SYDNEY # 5 BOTANICAL GARDEN
6月10日(金)
シドニーの冬はますます寒くなって朝の散歩もセーターに上着と重ね着をしても寒いほど。この朝は12日のクルーズを予約した「トールシップ」TALL SHIP を「キャンベルス コーヴ」CAMBELLS COVE と言う船着き場に観に行きました。「パイレーツ オブ カリビアン」PIRATES OF CARIBBEAN の船を予想してましたが、漁師に毛が生えたような、小ぶりで頼りなそうな船でしたが、シドニー湾内を回るだけなので、大波などの心配はゼロです。ガラスでできた大型船、もう少しラグジャリアスなクルーズ船は今「ヴィヴィッド シドニー」VIVID SYDNEY の真っ最中なので全て予約は満員なのでした。
他に比べて半額以下と安い上に1時間半という短いので、それもヨシと決めたのです。
ま、このクルーズ冒険ドラマは12日用に書きますが、毎朝の大量朝食を消化するために早目の午後、ハンスを誘って 植物園 ボタニカル ガーデンに行きました。もちろんすべての公共施設は「ロイヤル」ROYAL という皇室所有の如き枕詞が着きますがここも、ロイヤルにふさわしい歴史、広さ、豪華なデザインの庭園で港を俯瞰しての丘の上から下に降りていく段差の美しさ、何度行っても新しい発見がある素晴らしい街の貴重な財産です。
オープンしたのは1916年、広さは74エーカー、植物の他に銅像などが配置されてベンチでは読書をする人、絵を書いている人などが、これ又絵になっているのです。珍しい鳥を茶化したり、記念碑を呼んだりして、しばらく庭園内をうろついて寒くなったので帰路に。
4時にボリビアの映画、「ウタマ」UTAMA を見てから、
この夜は再びアジアン スクエアに行って、まずハンスが目指すアーストライア産のウイスキーを買ってから違うお寿司のテイクアウトをして、手軽に夕食としました。
6月11日(土)
朝食の時、ハンスが違うテーブルにしばし座っていたという事件が勃発。最初に二人で、決めたテーブルで自分の取り分を取ったりしていてハンスがなかなか来ないのが不思議だなあ、と思っていたら、しばらくして怪訝な表情のハンスがどこからともなく現れ、「あー、パンフレットをテーブルに置いたはずなのに無くて、変だなあと思ってねえ」などとつぶやいて座ったのですが、既にバターを塗ったトーストとかがお皿に乗っていて、しばらく違うテーブルを使っていたのが一目瞭然。旅行中で普段と違う環境なのも手伝って ほんの少し前の過去の記憶が消えてしまうことはよくあると聞いていますが、実際にハンスが別のテーブルを占領していたという行為にちょっとショックを受けました。これからこういう シニアのハプニングがちょこちょこあると思いますが考えさせられる朝の出来事でした。
午後、豪州産のホラー映画「ユー ウオント ビー アローン」YOU WAN'T BE ALONE(22)をステート シアターで鑑賞。
この夜はなんとなく食欲が無くなり(これはワタクシにとっては非常に珍しいことで健康バロメーターの赤信号です)エネルギーも無くなってクッキーや手持ちの食べ物で済まそうと思ったもののの、やはり「食べること=明日へのチカラ」と考えて、偶然見つけた近くのビル内の結構洒落た中華料理屋「ロータス」LOTUS に入りました。予約がないと!などと大げさなことを言う受付を知り目に結局テーブルにありついて、お店の雰囲気も匂いもお客様も心地よくて、食欲がバッチリと蘇ったのです。地元のビールはタスマニア産、しっかりと名物の動物タスマニアン デビル TASMANIAN DEVIL がラベルに着いてます。イカの塩炒めは、揚げてあって、これはちょっと予想外でしたが、お汁がたっぷりのエビのダンプリング DUMPLING、ワンタン スープにチャーハンと安全圏のメニューを選んで、どれもしっかりと美味しく頂けました。自分を取り戻したようにハッピーになってホテルに帰りましたが、食欲とそれを満足させる行動はとびきり大事であると肝に銘じた夜でした。
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葉っぱの部分につい目が行く銅像。 |
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途中の病院前 イタリーから運ばれた有名な豚(いのしし)の像。 |
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上の写真とちょっと違うのです。
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カメラの焦点はビールです。 |
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ハンスの顔も優しいけれど、胃に優しそうなワンタン麺でしょう! |
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朝の散歩時に撮ったトール シップ。 |
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フィリップ船長 |
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前にも撮影した余り飛ばない鳥 |
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上の写真をビューテイー プラス で加工。かなり不自然。 |
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植物園(ネットから) |
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ホテルの朝食 レストラン。 |
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「ロータス」(ネットから) |
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「ロータス」この右側のテーブルで食べました。(ネットから) |
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「ロータス」内部(ネットから) |
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植物園正面(ネットから) |
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植物園付近の地図。右上部。 |
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