HOLLYHOCK HOUSE

 HOLLYHOCK  HOUSE  


5月30日(火)


娘のアイデアでハリウッドにある「ホリホック ハウス」を訪れました。ユネスコ世界遺産 UNESCO WORLD HERITAGE に認定されています。

日本でもおなじみの建築家、フランク ロイド ライト FRANK LLOYD WRIGHT が1919年にデザインを始め、1921年に完成したアートの展示場と劇場を兼ねたお屋敷です。ロイドは同じ頃に東京の帝国ホテルの建築に携わり、(私の母は1944年にここで結婚式を挙げました)、ホリホックの方を後回しにしてしまってオーナーのアリーン バーンスダール ALINE BARNSDALL (石油王の跡取り娘)はライトを首にし、他の建築家に残りの仕事を任せたりしているうちに当初の情熱も失せてしまって、全く住まないままに1927年にロスアンジェルス市に寄付、その後、戦時中は軍に利用されたり、震災で壊れたりしてやっと復旧され、2007年にナショナル ヒストリック ランドマーク 全米歴史的建造物)に指名され、2015年に一般に公開されたのです。

ロイドのスタイルと言われる INTROVERTED EXTERIOR 「内向的なエクステリア」、隠れた窓など、が頻繁に行使されたデザインで、飾りにはマヤ文化を取り入れ、プールの水が居間に引かれて、又外に出ていく、と言った機能が施され、しょっちゅう水が漏れ出したりと住むには全く適さない建物でした。

アリーンの大好きな花、ホリホック HOLLYHOCK(立ちあやめ)のリリーフが至るところに見られますし、庭園でも生花が咲き誇っています。

ロイドは1867年6月8日にウイスコンシンのリッチランドRICHLAND に生まれ、1959年4月9日にアリゾナ州のフェニックス PHOENIX で亡くなりました。91歳!でした。

アリーンは1882年4月1日 ペンシルバニア州のブラッドフォード BRADFORD に生まれ、1946年12月18日 にロスアンジェルスで64歳の命を閉じてます。

シングルマザーだったり、レズビアンらしかったなど、とびきりユニークな生き方をしたアリーンのことを別のページでいつか書こうと思っています。

ロスアンジェルスに暮らして40年、歴史的な場所などにほとんど行ったことがないので、貴重な体験の日となりました。


居間で。後ろの絵画は現代のアーテイストのもの。入場者は靴カバーを履きます。




薄ら寒い日でした。

マイクはのっぽですねー!

ダイニングルームの入口辺り。木彫りが凝ってます。

マヤ文化のデザインの壁。



右の大きな石もアートです。

音楽室

曇り空の下、お庭の芝生をバックに


マヤ文化のデザイン、ホリホックの花の前で。


立入禁止の台所。木製のデザインが美しい。


右にホリホックの花が。



ガイドのような娘。


真ん中、後ろの方に小さな天使の像が見えます。






帝国ホテルを建設中で日本愛好家のライトは日本のアートを山のように持って帰ってきたそう。






同じような写真ばかりですが。。。





ハンスのTシャツの絵がハワイのレイのように見えます。

台所ショット2.



ここにも日本の屏風絵が。







ここからの写真はネットで探したものです。






窓ガラスのデザインも凝っています。




フランク ロイド ライト





アリーン


アリーン

アリーンと娘。


ガラスと枠の繊細なデザイン。

ホリホック ハウス とライト

二人の少女は誰なのでしょう?それにしても住むには何とも居心地の悪そうな邸宅!

ハリウッドの丘の上に建っています。


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