EUGENE # 4 WILLAMETTE RIVER & STEAK DINNER



 EUGENE # 4  WILLAMETTE RIVER & STEAK DINNER


7月21日(日)

ステーブとお城やらロッククライミングを見てから、オレゴン州の2本の大河の一つ、ウィラメット河沿いを探索。大きな橋から水がごうごうと流れていて泳ぐにはかなり勇気が要ります。きれいな遊園地やら公園があり、歩いている人々はみんな丁寧で挨拶を交わしていきますし、ゴミがほとんどない清潔さも大都会の公園では見られないマナーの良さが伺われます。

ステーブとワイフのカレン KAREN は1年前にこの川沿いにあるタウンハウスを借りて住み始め、冬には氷の粒が降ってきて(雹とは違うそうです)それが積もって、3日間も外に出られなかったり、大雨のシーズンもあったりと自然の災害を体験したものの、静かで、美しいユージーンにすっかり惚れ込んで心身ともに健康な状態になったそう。

できれば冬の2ヶ月ぐらいはヨーロッパやらアメリカの都市巡りなどして、楽しく暮らしたいと言っています。

ライリー RILEY という年を取ってよく歩けなくなったビーグル犬が嬉しそうに近寄ってきてすぐにお友達になりました。ライリーの世話のために二人揃って出かけるのが難しい毎日だそう。隣の家のトラックのフードの上の飾りがオレゴン大のマスコットのダック(アヒル)だったりと持者も団結心が覗けます。

昼食前に家の周りの川沿いを散策。隣には住みやすそうなシニア集合住宅が何件か並んでシャンデリアが輝くダイニング ルームなどもある高級な建物もあって、河と大木に囲まれた生活は健康に良いだろうなあとちょっと引っ越ししたい気持ちにもなりました。

突然大きな池が現れ蓮やら、水生の植物が密に生えています。

3人で歩いていると自転車に乗った男性が「バイデン ドロップアウト!」BIDEN, DROP OUT!!と叫びながら通り過ぎて、やっとバイデン大統領が次期候補になるのを諦めたニュースを手動で(?)広めていました。

カレンがチキン入りのシーザース サラダを作ってミモザ ドリンクで乾杯。みんな、テレビのバイデンのニュースに釘付けです。ステーブもカレンも民主党なのでカマラ ハリス副大統領の可能性などを熱心に話してくれました。

二人は明日からアストリア ASTORIA というずっと北にある海岸に休暇で出かけるためにワタクシたちとの夕食への招待を断わり、ステーブがまたモテルまで送って来て、もちろんハンスはお昼寝です。

ワタクシは甘いものが欲しくなって 5番街マーケットの「ラビット・ホール」THE RABBIT HOLE というお店で念願の黒砂糖のボバを試しましたが薄めでがっかり。氷の入れ過ぎでせっかくのジュースが薄くなっていました。

ユージーン最後の夜なので、夕食はごちそうを、という訳でステーキに決定。

電車の駅の近くにある「ブラック ウルフ サパー クラブ」BULACK WOLF SUPPER CLUB 黒狼の夕食クラブ、というおかしな名前のレストランへ行きます。南部料理だそうでインテリアも狼やら、動物があしらわれて、かなり楽しいホラー趣味の感じでホステスやウエイトレスも若くてパンク風、クールなジャズっぽいブルース音楽がずっと流れているのでハンスは喜んでました。

ワタクシはこの夜お腹の調子がちょっとおかしかったのでアルコールを飲まず、ハンスはピルズナー PILSNER のビールを注文。メニューはアメリカ南部のニューオーリンズ料理なので、フランス語が氾濫、ワタクシはステーキ ポワヴァ STEAK POIVRE (胡椒)、ハンスはステーキとポテトをオーダーして、レストラン内のお客様たちを見渡すと年配のカップルから黒人(この街では珍しいのです)の3人組など多様性を見せてます。

さて「ペッパー ステーキ」はその名の通り、ものすごくスパイシーで付いてきたポテトはグラタンのようにチーズが乗せてあってベイクしたと言う、濃い味のメインに濃い味のサイドと言う、困った組み合わせでしたが、まあまあ美味しく頂きました。ハンスのステーキはミデイアムでこのポテトが又、コロッケのようにパン粉まぶしで揚げたという、同様に濃い味で二人でヒーヒーと唸って食べたのです。この辺がカリフォルニアの自然の味を活かして、薄味のお料理と南部の強い味のお料理との大きな違いで、美味しいのですが、後で喉が渇いて大変なのでした。

帰りに道の真ん中にある木立の中に入るとなんと、第2次大戦時の勇気ある日系人たちの石碑が並んでいます。この説明は次のページで。



ビーグル犬のライリー爺さんと。あどけなくて愛嬌たっぷりでした。



ウィラメット河 滔々と流れています。



ステーブのワイフのカレンと。背後のテレビはバイデン大統領のニュース。


レストランのバー。

不思議なデコレーションです。

珍しくまだステーキがテーブルにある時の撮影。

犬の絵とか、摩訶不思議なものが飾られています。


こういうクッション無しの木の椅子は座り心地が悪いのです。

凄いヴォリュームのステーキとグラタン風のポテト

珍しくハンスの撮影がぶれてます。

これもあまりフォーカスが合ってませんが。

ハンスの巨大なステーキと同じような色のポテト

夕方ここでボバを試しました。薄くてあまり美味しくなかった。




オレゴン大のアヒルのマスコットがトラックに。

神秘的な沼のような池。

高級シニアホームの横のきれいな柵

ウィラメット川の急流地区



曇っていたのですべてが灰色でした。

橋の上でハンスとステーブ

ブラック ウルフ サパー クラブの入口


ブラック ウルフの入口 (ネットから)





ブラックウルフの外のテーブル 向こうに駅が見えます。



「ブラックウルフ」の外のテーブル



「ブラックウルフ」のバー (ネットから)



「ブラックウルフ」の長く座りたくない椅子。(ネットから)



「ブラックウルフ」店内 (ネットから)







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