SAN PEDRO REVISITED
SAN PEDRO REVISITED
12月27日(日)
ずっと以前に住んでいた港町、サン ペドロに行ってきました。先日訪れた時は住んでいた家の在り処が見つからず、時間もなかったためにすぐに諦めてレストランのあるポーツ オブ コール PORTS O' CALL に行ってしまったのですが、今回は娘が一緒でしたのでしっかりと懐かしの我が家にたどり着きました。
31番街に在ったために、「サーテイーワン アイスクリーム」THIRTYONE ICE CREAM と呼んで人に覚えさせた、港が一望のもとに見渡せる大きな窓が付いた小さなアパートです。
オーナーのイタリー系のコロンボじいさんがよく自宅の庭で咲いたバラの花を持ってきてくれました。
古き良き港町の気質がたっぷりの素朴な街で娘はサウス ショアーズという小学校に通って毎日、健気に大きなチェロを抱えて通学バスに乗っていたの姿が思い出されます。
ガールスカウトに入っていて団員の母親たちが必ず、運転やらピクニックやらに連れて行ってくれました。マリブの山奥のキャンプに行って緑色の毛虫と遊んだとか、私がそばに居たらキャーキャーと逃げ回ってしまう経験もたくさんして、一人っ子にとっては素晴らしい集団行動を学ぶことが出来たと思います。
お行儀の良い子だったようであるベビーシッターは、迎えに行った時、代金を受け取らず
「こんなに良い子は初めて。お金なんていりません」と言われたりもしました。
母のたっての希望でピアノを習わせていたので卒業式の日はピアノのソロを弾きました。
色々と娘の小学校時代の思い出が浮かんで、できれば懐かしいタイ料理のお店にでも行きたい気持ちはひとしおでしたが残念、コロナ危機でレストランは全て閉店、ほんの一握りのお店が細々とテイクアウトをしています。
トイレが又問題でガソリンスタンドは消毒や衛生のためにトイレを閉鎖していますし、レストランも同様、結局スーパーマーケットのトイレが使えてほっとするなど、コロナの影響で色々な不都合が出てきて、シニア達はさらなる苦労を強いられて、気楽に外出が出来ないという悲しい現実を味わう破目に。
それでも丘の上の美しい公園で豪華な夕陽を眺めたり、ノスタルジアでいっぱいの午後でした。
娘が小学生の時住んでいたアパートの前で。 |
この角窓から港が目いっぱいに迫ります。 |
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