CRUISE #8 THE LAST DAY & SEMI FORMAL EVENING

CRUISE #8 THE LAST DAY & SEMI FORMAL EVENING


5月30日(金)

クルーズ最後の航海の日。1日中海の上なのでネットは入らず、ちょっと欲求不満気味になります。かなりネット中毒なのかもしれません。

まずボトルの水を満杯にしてからトップデッキで15分ウオーク、その後船内で10分、テレビのニュースを見てハンスが起きてきて朝食へ。

サーモンのオムレツ、それとは別にスモークドサーモン、ケッパーズとオニオンとレモンをたっぷり乗せて、最近好きになったミュースリとヨーグルトにグラノラ、ナッツ、そしてフルーツ。お腹いっぱいになり部屋に戻ってテレビを見ながらお昼寝。

2時に「良い姿勢が健康のもと」とうたった講習に行ってみるとあまり喋りが上手ではないエキササイズのコーチ(南アフリカ出身)がかなり投げやりなトーンで靴の影響を説明しています。小太りの女性を舞台に上げ、片足で立たせるとバランスを失うのを指摘してから、プラステイックの踵みたいなものを靴に入れると、あら不思議!今度はよろよろせずに立っています。そのうち全員が足の裏のプレッシャーを白い紙の上に黒いインクでスポットしたグラフを取らせ、何やら説明、ハンスを壇上に行かせると「500ドルを400ドル」といった法外な値段の仕掛けを進めてきたのですぐにヤメ。テレビでよく宣伝している「グッドフット」GOOD FOOT の販売促進なのでした。効き目があるのでしょうがその場で買うほど欲しくはないし、お金も勿体ないし、よく理解しないまま決めてしまう程困っていない状況でしたから。


それから二人でケーキを2個づつ。それにしてもここのアイステイーは美味しいのです。

ビッグバンドが演奏中のホールに行って座っているとおそらく日本人のカップルが完璧な社交ダンスを踊っています。まもなくアメリカ人らしいカップルも出て来てやはり、華麗なポーズでフォーマルダンスを踊り始め、ワタクシがダンスをしようとハンスに言っても、恥ずかしい、もっと大勢人が踊っているなら、と珍しく消極的なのでした。

この2組のカップルは後で、自己紹介し合っていたのですがニホン組がそれなりの服装だったのに対してアメリカ組はまるで近所の散歩に行くような格好でフォーマルダンスに何ともそぐわないのが、少々微笑ましいというのか、外見にこだわらないアメリカ人らしいなと思いました。

部屋に戻ってワタクシは荷造りを始めます。船室はどこもベッドの下にスーツケースを置けるようになっているよう。

今夜のセミ フォーマル、スマート カジュアルの服装のためにずっと以前にイタリアのボローニャで買った緑色の段々のフリルが付いているショートドレスを着ることに。

ハンスは最初のフォーマルナイトと同じ組み合わせで夕食に向かいます。

ワタクシは最後の夜なので、ステーキ、ハンスはムール貝、エビのパスタ、いつものソヴィニヨン ブランクを飲んでから「インターネットカフェ」に行ってWi-Fiがつながるかと思いきや、全然駄目でした。ホテルのビジネス セクションとは違うのです。

8時40分頃 プリンセス シアターへ。デジタルと証明のマジックで男性が未来の世界に巻き込まれているビジュアルな舞台で、豪華なのですがパチパチと電光が激しく瞬いて段々目が疲れてきます。ふたりともまだまだデジタル ワールドには親近感を持てないので仰け反ってしまいがち。

部屋に戻ってからのテレビでの映画はシャーロット ランブリング CHARLOTTE RAMPLING が英国から遥か、ニュージーランドにやって来た祖母の役、孫は反抗期で全寮制の学校から追い出され、ふてくされてばかりいます。祖母は足が悪く車椅子なのですが、仰天の量のジンを毎日飲んで、看護婦はもう諦めの状態。祖母は昔戦場カメラマンだったために、まだまだ威厳と人を扱うパワーに溢れていて、駄目な孫に友だちを集めて荒れ果てた庭をきれいにしなさい、などと命令をして、実行に移してしまいます。孫の母は最近亡くなって、父親は英国に行ってランプリングの財産処理などしている様子。程なく、孫は祖母のジン ドリンクを作ったりして二人の奇妙なつながりが発展し、孫の心境も改善されていくのでした。題名は「ジュニパー」JUNIPER(21),日本語では「ネズ」「ミヤマ ビャクシン」と呼ばれる木で、ニュージーランドに群生、この木の実がジンの香味となるそうで、既にランプリングの体の成分の殆どがジュニパーと言う意味なのでしょう。彼女のまだまだ覗く美しさと格調がこの映画の焦点になっていました。




船の名前がついた階段で。宣伝写真みたいです。





最後の日のせいか、混んでいるプール。





ワタクシのポーズは同じでも上とかなり周囲の人々の動きが違います。




夜のシアターで。又々、下手な自撮り。

シアターのシートの前で。これも大昔のドレス。

目が腫れぼったくて眠そうです。早めに来たので席がまだ空いてます。

最初のフォーマル ナイトと同じ格好のハンス。

ちょっとお洒落なイタリアン レストランの前で。

太って見えるドレス、フラット シューズなので脚がいまいちです。

部屋の近くのエレベーターホールで。

夕食は美味しいステーキとポテト。

ハンスはムール貝とエビとパスタ

船の後尾、波を見ていると吸い込まれそうになります。

このスカートは古くて重いのでこの旅でバイバイ。

高いデッキから下のプールと映画のスクリーンが見えます。

通りすがりの人が撮ってくれました。

ホントに宣伝用みたいです。

首に下げているのは「メダリオン」と呼ばれるお客認証

まだ撮影の顔の用意をしてないときに撮られた写真





おそらくデザートタイム。和やかな海の景色。

「グッドフット」クリニック。マイクを持っているのがエキササイズのコーチ、ハンスは不安そうに立ってます。

立ち姿などを改良するエキササイズかと思ったら靴のプロモーション。



最後の夜のステージ。デジタル ショウで眼がチカチカになります。




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