NEIL PATRICK HARRIS #2

NEIL    PATRICK  HARRIS    #2

目下米国ナンバーワンの映画「ゴーン ガール」(GONE GIRL )(14)で女主人公(ロザムンド パイク)につきまとう,リッチな昔の男友達と言う役どころを気まずそうに演じているニール パトリック ハリス。つい最近長年の恋人の男性と結婚式を挙げたばかりのオープンリー ゲイのニールが女性を監禁し,コントロールしようとする男性を演じるところに,更なる猟奇性があって、ドキンとするのです。鬼才デイヴィッド フィンチャー監督も細かい配役まで計算しているわけです。

前にも書いたと思いますが,とびきりキュートな子役だったニールの映画デビュー「クララ
2013  Broadway Stage       HEDWIG AND ANGRY INCH
ズ ハート」(88)でウッピー ゴールドバーグと共演以来 何度も会ってますが,持ち前の速い頭の回転と体の動きで、テンポの良いテレビドラマで人気者になったのです。

「ドーギー ハウザー M。D.」(89−93)と言う番組では少年医師になって、テイーンの人気者となりました。
ブロードウェイの舞台でも「スウィーニー トッド」、「レント」「キャバレー」などで,歌も踊りも達者で背も高く,舞台映えのする姿が受けてました。

1973年6月15日ニユーメキシコのアルバカーキに弁護士の息子として生まれ,小さい時から舞台に立ち、例外的に目立ったニールは映画関係者にスカウトされて「クララズ ハート」の出演が決まったのだそう。

カミングアウトしたのが06年、以後も人気テレビ番組の「ハウ アイ メット ユア  マザー」(05−14)のプレイボーイ役など性的嗜好に無関係にヘテロの男性役を続けて来ましたが,昨年のブロードウエイの舞台「ヘドウイッグ アンド アングリー インチ」で東ドイツの少年が性転換手術を受けて憧れの女性になる筈が,ペニスを1インチ残してしまった為に「アングリーなヘドウイッグ」役を大熱演して見事にトニー賞を受賞。

そのトニー賞の司会を4回も手がけて,エレガントでスムースなスタイルと大いに賞賛されています。
その上に,元俳優で現在はシェフのデヴィッド バートカと晴れて結婚式とニールはおめでた続き。

「まるで西部劇みたいに今までは「パードナー」(パートナーをわざと訛る言い方)とデイヴィッドを紹介していたが,やっと「夫」と言えるようになった。それがこの上なく嬉しい!」
と誇らかに話してました。
1988  CLARA'S  HEART


2012  SMURFS

2014  GONE GIRL   TYLER PERRY


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