CATE BLANCHETT
2021年の最後になって大好きなケイト ブランシェットが大活躍。まずはメキシコの鬼才監督、ギエルモ デル トロ GUILLERMO DEL TORO が心血を注いだと言われる「ナイトメア アレー」NIGHTMARE ALLEY(21),ここでは主人公のブラッドレー クーパー BRADLEY COOPER を誘惑したり、破壊したりする悪魔的な精神科医の役をこれでもか!これでもか!と言う程にオーバー ザ トップ OVER THE TOP(過剰演技)に過剰メークで怪演しています。この映画は1947年にタイロン パワー TYRON POWER (私が小さい時の憧れの美形スターでした)が演じて絶賛を浴び他フィルム ノワールのドラマでした。
もう1本はレオ ディカプリオ LEO DICAPRIO とジェニファー ローレンス JENIFFER LAWRENCE が元宇宙飛行士を演じている社会風刺映画「ドント ルック アップ」DON'T LOOK UP(21)。メリル ストリープ MERYL STREEP がとんでもないハチャメチャでド派手な米国大統領を手掛けるオールスターキャストの配役ですが、ここでケイトはセンセーショナルなニュースばかり取り上げる軽薄なニュース番組のホステス役、やけにピカピカ光ったメークでセクシー度満点のドレスを着て登場、視聴者に受けるおバカな会話で盛り立てています。放映中にレオを誘惑したり、忙しい美女で極彩色の華麗なる過去をも垣間見せてケイトならではの喜劇タッチが楽しめました。
実は「アイ ラブ ルーシー」I LOVE LUCY のルシル ボール LUCILLE BALL を演じす予定だったのですがスケジュールの都合で叶わず、同じ豪州出身のニコール キッドマン NICOLE KIDMAN が役を引き受け、「ビーイング ザ リカルドス」BEING THE RICARDOS (21)という題名で目下公開中。ルシルの旦那さま、リッキー リカルド、RICKY RICARDO の役(デジー アーネス DESI ARNAZ )をスペインのハビエ バーデム JAVIER BARDEM が演じていると言う国際的配役になってます。
ケイトは1969年5月14日 豪州のメルボルンで、テキサス生まれのアメリカ人の父親(広告会社重役)と不動産デベロッパーにして教師の母親のもとに タルサ ケイト ブランシェット TULSA CATE BLANCHETT として生まれました。
国立演劇学校を卒業後 舞台で活躍、93年にシドニー演劇新人賞と女優賞をダブル受賞、「エリザベス」ELIZABETH(98)ではゴールデングローブ主演賞受賞、「アビエイター」AVIATOR(04)でアカデミー助演賞受賞。「ブルー ジャスミン」BLUE JASMINE (13)でアカデミー主演賞受賞と着々と大女優の道をたどっています。
1990年の初期に知り合った戯曲家のアンドリュー アプトン ANDREW UPTON と1997年に結婚、3人の息子と一人の娘と子宝に恵まれました。
初めてインタヴューしたのは「オスカー と ルシンダ」OSCAR AND LUCINDA (97)の時、今のようなグラマラスな雰囲気は全く無く、PTAの会長のような、真面目で硬い雰囲気を漂わせて、共演のレイフ ファインズ RALPH FIENNES にからかわれては、頬を赤らめていたのを思い出します。
来年の企画の中に、私が大好きだった「ブライズヘッド リビジテッド」BRIDESHEAD REVISITED でレイデイー マーチメン LADY MARCHMAIN の役をするとあって、3度目のリメークがどのように仕上がるか、非常に興味が湧いてきました。
ちなみに1981年のオリジナルはTVシリーズでうら若いジェレミー アイアンズが主演、豪華なキャストでたくさんの賞を受賞しています。
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1997 OSCAR & LUCINDA |
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夫君のアンドリュー アプトン と。 |
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ふたりの息子と夫君と。 |
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2021「ナイトメア アレー」ブラッドリー クーパー と。 |
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2021「ドント ルック アップ」 |
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2021「ドント ルック アップ」別人のようなメークです。 |
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2021「ナイトメア。。」 |
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家族写真 |
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夫君と。 |
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夫君と二人の息子 |
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夫君と。 |
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母上と。 |
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2021「ドント ルック アップ」の凄いメーク |
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2021「ナイトメア。。」ブラッドレー クーパーを誘惑しています。 |
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ケイト、ルーニー マラ、ブラッドレー クーパー、トニ コレット |
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