LARRY DAVID

July 02, 2022

LARRY DAVID

７月２日はラリー　デイヴィッドの７５歳のお誕生日。

日本ではあまり知名度がないでしょうがアメリカではテレビの喜劇役者として人気があります。

ラリーとデイヴィッドと２個のファースト　ネームを続けたフルネームは簡単な名前ですが妙に覚えにくいのですよね。

デイヴィッド　ラリーだったっけ、などなど。

ロバート　レッドフォード ROBERT REDFORD 　とか、ジョン　ウェイン　JOHN WAYNE などのように苗字とファーストネームがはっきりしていると落ち着きます。（少なくともワタクシにとっては）

１９４７年７月２日　ニューヨーク州のブルックリンに、ローレンス　ジーン　デイヴィッド LAWRENCE GENE DAVID として服飾製造業の父親のもとに生まれました。父親はドイツ系のユダヤ人、母親はウクライナ系のユダヤ人ですが、後にラリーは無宗教者になっています。

１９７０年にメリーランド大学を卒業、その後５年間米国陸軍の ROTC RESERVE OFFICER TRAINING CORPS 予備役となって、スタンダップ　コメディアンとしてスタート、生活費のためにリムジンの運転手などをしながら、徐々に頭角を現し、８４年には「サタデー　ナイト　ライブ」SATURDAY NIGHT LIVE のライターとなり、８７年にはウッデイー　アレン　WOODY ALLEN の「ラジオ　デイズ」RADIO DAYS に出演。ウレンとも親しくなり、０９年の「ホワットエヴァー　ワークス」WHATEVER WORKS には主演しています。

テレビ界の怪物喜劇番組「サインフェルド」SEINFELDT（８９−９８），その後の「カーブ　ユア　エンシュージアム」CURB YOUR ENTHUSIASM （９９−１０）などでライターとして、俳優として大活躍し、アメリカのお茶の間の人気者となりました。

大統領候補のバーニー　サンダース BERNIE SANDERS の熱狂的なサポーターにして、友人、政治的な場でも活躍して、歯に衣着せずのストレートな意見を吐くのでファンも多いそう。

現在のハリウッドは「ポリテイカリー　コレクト」POLITICALLY CORRECT （政治的適格性）から、「ブラック　ライブス　マター」BLACK LIVES MATTER などなど人種、政治的背景、性的嗜好　など人々の権利を平等に扱う基本が浸透していますが、７０年、８０年頃はまだまだ、差別をギャグのネタにしていた頃でした。ラリーの参加する番組、映画の殆どはどっぷりとニューヨークのユダヤ系の人々のドラマで、それなりの独特のものの考え方が興味深く覗けます。

ウッデイー　アレンもバーニー　サンダーズもサインフェルドもユダヤ系知識人の見本のような人々なのです。

１９９３年から０７年まで女優のローリー　レナード LAURIE LENNARD と結婚、キャジー　CAZZIE とロミー ROMY　という二人の娘が生まれています。

２０２０年にアシュレー　アンダーウッド ASHULEY UNDRWOOD と再婚。どちらの女性もグラマラスで美人。あまりハンサムとは言えないラリーですが、シャープな頭の回転とユーモア、知性（そして巨額のギャラ）などが武器と言えましょう。

今も、ニューヨークの生活に浸っていると思いきや、南カリフォルニアの富裕層の住宅地、パシフィック　パリセーズ PACIFIC PALISADES で新しい奥方と生活しているそう。