JIM PARSONS 2018
JIM PARSONS 2018
全米の怪物的人気テレビシリーズ「ビッグ バン セオリー」BIG BANG THEORY(2007−)で主役を務めるジム パーソンズ に会ってきました。
相変わらず、ニコニコと優しくて、ちょっとオタクっぽくて、なよなよとして、全女性の母性愛を刺激するタイプです。
今回は新作映画「ア キッド ライク ジェイク」(18)A KID LIKE JAKE に、クレア デーンズと共演、プロモーションの目的でのインタヴューでした。
柳型の眉を上下にヒクヒクさせて、とつとつと話してくれます。
「この映画は息子が男の子のおもちゃや行動に全く興味を示さないで、親が気にして教師に相談すると、いろいろと息子をテストして、単なる「女の子願望の時期」だけでなく、おそらく女の子になるだろうと言われて、それまでの生活がひっくり返ってしまうというホームドラマなのだけれど、僕にとっては非常に心に沁みて、痛いストーリーなのだよ。
僕も小さい頃から男の子の遊びやおもちゃには興味がなかったから。でも両親がよく理解してくれて、なんとか僕は成長したのだけれど」
ジム自身はすでに2012年にカミングアウトして、2017年にアートデイレクターのトッド スピーワック と同性結婚をしています。
「ビッグバング。。」では天才の頭脳を持ちながら、世間の常識はゼロという、究極のオタクを演じていますが
「僕は全くの低脳だから、撮影の前に科学書、哲学書、医学書などを思い切り読み込んで、頭をハイレベルにするという試みを続けている」
というユニークなテクニックを教えてくれました。
1973年3月24日テキサス州ヒューストンに両親共教師という安定した家庭に生まれたジムは大学で劇場文化を専攻し、いろいろなシアター グループに参加しては数々の舞台の経験を積み、ミュージカルもこなしています。
「小さい頃から母にピアノを習うように強制されて、学校から帰ると母は40分ピアノの練習をしなさい。何か報告したり、文句を言うのはそのあと、おやつを食べるのもそのあとですよ」
という厳しい規則を課せられたおかげて、今もピアノをプロ並みに弾くそう。
それから、テニス、バスケットバールと野球のテレビ観戦が大好きだとはにかみながら話してました。
ジムのキャリアで印象的なのは、「ザ ノーマル ハート」(14)でしょう。エイズが発生した頃のゲイの人々の生態を描いたドラマで、ゲイだと自認しているジムだからこその渾身の演技を見せています。
2014 THE NORMAL HEART |
2018 A KID LIKE JAKE |
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