CRUISE # 6 BELIZE & BAVARIAN DINNER



CRUISE # 6   BELIZE & BAVARIAN DINNER


5月28日(水)


何故か、前の夜は快い船の揺れにも関わらず、全然眠れず、毎時間ごとに時計をチェックする始末。結局6時頃ベッドから這い出て、ベリーズ BELIZE の陸が近いのでWi-Fiが入るかと思ったところ全然駄目、今回のツアーはかなりの距離をボートで行くと知ります。

この日のハイライトは亡くなった友人、ローレル LOWELL の祖国、ベリーズを訪れることと夜にはハンスの祖国、ドイツの南部、ババリア BAVARIA の食べ物が夕食に出ることでした。

朝食はスモークド サーモンのオムレツ、ハンスはハムと卵焼き、フルーツとジャム トーストで終えます。

今回のベリーズツアーはボートで陸に渡るため朝の9時に劇場で集合、色分けされたグループでワタクシ達は緑の20番のパッチを渡され、中型遊覧船に乗って、ベリーズへ。

船着き場は相変わらずお土産屋が並び、空気が湿っていて動かなくとも汗が吹き出ます。

色々なツアーが混ぜ合わってどのグループに参加するのか、ちょっと迷って、やっとモード MAUD と言う女性のガイドのバスへ乗り、モードの上手な英語のアナウンスを聞きます。

ベリーズの街は埃っぽくて木の緑があまり無く、雑草がそこかしこに生えていて。、いかにも忘れ去られた土地という感じです。1981年に英国から独立、中央アメリカで唯一の英語が第一国語の国、第2国語がスペイン語、モード曰く、わたしたちの英語はかなり崩れていて「ピジョン イングリッシュ」PIDGIN ENGLISH なのよ、と説明、ビーチも寂れていてホテルも古い建物ばかり。経済状態がいかにも悪そうです。

高級住宅街の家は一軒、100万ドル、貧しい地域の家は5000ドルだそうです。

約30分ほどドライブしてエアーボート AIR BOAT の船着き場に到着、ここで40分、ドラムバンドと魔除けダンスの歓迎を受け、いざ、飛行機のタービン付きのエアボートへ。エンジンの音が強すぎるので全員イヤフォーンを付けるように言われましたがワタクシの帽子のつばが大きすぎて思うように付けれず、ずっと帽子を押さえている羽目に。時々、ボート用のガイドが両手を上げて左右に振りましょう、などと言いますが手を離せません。すごい速度なので何でも飛んでいってしまいます。このラグーンにはクロコダイル CROCODILE が住んでいるそう。マングローブ MANGROVE の茂み、水面は蓮の花と葉っぱに覆われ、少し腐った水の匂いが蒸発しています。色々な島が出てくる度にガイドが、鳥の種類を説明してくれます。前もって鳥図鑑を配っているのですが、風が強くて比べる余裕などありません。

30分ぐらいのボートライドを済ませ、又々、ドラムの音で歓迎してくれ、ハンスは毒々しい真っ赤なドリンクを10ドルで買い、ワタクシはプロのカメラマンが撮影したボートに乗っている写真を探してお金を払います。10ドルでしたが、後で間違えた写真を送って来たのでそれを指摘するとまた後で探してから、などという悠長な反応なのです。

ドリンクにしろ、写真にしろ、買う手続きがややこしくて、観光客はイライラ、もう少しシステムを改善しないとビジネスが上手く行かないだろうなとおそらく2度と来ないお店で余計なことを考えたり。

バスに乗ってピアー ワンに戻り、ここでお土産屋を覗いてからプリンセス船用の小型船に乗ってクルーズ船に乗り換えます。いつものように冷たい水とおしぼりを渡してくれて家に帰ったように肩の力が抜けてリラックス。

ハンスは大冒険旅行で疲れ果てベッドへ倒れ込み、この日はジャクジも行かず、テレビのプレミア リーグ ダイジェストを見つけてボーッと眺め、夕食は待望のババリアン ナイトで、張り切って行きました。ドイツ南部のお料理ですが北部生まれのハンスにとっては同じ国の懐かしい食べ物です。

ワタクシはヴィエンナ シュニツエル VIENNA SCHNITZEL とソーセージとザワークラウト、ハンスはイエーガー シュニツエル JAGER SHNITZEL に太いソーセージ、二人でビールを頼んで美味しく頂きます。


夜の舞台は「ロック オペラ」ROCK OPERA で豪華絢爛、タレントたちが見事に歌って踊ってファーストクラスのパーフォーマンスでした。

ベリーズ エアボート ラグーン。一応プロのカメラマン撮影10ドル。





ベリーズ エアボート 飛行機のタービンが後ろに見えます。




観光写真用 ビーチに立ってます。


シックな色合いの船。





夜の舞台は「ロック オペラ」豪華絢爛、歌もダンスも最高。


夕食はババリア名物、ヴィエンナ シュニツエル、ソーセージと紫キャベツにザワークラウト

美味しそうで、嬉しそうです。

ハンスはイエーガー シュニツエル、太いソーセージ、ポテト 

郷里のお料理で嬉しそうです。

ババリア料理のコーナー

毎晩、このコーナーでは違った国のお料理が出てきます。

ドイツの国旗やパン、プレッツェルが可愛い。

もちろんババリアはドイツ南部なので、本当の故郷ではありませんが。

ベリーズから帰るボート。ちょっと不思議な疲れた表情のハンス。



ベリーズ船着き場

ベリーズ船着き場のお土産屋街


赤いドリンクを買ってます。悪さをしている表情

エアボートのガイドさん。鳥図鑑を配ります。

マングースの茂みをバックに。クロコダイルの影を探します。

風が強くて帽子やらブラウスをしっかり押さえつけてます。

わー、ショーツのボタンが外れています。お腹がぷっくり!

いつ、クロコダイルが飛び出してくるか!!!

枯れた蓮の花がちょっと不気味な水面。

野球帽は後ろ前に被らないと飛んでいってしまうのです。

ガイドさんの話を聞くボートのお客。

魔除け踊り。延々と踊り続けます。

小物がすべて既製品利用か手作りのよう。

ドラムトリオ



横に長い写真しか撮れません。

後ろのビーチも荒涼としています。

ガイドのモードが撮影してくれました。

ココナッツ割りのプロ。

ビーチタウンの寂れた感じがお分かりになるでしょうか。

台風が去った後のような寂しい光景。

ベリーズ歓迎とか書かれています。

殺風景なビーチと青い倉庫のような建物。

体操の教師のようなハンス。

お得意のポーズ。

船着き場の混雑。

ちょっと洒落たお店も並んでいます。

ベリーズ 船着き場

ベリーズの水上タクシー

行きのボート。救命用具の付け方など聞いてます。



もう一度、地図でベリーズをご覧下さい。地図の真ん中あたりです。





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