JOSEPH FIENNES 2016
JOSEPH FIENNES 2016
今までジョセフ ファインズを見るたびに兄上のレイフと全く似てないなーと思ってましたが、新作「リズン」RISEN(16)で主役のローマの軍人が自分で命令して殺したはずのイエス キリストの復活を目の当たりにし、次第にキリストの教えにひかれていく、というストーリーを見て、情けない表情や、動きに兄上の面影を発見しました。
ローマの大将や士官役はすべて英国人俳優のトム フェルトン(ハリポタの意地悪なマルフォイ役)、悪名高いポンテオ ピラテをピーター ファース(英国スパイ人気テレビシリーズ「MI−5」のボス役で有名です)などが ローマの威光を見せるシェイクスピア調の偉そうなトーンでセリフを言います。
あまり演じたくないであろうイエス キリストをニュージーランドの俳優、マオリ族の血が入っているクリフ カーテイスが慈愛に溢れて熱演。
最近しばらく見ていない聖史劇だったので、傑作とはとても言えませんが、面白く見ることができました。
さて、白いシャツに黒の上着にカジュアルさを添える黒のジーンズというさっぱりとしたスタイルで会見に現れたジョセフは、英国人にしてはやけに日焼けしていることにまず、びっくり。顔が細くて、おまけに声が高くて、ヴォリュームがないの事にもびっくり。映画の中のローマの軍人役では、おそらく低い声で舞台用のトーンを使っていたのでしょう。
「僕の毋はカトリック教で父はプロテスタントだったけれど家族全員がアーテイストだったせいもあって、教会を選ぶとか,日曜日にミサに行くと言ったおしきせは全く無かったし,母は晩年 からだが弱くなってからは仏教に傾いていた。それでも最後の年には必死で北スペインのカミノ デ サンテイアゴの巡礼の旅に出て,しっかりと歩いたのですよ」
ローマ軍の強さについて。
「戦さの経験が豊かなローマ軍の戦術の見事さを最初のシーンで見て欲しい。反乱軍が渦巻くジュデイヤの地で、ローマ軍ならではのフォーメイションを使って鮮やかに敵を崩して行く戦法は名高いもので、今でも戦術のお手本とされているのですよ」
と誇り高いローマ人の様に自慢たっぷりなのが、妙におかしいのでした。
スイスのモデルのマリア ドロレス デイエゲスとイタリーで2009年に挙式、二人の女の子が生まれています。
「結婚式は前に訪れた事があるローマのメジチ家の小さな教会で挙げたかった。しかしここは家族か関係者でないと駄目と言われ,でも大聖堂なら良いと言われて、僕たちは巨大なドームのある歴史的にも名高い大聖堂で式を挙げたのだよ。僕たちはそう言う訳でカトリックの信者として結ばれたのだけれど, じっさいのところ、日常はいい加減な信者なんだ」
1970年5月27日 英国のウイルトシャー生まれの45歳にしてはとびきりボーイッシュなジョセフでありました。
お次ぎは何とテレビドラマでマイケル ジャクソンを演じるそうで、目下アカデミー賞の候補者が全員白人の為に黒人スターのボイコットが続く中、白人のそれも英国人のジョセフがアメリカの黒人のエンターテイナーを演じるという究極のアイロニーと言えましょう。「エリザベス,マイケル、マーロン」(16)と言う題で、エリザベス テイラーをストッカード チャニング、マーロン ブランドをブライアン コックスが演じるという一種のブラックコメデイーの様です。
今までジョセフ ファインズを見るたびに兄上のレイフと全く似てないなーと思ってましたが、新作「リズン」RISEN(16)で主役のローマの軍人が自分で命令して殺したはずのイエス キリストの復活を目の当たりにし、次第にキリストの教えにひかれていく、というストーリーを見て、情けない表情や、動きに兄上の面影を発見しました。
2016 RISEN 右はトム フェルトン |
1998 SHAKESPEAR IN LOVE |
2004 「ヴェニスの商人」 |
ローマの大将や士官役はすべて英国人俳優のトム フェルトン(ハリポタの意地悪なマルフォイ役)、悪名高いポンテオ ピラテをピーター ファース(英国スパイ人気テレビシリーズ「MI−5」のボス役で有名です)などが ローマの威光を見せるシェイクスピア調の偉そうなトーンでセリフを言います。
あまり演じたくないであろうイエス キリストをニュージーランドの俳優、マオリ族の血が入っているクリフ カーテイスが慈愛に溢れて熱演。
最近しばらく見ていない聖史劇だったので、傑作とはとても言えませんが、面白く見ることができました。
さて、白いシャツに黒の上着にカジュアルさを添える黒のジーンズというさっぱりとしたスタイルで会見に現れたジョセフは、英国人にしてはやけに日焼けしていることにまず、びっくり。顔が細くて、おまけに声が高くて、ヴォリュームがないの事にもびっくり。映画の中のローマの軍人役では、おそらく低い声で舞台用のトーンを使っていたのでしょう。
「僕の毋はカトリック教で父はプロテスタントだったけれど家族全員がアーテイストだったせいもあって、教会を選ぶとか,日曜日にミサに行くと言ったおしきせは全く無かったし,母は晩年 からだが弱くなってからは仏教に傾いていた。それでも最後の年には必死で北スペインのカミノ デ サンテイアゴの巡礼の旅に出て,しっかりと歩いたのですよ」
ローマ軍の強さについて。
「戦さの経験が豊かなローマ軍の戦術の見事さを最初のシーンで見て欲しい。反乱軍が渦巻くジュデイヤの地で、ローマ軍ならではのフォーメイションを使って鮮やかに敵を崩して行く戦法は名高いもので、今でも戦術のお手本とされているのですよ」
と誇り高いローマ人の様に自慢たっぷりなのが、妙におかしいのでした。
スイスのモデルのマリア ドロレス デイエゲスとイタリーで2009年に挙式、二人の女の子が生まれています。
「結婚式は前に訪れた事があるローマのメジチ家の小さな教会で挙げたかった。しかしここは家族か関係者でないと駄目と言われ,でも大聖堂なら良いと言われて、僕たちは巨大なドームのある歴史的にも名高い大聖堂で式を挙げたのだよ。僕たちはそう言う訳でカトリックの信者として結ばれたのだけれど, じっさいのところ、日常はいい加減な信者なんだ」
1970年5月27日 英国のウイルトシャー生まれの45歳にしてはとびきりボーイッシュなジョセフでありました。
お次ぎは何とテレビドラマでマイケル ジャクソンを演じるそうで、目下アカデミー賞の候補者が全員白人の為に黒人スターのボイコットが続く中、白人のそれも英国人のジョセフがアメリカの黒人のエンターテイナーを演じるという究極のアイロニーと言えましょう。「エリザベス,マイケル、マーロン」(16)と言う題で、エリザベス テイラーをストッカード チャニング、マーロン ブランドをブライアン コックスが演じるという一種のブラックコメデイーの様です。
2016 「リズン」
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