BOLOGNA ITALY JUNE 2016 # 2

BOLOGNA  ITALY  JUNE  2016 # 2

ボローニャの街を歩くとそこらじゅうで犬連れの人に会います。そういう町は平和で安定していると私は勝手に判断して、その国によって同じ犬種でも少しずつ変わった顔を眺めては楽しんでいるのです。
ある朝の散歩で今は亡き愛犬スキにそっくりなチャウチャウを見かけたのでヌシのおじさんに写真とっても良い?ときいいたら、「あー良いとも」というのでカメラを向けたら、迫力の唸り声で、鼻にしわを寄せて威厳を傷つけられたと怒っていました。あーチャウチャウだなーととても懐かしくて、彼の県政の吠え声をずっと聞いたりしてました。

他の都市もそうですが、ボローニャも財政難なのでしょう。街はゴミが多く、美しい庭園も凝った像も角が取れたり、排気ガスや鳥の糞で汚れていて、おまけにビールの缶や食べ物の残りが散乱して、実に悲しい風景です。
駅の掃除係のおっさんがこれ以上怠慢な掃除の仕方は考えられないと言う、のろのろ、イヤイヤの掃除をしていました。

若い人々はこれ以上短いスカートはないと言う格好の女の子と刺青に意気揚々の男の子たちが闊歩しています。
もちろん昔風のイタリーの典型的な派手なメークにキラキラの服を着たシニア グラマーのマダムと元プレイボーイ風の白髪に白いズボンを着た老紳士たちも歩いていますが、かなり控えめで、これもちょっと寂しい風景でした。

それから大勢の観光客が大声で名物のジェラード、アイスクリームをペロペロ舐めながらおしゃべりしています。

ホテルの真ん前にはなんとデイズニー ショップがあると言うハリウッド化も盛んでした。

外見は威容のある建物ですが近くに行くと雑居ビルとかしています。


お役所か何かのビルですが塀の落書が民度を物語っています。

軍人を追悼しての像でしょうが、このビール缶やゴミが悲しい色合いを添えてます。


駅の近くにあるポータル、門とでも訳すのでしょうか。

そのポータルの横のローマ時代の遺跡。

ローマ時代の遺跡です。

優雅な門の公園。近くに行くと維持費が不足しているのがよく分かります。

その公園の表示もバンダライズ(悪質な落書)されてます。

公園の中には犬用の特別な区域があります。
ボローニャの街の中心にあるピアツア マジョーレと観光電車。

街で見かけた昔の愛犬、好きに似ているチャウチャウ。カメラを向けたら唸られました。

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