CHRISTOPHER PLUMMER 2018
CHRISTOPHER PLUMMER 2018
88歳にして今年のオスカー助演賞候補になったクリストファー プラマー!最年長だそうです。
「オール ザ マネー イン ザ ワールド」(17) ALL THE MONEY IN THE WORLD
は、もともとケヴィン スペイシーが演じた石油王、ジョン
ポール ゲテイーの役を監督のリドリー スコットがスペイシーのセクハラ スキャンダルを知って、急遽彼の場面を全て除去して、クリストファーに演じてもらった、それもたった2週間足らずの短期間で、という凄まじい状況で、見事にアカデミー賞候補になったと言う「大快挙」なのです。
イタリーでの孫の誘拐事件が発生、石油王が孫の茶番劇だと言い張って身代金を払わないでいる間に「耳」が送られてきた有名な実話を映画化したもので、孫役の俳優がチャーリー
プラマーと言いますが、血縁関係はありません。
会見に出てきたクリストファーは相変わらず、落ち着いて、実にシックな服装のコーデイネートを見せています。
ドナルド サザーランド(今年83歳)と並んで、シニア男優のトップドレッサーと言えましょう。二人とも長身で、痩せ型なのでスーツが美しく映える上に、タイやポケットチーフに凝るのもお洒落にかける情熱がのぞけます。
「私はただリドリーの言葉に従って、演技をしただけ。時間の有無など気にしないのがプロの役者の基本ですから」
と淡々と話すのも「この歳になって今更焦ってなるものか」という彼の心意気が感じられました。
以前にも書きましたが彼はセンチな話しが嫌いで,究極のストレート フォワードのコメントをします。例えば,誰もが好きなミュージカル「サウンド オブ ミュージック」(65)のトラップ役が大嫌い,相手役のジュリー アンドリューズも大嫌いと全く外交辞令ゼロで言ってのけてますが,何となく甘ったるしい音楽映画,不必要にお利口ぶるアンドリューズが苦手なのも理解出来ると言うものです。
今まで我慢していたのがこの数年になって一挙に「サウンド
。。」の全てが大嫌いと吐き出したのも年齢のなせる技でしょうか。
1929年12月13日、カナダのトロント生まれ,その洒脱のスタイルや役柄でのアクセントで英国人と思われがちですが大の愛国的カナデイアンなのです。
その健康の秘訣を聞くと
「田舎に住むこと!空気がきれいで、平和な景色、穏やかな人々が私を和ませてくれるからね」
とにっこりするのでした。
お洒落な点を指摘すると
「ワイフが全て選んで,僕は任せているだけ」
と素っ気なく答えてきますが、着ている本人のセンスがあるからこそ、全体のスタイルが効果を発揮するぐらい誰でも分かりますって。
今のワイフは3番目で1970年に結婚、エレーン テイラーという1943年10月17日に英国のハートフォードシャー生まれの女優です。
「オール ザ マネー。。」のゲテイー役も素晴らしいですが,何と言っても最近の「リメンバー」(15)の老人ホームに暮らすユダヤ人がドイツを訪れて肉親を殺された収容所の護衛の敵を討とうとする映画の彼の演技とエネルギーが最高です。鮮やかなトリックが仕組まれているスリラーでもありますので是非ご覧下さい。
キャリア出演作が現在で214本!これもサザーランドに匹敵するワーカホリックな数です。
2017年だけでも5本!もの映画に出て、その中の1本
「THE MAN WHO INVENTED CHRISTMAS」ではクリスマスの敵、スクルージ Ebenezer Scrooge を怪演しています。
昔の映画をチェックしていると、クリストファーの威厳のあるルックスを買われてか、かなり多くのナチ将校を演じているのを発見、早速ヴィデオを注文しようと思ってます。
Ebenezer Scrooge を怪演しています。
88歳にして今年のオスカー助演賞候補になったクリストファー プラマー!最年長だそうです。
「オール ザ マネー イン ザ ワールド」(17) ALL THE MONEY IN THE WORLD
は、もともとケヴィン スペイシーが演じた石油王、ジョン
ポール ゲテイーの役を監督のリドリー スコットがスペイシーのセクハラ スキャンダルを知って、急遽彼の場面を全て除去して、クリストファーに演じてもらった、それもたった2週間足らずの短期間で、という凄まじい状況で、見事にアカデミー賞候補になったと言う「大快挙」なのです。
イタリーでの孫の誘拐事件が発生、石油王が孫の茶番劇だと言い張って身代金を払わないでいる間に「耳」が送られてきた有名な実話を映画化したもので、孫役の俳優がチャーリー
プラマーと言いますが、血縁関係はありません。
会見に出てきたクリストファーは相変わらず、落ち着いて、実にシックな服装のコーデイネートを見せています。
ドナルド サザーランド(今年83歳)と並んで、シニア男優のトップドレッサーと言えましょう。二人とも長身で、痩せ型なのでスーツが美しく映える上に、タイやポケットチーフに凝るのもお洒落にかける情熱がのぞけます。
「私はただリドリーの言葉に従って、演技をしただけ。時間の有無など気にしないのがプロの役者の基本ですから」
と淡々と話すのも「この歳になって今更焦ってなるものか」という彼の心意気が感じられました。
以前にも書きましたが彼はセンチな話しが嫌いで,究極のストレート フォワードのコメントをします。例えば,誰もが好きなミュージカル「サウンド オブ ミュージック」(65)のトラップ役が大嫌い,相手役のジュリー アンドリューズも大嫌いと全く外交辞令ゼロで言ってのけてますが,何となく甘ったるしい音楽映画,不必要にお利口ぶるアンドリューズが苦手なのも理解出来ると言うものです。
今まで我慢していたのがこの数年になって一挙に「サウンド
。。」の全てが大嫌いと吐き出したのも年齢のなせる技でしょうか。
1929年12月13日、カナダのトロント生まれ,その洒脱のスタイルや役柄でのアクセントで英国人と思われがちですが大の愛国的カナデイアンなのです。
その健康の秘訣を聞くと
「田舎に住むこと!空気がきれいで、平和な景色、穏やかな人々が私を和ませてくれるからね」
とにっこりするのでした。
お洒落な点を指摘すると
「ワイフが全て選んで,僕は任せているだけ」
と素っ気なく答えてきますが、着ている本人のセンスがあるからこそ、全体のスタイルが効果を発揮するぐらい誰でも分かりますって。
今のワイフは3番目で1970年に結婚、エレーン テイラーという1943年10月17日に英国のハートフォードシャー生まれの女優です。
「オール ザ マネー。。」のゲテイー役も素晴らしいですが,何と言っても最近の「リメンバー」(15)の老人ホームに暮らすユダヤ人がドイツを訪れて肉親を殺された収容所の護衛の敵を討とうとする映画の彼の演技とエネルギーが最高です。鮮やかなトリックが仕組まれているスリラーでもありますので是非ご覧下さい。
キャリア出演作が現在で214本!これもサザーランドに匹敵するワーカホリックな数です。
2017年だけでも5本!もの映画に出て、その中の1本
「THE MAN WHO INVENTED CHRISTMAS」ではクリスマスの敵、スクルージ Ebenezer Scrooge を怪演しています。
昔の映画をチェックしていると、クリストファーの威厳のあるルックスを買われてか、かなり多くのナチ将校を演じているのを発見、早速ヴィデオを注文しようと思ってます。
2017「オール ザ マネー。。」 |
2017「オール ザ マネー。。」のリドリー スコット監督と。 |
2015「リメンバー」マーテイン ランドウ(左)と。 |
2017 ゲテイー と孫。 |
1966 |
1965 「サウンド オブ ミュージック」ジュリー アンドリューズとエレナ パーカー(右) |
1983 |
1967 ここではロンメルを演じています。 |
2017 スクルージ役、左はダン ステイーヴンス。 |
エレーン 夫人と。 |
2017「オール ザ マネー。。」 |
2017The Man Who Invented Christmas |
女優時代の若いエレーン テイラー。 |
2015 REMEMBER |
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