JAPAN TRIP # 9 OOMAGARI FIREWORKS

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8月31日(土)
いよいよ今回の日本旅行のハイライト、秋田県大曲市の花火大会の日となりました。
雨と心配されましたが晴天、朝の散歩は再び久保田城付近を歩いて改めて日本の古城のエレガントな佇まいに感心したり、お堀を埋め尽くして咲いている蓮の花に見惚れたり。

朝食は駅ビルの中にあった美味しそうなパン屋さんでカレーパン、アップルチーズパン、チーズ枝豆パン、などを買ってお部屋で豚味噌汁や残りの鯖寿司などと頂きました。

昼食はやはり「きりたんぽ鍋」を食べさせなくてはと娘と待ち合わせて,レトロなインテリアの無限堂と言うレストランへ。カウンターに座って、娘は塩レモンサワーときりたんぽ定食を食べ、母は生ビールと秋田郷土御膳、娘は最後にじゅんさいうどんを注文していました。 
そのあとワタクシは今夜の用意にショッピングセンターへ、娘は美術館に行って藤城清治の切り絵、影絵展とレオナルド フジタ ツグハルの絵をみたそう。

地面にゴザを敷いての2時間半の花火と聞いたので100円ショップでかなり柔らかいクッションを4枚、トイレの行列が凄く長いと言うので友人のアドバイスでおむつも買いました。

デパ地下で夕食用にかつサンド、ピザサンド、などなども買って5時半頃に秋田駅から大曲へ出発、
レンコはワイン2本を持参、ピクニック気分が高まります。
列車は満席、何しろ10万人余りも来るので特別増便、レンコたちは5ヶ月ぐらい前から前売りで買ったそう。    みんな大きなバッグにゴザとか敷物を持って、既に食べたり飲んだり、笑ったりはしゃぎあって、列車の中はもうお祭り気分です。

大曲の駅から約30分の道は大勢の人々がお行儀よく並んで前進、道端には食べ物や飲み物を売る呼び声が飛び交い、おまわりさんの指示がラウドスピーカーで轟きわたり、誰もが従順にゆっくりと歩く光景に「ああ、日本人て良いなあ!」
と感心しました。
これがアメリカだったら必ず ルールを守らない人、ルール無視を楽しむタイプが大勢いるからです。

暗くなる前には空に色が付いた煙の花火が上がって、水彩画のようで涼し気で綺麗でした。
河原一面に碁盤の目のように桟敷席の区分けがされて、人々はぞろぞと自分たちの場所を探します。
レンコが持参した銀フォイルのゴザ(?)をまず地面に敷いてその上に100円のクッションを載せて、靴を抜いてべったりと座るのですが、ハンスが来ないで本当に良かったと思いました。一旦地面に座り込んだら2度と立てない重さと筋肉の無さですから。
最初に桟敷と聞いた時は四角い囲みの中に椅子などがあると勝手に想像していたのです。

7時 花火開始。
音楽と一緒に花火が上がるとは知らなくてびっくり。演奏曲の中に「翼をください」もあったそうですが、何しろ現場は花火の音が凄くて、余り音楽が聞こえないのです。
仕掛け花火のスケールが大きくて端から端まで見えないときもあったり、あまりの煙で肝心の花火が曇ってしまったり、現地ならではのトラブルもありますがなんと言っても頭のすぐ上で華麗な花火が続けざまに咲き誇るインパクトの凄さ!
火の粉が降り掛かって、後で洋服を見たら白くなった上にキナ臭い匂いがしっかりと付いていたのです。

プログラムを見ると合計27の花火の演物があって、総理大臣賞などがおくられるそ

ハロウイーンのテーマの花火が2個あって、オリジナルでコミカルだなと印象に残りました。

9時30分。花火大会終了。
これからが大変!
10万人余りが一斉に帰途に付きます。おまわりさんの誘導もエスカレートし、安全に、前の人に従ってゆっくり、という声に人々は羊のように従って、来た時は30分ぐらいの距離をのろのろと約1時間以上かけて駅に到着。
電車に乗るのも大仕事でやっと午後11時の満員の特別列車に立ち席券(これもずっと前に購入しています)で秋田行に乗ります。疲れ果てた乗客ばかりで、長ーく感じられた帰途でした。

午前1時半にホテルに戻って早速温泉に行きました。
この夜は全館満室のため部屋が変わって、ベッドと畳のミックスというデザイン、ワタクシがベッドに、娘は畳に布団を敷いて寝ました。詰め込めば約5人が寝られる大きさのお部屋です。


秋田 無限堂 レストラン

無限堂でレモン塩サワーを飲んでいる娘

秋田名物 きりたんぽ

大盛うどん。

南蛮風なデコールの 無限堂

10万人余り!大曲。枡席を探す人々。

ゴミ山のような人々!

空いているスペースもすぐ埋まります。

前日に雨が降ったので地面がドロドロ。

どう見ても難民部落のようです。

レンコ と ロイと娘。持参のおつまみを食べてます。

あまりの人混みにびっくりしっぱなし。

地べたに座っていると動作が非常に不便です。


カメラではとても捕らえられない花火の華麗さ。




こんなにしょぼくありません。



もっと遥かに美しいのですが。


アクション映画のシーンみたいです。レンコが携帯で必死で撮影中(右)


「地獄の黙示録」みたいです。




エドワード鈴木が設計したという大曲駅

帰りの駅前で黙々と列に並ぶ我らがグループ。娘の表情!

駅の入口の列車案内の看板!

駅前で並ぶ羊のようにおとなしい人々。

駅前で少しお疲れの陽子さん。
秋田駅 大曲に行く前。

行きは良い良いの図。青いのがトイレ。空に煙の花火が。

青いトイレの列!


携帯で撮影(携帯の方が少しマシに撮れてます)

携帯で撮影

携帯で撮影

この狭い「桟敷」にハンスがどのように入るでしょうか?

ロイは問題なく立ったり、座ったり出来ます。レンコが靴を揃えています。
プログラム

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