさんのアンナがフルーツミックス、それも、マンゴ、パパイア、パイナップル、ブルーベリー、ボイズンベリー、キーウイー、ペアー、桃と言ったドイツで買うには高価な熱帯産のものが多くて、りんご、とか、バナナ などの普通の安いものが入ってないラグジャリー なタイプをテーブルに用意してくれてます。
ローターとコニーはミュンヘンの社交界の花形で、親戚には貴族もいるハイクラスのカップル。
ですから、この家でも湖の畔の別荘でも素晴らしい食器や銀器を惜しげもなく使います。この際 惜しげもなくというのは 所有しているということより、毎朝、どんな時でも
銀器のセッティングやミルク入れ、など細かい用具も食器も
すべてテーブルに出すという習慣で、庶民は洗う、磨く、ミルクやジュースをカートンのまま出す、という怠慢な近道をしないということです。
そして、食器棚に入っている食器の種類と数!
50人ぐらいのパーテイーなら同じ柄の食器でフルコースを出せるという余裕のスペースが凄いのです。
ゆで卵のスプーンは貝殻製(うちではプラステイック!)
フルーツボウルの後は、ほとんどが穀物だというつぶつぶが凄いパン、ババリア名物のプリッツエル、美味しいハム、チーズ、ミニトマトに繊細な器に入った素晴らしい味のバター!
タオルミーナのホテルの朝食のクオリティのはるか上の
特級レベルの食べ物ばかり。
お二人は毎朝交互にプライベートのトレーナーについて1時間エキササイズ、週に3回だか4回のテニス、湖での水泳、乗馬などを欠かさず、博士号・医師の資格をもってお仕事に励み、ソサエテイーのイベントにはエレガントな服装で臨み、外国旅行にも頻繁に行くというハイレベルのライフスタイルをノンシャランにこなしています。
そしてこれが大事ですが全くエリート意識を見せずに、いとも気楽に昔の友人達を歓待する人生をポジテイブに送っている姿勢が素晴らしい!
さてコニーはそそくさとお仕事へ、ロターとハンスはミュンヘンの中心から車で約2時間の湖の別荘はものを取りに行きます。最初はそこに泊まってみんなで泳ごう、という予定だったのですが何しろ寒い上に雨模様で中止。
私はやっとひとりでの行動ができると張り切って市内へ行って、いつも参拝?する市庁舎の時間になるとお人形が出てくるマリエン プラッツ、MARIENPLAZE そこから、毎年おなじみのお店やら公園に行って、疲れるとベンチで観光客や地元の人々を観察、中央駅に行って日本の円をユーロドルに換えたり、高級デパートに行って流行をチェックしたり、庶民デパートに入って日用品を探してみたり、屋台のさくらんぼやマッシュルーム(フィファリンガー、又はシャントレル))を見ては
あ、旬なのだなーと気がついたり。
独り歩きほど自由気ままで楽しいものはありません。
ラーメンぽいものが食べたくなったので中央駅の中にある中華屋台で鶏そばを注文、唐揚げの鶏が乗っているおそばでしたが十分満足。
3時頃さすがに疲れたのでローター邸に帰ってしばらく読書などしているとハンスとローターが戻ってきました。
近くの有名なレストラン、フランシスカナー FRANZISKANER で夕食が決まってローターと私は歩いていきました。ハンスとコニーは車、私達が大好きな豚のスネのロースト、シュワインハクセ SCHWEINSHAXE が美味しいと評判のババリア料理専門のお店です。
実際のところ、ババリアに住む人も友人たちもこのお料理があまりにも原始的と言うか、カロリーが高いために敬遠している傾向があってもちろんローターもコニーも違うお料理を注文、ハンスはこのお店のレバーケース LEBER KASE がとびきり美味しいとローターに言われてそれに決定、私だけがスネのローストをオーダーしましたがもちろん巨大な塊なのでハンスと分けて頂きます。
ドイツ料理の突き合わせのクヌードル(メリケン粉の塊のような食べ物)を避けて、グリルド ポテトにしてもらい、それが違う容器に盛られてきたためでしょう、スネ肉の塊が グレイビー ソース に浸って出てました。
そのために切り分けた皮やお肉がソースに浸かってしまって
お味が濃くなってしまいます。
いつもですと、パリッとした皮、その下にある真っ白な雪のような脂肪をソース味なしに楽しめるのですが今回は極端に説明すると「おでん」のように汁の中。
ま、それでもサルベージして美味しく頂きました。
ビールはピルゼン、私はババリア名物の白いビール、ヘイファーベイゼンは好きではないので、いつも透明で清らかな味のタイプを好みます。
余りにリッチなメインコースを殆ど残さずに頂いたので デザートの余地無しで帰りはハンスと二人で歩いて帰りました。
ババリア料理の夜 ローター と コニー と。食後風景。 |
マリエンプラッツ の市庁舎にレインボウの「プライド」旗が。 |
ミュンヘンの街のそこかしこで見られるビル解体工事。 |
ローターの家の緑のベランダ。 |
ローターの音楽絵画 コレクションの一つ |
私のシュワインハクセ! ポテト付き! |
ババリア名物のパン、プレッツエル と。 |
ローターのお家の前の広場 |
フランシスカナー レストラン(ネットから) |
ハンスが食べた スパムの親玉みたいな「リバーカセ」 |
昼間の「フランシスカナー」レストラン(ネットから)入口付近 |
コニーが食べたシュニツエル (ネットから) |
ポテトそっくりでなクヌードル(ネットから) |
ローター が食べたニュールンベルグ ソーセージ(小ぶりなのが特徴)(ネットから) |
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