BEST IN MY 2015
BEST IN MY 2015
新年おめでとうございます!
このページを書いたのは大晦日から新年にかけて,でしたので日付と年が変わっています。
ロスアンジェルスはまだ大晦日の午後5時半です。
銀行の帰りに日本マーケットで天ぷら 詰め合わせ(1箱5ドル)と東京ネギ(3ドル)などを買ってきましたので、
もう少したったら、天ぷら蕎麦を作ります。その前にピンクのシャンペンで、スモークサーモン、クラッカーとサーデイン、サラダなどを前菜として乾杯する予定。
本当はサンフランシスコに住む娘が生涯初のニユーイヤーズイヴのパーテイーをするので、参加する予定だったのですが、例年のごとく年の瀬になると風邪をひくというパターンに見事にはまって、目下すごいゴホゴホの咳が出るので残念ながら見送りました。
さて今年を振り返ってベストの思い出を書き出します。ワーストは、性格上、すぐに忘れるのでダメです。
その1:母の1周忌をしだれ桜が満開の東郷寺に母のお友達や最も親しい親戚と集まった4月。「」のモデルになったという黒いもんで有名な東郷寺は、しだれ桜でも知られていて、ぜひこの季節に行こうと考えていました。お天気にも恵まれて、みなさんにも喜んで頂いて、天国の母が笑っている顔が見えるようです。
その2:旅行はまずは何と言っても9月に訪れたフィンランド。スカンデイナビア諸国の中の醜いあひるのような存在なのがかえって、人々をより優しく、健気にしているようで、なんともほんわかムードが心を和らげます。
ラップランドのトナカイ農場、犬ぞりのハスキー農場、オーロラを見逃さないための雪のイグルーを模型にしたガラスの天井の部屋、都会が全てと思わない若い映画監督たちの意気込み、などなど。
その3:次は月刊文藝春秋2月号に掲載された巻頭のグラビアページの同級生交換の写真と文。祖母と母と叔母が東洋英和を卒業しているだけに、この記事は母が生きている時に見せたかったけれど、天国でさぞ喜んでくれたことでしょう。
卒業後半世紀たってのクラスメートたちは全員、全くと言って良いほどたいして感謝も、気負いも特別の気持ちも持ってないところがさすがのサバサバ気質だなと感心したり、ちょっとこけたりもしました。
同時通訳から大学教授、トンコの鳥飼久美子、北欧絵織物の大家、ヤブの矢吹けいこ、伊香保の老舗旅館の女将、おひろの塚越裕子, 皇室御用達美容院オーナー、みどりちゃんの与儀みどり、歯科学教授、おちかの中村千賀子と物書き、ボニーと呼ばれていた私の6人は現在も東西奔走の忙しいキャリアをやりくりしています。
その4:次は5月の母の日に娘からプレゼントされたビル ナイ主演のブロードウェイの舞台「スカイ ライト」を観劇、そのあと楽屋を訪れた思い出でしょう。
ビルのコミカルな大芝居とそれを受けて静かに光る演技で対応するケアリー マリガンの間とコントラストが最高でした。私はケアリーのだぶだぶの洋服を見て、妊娠!とみましたが、やはりその通りで、さすが、と自画自賛。
その5:ウエールズとスコットランドへの旅は放射線の治療でハンスは行けませんでしたが、いつもロンドンばかり行っている英国の凄まじい自然を見ることができました。
嵐のカーデイフのセット訪問はその泥の広がりだけでも壮観でしたし、反対に大自然と人工建築を上手に結びつけているスコットランドのグレンイーグルの整えられたゴルフ場と周囲の高級別荘地のトータル建築デザインも楽しめたし。
その6:私の誕生日10月17日に念願のサンフランシスコのアルカトラス島を娘と訪れたこと。大観光地ですが、やはり凶悪殺人鬼などが閉じ込められ、出所は死亡のみ、と言う呪いが冷たい空気の中に感じられました。外のお天気は晴天だと言うのに。そのあとオークランドの湖畔の光のフェステイヴァルも地元の人たちの誇りと努力がそこかしこに覗けて楽しめました。
その8:3月のブルガリアのソフィア映画祭。毎日雪がしんしんと積もる、最も遅れた東欧の首都は、まだまだ共産主義の跡が残っていて、おまけに男尊女卑の習慣もしっかり見て取れました。現地のウオトカに似た強いお酒とこんがり焼いたポークやビーフにほかほかのジャガイモという典型的冬のお料理がとびきり美味しかった思い出です。
その9:アイルランドのダブリン再訪。オスカー ワイルドの像に再会。最後の夜に牡蠣をたらふく食べて、次の旅先のロンドンでお腹をこわしたハンスはハイライトの「ダウントン アビー」のお城訪問に行けなくなりましたが、私はしっかり「ハイクレア城」を見てきました。雨の中のお城は思っていたよりはるかに小さくて、あの有名なライブラリーの部屋の狭さにびっくり。
その夜ロンドンのプライベートクラブで伯爵になるヒュー ボンネヴィルと主要出演者たちと夕食も少しばかり貴族の仲間入りをしたようで鼻が高い思いをしました。
その10:11月のベルリン、フィラデルフィア、ボルテイモアの旅。ベルリンではポップコーン映画「ハンガーゲーム」のプレミア パーテイーなどに出て、相変わらずのジェニファー ローレンスの人気にびっくり、ホテルでウルフガング ピーターセンやテイル シュワイガーにばったり会ったりとさすがベルリンはヨーロッパのハリウッドと感心したり。フィラデルフィアは「クリード」の取材、ここでシルベスター スタローンとインタヴューし、この記事が来年1月発売の月刊文藝春秋に載ります。シニアの励みになる内容だと思いますので、ぜひ読んでください。
新年おめでとうございます!
このページを書いたのは大晦日から新年にかけて,でしたので日付と年が変わっています。
ダブリンでの撮影用のお馬さんのイチモツ |
「ダウントン アビー」のハイクレア城 |
ロンドンのプライヴェイト クラブでアレン リーチ(左)とヒュー ボンネヴィル |
ブルガリアのソフィア |
ソフィア映画祭の主賓、フランコ ネロ(真ん中) |
ソフィアの雪景色。至る所に銅像があります。 |
4月東郷寺のしだれ桜 |
東郷寺 毋の1周忌 |
ロスアンジェルスはまだ大晦日の午後5時半です。
銀行の帰りに日本マーケットで天ぷら 詰め合わせ(1箱5ドル)と東京ネギ(3ドル)などを買ってきましたので、
もう少したったら、天ぷら蕎麦を作ります。その前にピンクのシャンペンで、スモークサーモン、クラッカーとサーデイン、サラダなどを前菜として乾杯する予定。
本当はサンフランシスコに住む娘が生涯初のニユーイヤーズイヴのパーテイーをするので、参加する予定だったのですが、例年のごとく年の瀬になると風邪をひくというパターンに見事にはまって、目下すごいゴホゴホの咳が出るので残念ながら見送りました。
さて今年を振り返ってベストの思い出を書き出します。ワーストは、性格上、すぐに忘れるのでダメです。
その1:母の1周忌をしだれ桜が満開の東郷寺に母のお友達や最も親しい親戚と集まった4月。「」のモデルになったという黒いもんで有名な東郷寺は、しだれ桜でも知られていて、ぜひこの季節に行こうと考えていました。お天気にも恵まれて、みなさんにも喜んで頂いて、天国の母が笑っている顔が見えるようです。
その2:旅行はまずは何と言っても9月に訪れたフィンランド。スカンデイナビア諸国の中の醜いあひるのような存在なのがかえって、人々をより優しく、健気にしているようで、なんともほんわかムードが心を和らげます。
ラップランドのトナカイ農場、犬ぞりのハスキー農場、オーロラを見逃さないための雪のイグルーを模型にしたガラスの天井の部屋、都会が全てと思わない若い映画監督たちの意気込み、などなど。
その3:次は月刊文藝春秋2月号に掲載された巻頭のグラビアページの同級生交換の写真と文。祖母と母と叔母が東洋英和を卒業しているだけに、この記事は母が生きている時に見せたかったけれど、天国でさぞ喜んでくれたことでしょう。
卒業後半世紀たってのクラスメートたちは全員、全くと言って良いほどたいして感謝も、気負いも特別の気持ちも持ってないところがさすがのサバサバ気質だなと感心したり、ちょっとこけたりもしました。
同時通訳から大学教授、トンコの鳥飼久美子、北欧絵織物の大家、ヤブの矢吹けいこ、伊香保の老舗旅館の女将、おひろの塚越裕子, 皇室御用達美容院オーナー、みどりちゃんの与儀みどり、歯科学教授、おちかの中村千賀子と物書き、ボニーと呼ばれていた私の6人は現在も東西奔走の忙しいキャリアをやりくりしています。
その4:次は5月の母の日に娘からプレゼントされたビル ナイ主演のブロードウェイの舞台「スカイ ライト」を観劇、そのあと楽屋を訪れた思い出でしょう。
ビルのコミカルな大芝居とそれを受けて静かに光る演技で対応するケアリー マリガンの間とコントラストが最高でした。私はケアリーのだぶだぶの洋服を見て、妊娠!とみましたが、やはりその通りで、さすが、と自画自賛。
その5:ウエールズとスコットランドへの旅は放射線の治療でハンスは行けませんでしたが、いつもロンドンばかり行っている英国の凄まじい自然を見ることができました。
嵐のカーデイフのセット訪問はその泥の広がりだけでも壮観でしたし、反対に大自然と人工建築を上手に結びつけているスコットランドのグレンイーグルの整えられたゴルフ場と周囲の高級別荘地のトータル建築デザインも楽しめたし。
その6:私の誕生日10月17日に念願のサンフランシスコのアルカトラス島を娘と訪れたこと。大観光地ですが、やはり凶悪殺人鬼などが閉じ込められ、出所は死亡のみ、と言う呪いが冷たい空気の中に感じられました。外のお天気は晴天だと言うのに。そのあとオークランドの湖畔の光のフェステイヴァルも地元の人たちの誇りと努力がそこかしこに覗けて楽しめました。
その8:3月のブルガリアのソフィア映画祭。毎日雪がしんしんと積もる、最も遅れた東欧の首都は、まだまだ共産主義の跡が残っていて、おまけに男尊女卑の習慣もしっかり見て取れました。現地のウオトカに似た強いお酒とこんがり焼いたポークやビーフにほかほかのジャガイモという典型的冬のお料理がとびきり美味しかった思い出です。
その9:アイルランドのダブリン再訪。オスカー ワイルドの像に再会。最後の夜に牡蠣をたらふく食べて、次の旅先のロンドンでお腹をこわしたハンスはハイライトの「ダウントン アビー」のお城訪問に行けなくなりましたが、私はしっかり「ハイクレア城」を見てきました。雨の中のお城は思っていたよりはるかに小さくて、あの有名なライブラリーの部屋の狭さにびっくり。
その夜ロンドンのプライベートクラブで伯爵になるヒュー ボンネヴィルと主要出演者たちと夕食も少しばかり貴族の仲間入りをしたようで鼻が高い思いをしました。
その10:11月のベルリン、フィラデルフィア、ボルテイモアの旅。ベルリンではポップコーン映画「ハンガーゲーム」のプレミア パーテイーなどに出て、相変わらずのジェニファー ローレンスの人気にびっくり、ホテルでウルフガング ピーターセンやテイル シュワイガーにばったり会ったりとさすがベルリンはヨーロッパのハリウッドと感心したり。フィラデルフィアは「クリード」の取材、ここでシルベスター スタローンとインタヴューし、この記事が来年1月発売の月刊文藝春秋に載ります。シニアの励みになる内容だと思いますので、ぜひ読んでください。
2015 9月フィンランドのラップランド、ハスキー犬 |
2015 3月 ブルガリアのソフィア映画祭 |
2015年2月号の表紙 |
2015 8月 ウェールズはカーデイフのホテルで見たルームメニューの表紙 |
大好きなビル ナイ と。このあとブロードウエイの楽屋で再会しました。 |
2015 11月「クリード」シルヴェスター スタローンと。このインタヴューが月刊文藝春秋に載ります。 |
月刊文藝春秋 同級生交歓 のページ |
その6ヶ月後ぐらいにカラー写真が額に入って送られて来ました。これが謝礼なのです。 |
ダブリンのオスカー ワイルドの像と。 |
ラップランド トナカイと現地民のサミ族の男性と。 |
2015 10月 アルカトラス島 巡り |
ウエールズの大雨とぬかるみ |
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