JACKIE CHAN

JACKIE  CHAN

ジャッキー　チェン　の事も書いてなかったのです！

香港のヴィクトリア　ピーク　VICTORIA PEAK という美しい丘の上で生まれたジャッキーにとって現在の中国に痛めつけられている香港の状況はさぞや心が痛むものでしょう。

しかし、中国芸能界に強い友人によるとジャッキーはすっかり中国本土の偉い人々のお友達になって、香港の家は引き払い、１０年くらい前から香港の人々は、故郷を見捨てた彼の映画など絶対に見なくなったそう。

香港の人たちに総スカンを食らったのは香港歌手のコンサートに酔っ払って乱入したり、酔ってTVで暴言を吐いたりしたのが原因。

それでもファンを大事にすることで有名なジャッキーは世界中にいるファンたちを自分の誕生日パーテイーに北京に招待、自費で北京まで行くことが出来たファンたち何千人の滞在費や観光費用まで払ってくれるという超サービスを昨年開催したそう。

北京に住んで、ファンクラブも全部中国に移し、政府とべったりくっついているそうですが、今の中国の芸能人は生きていけないという難しい事情もあります。

中国共産党の仕事をするようになって日本の映画会社も公式に来日させられなくなったそうですがプライベートでは来ているそう。

何しろ飛行機に乗ればファーストクラスから降りてきて荷物のコンベヤーで、袖をたくし上げて、よっしゃと最後の荷物まで下ろしたりのサービス精神旺盛なスターです。

人並外れたサービス精神とアクションの才能、チャーミングなルックス、おそらくもう他には出現しないタイプのスターでしょう。

１９５４年４月７日　香港のフランス大使館で働いていたコックの父親を持って生まれ、本名は陳港生と書きます。

小さい時から京劇を学び「七子福」と呼ばれる人気チームの一員になって、大活躍。

７６年にジャッキー　チェンと西洋式の名前に変えてコミカルなカンフー映画に続いて出演。

１９８２年　台湾人の　ジョーン　リン JOAN LIN と結婚、私生活では浮気事件なども発生して色々と書かれていますが、ジェイシー JAYCEE と言う息子とエッタ　ヌン ETTA NG と言う娘がそれぞれのお相手との間に生まれています。

インタヴューは「レッド　ブロンクス」RUMBLE IN BRONX （９５）がおそらく初めて、それ以後、ハリウッドでの主演作ごとに会ってきましたが、いつも顔中スマイルで、愛嬌たっぷり、ブロークン　イングリッシュをわざとおかしく使ったり、もちろん片言の日本語を操って、相手を引き立てる技を忘れず、いとも楽しい時間にしてくれる「スーパー　芸能人」なのでした。

最後に会ったのは「フォーリナー」THE FOREIGNER （１７）という深刻なドラマで、あの００７ボンドのピアース　ブロスナン PEARCE BROSNAN　と共演、映画はヒットしませんでしたが移民の悲劇を描いたジャッキーの意欲作と言えましょう。

既に６３歳のジャッキーでしたが変わらずエネルギッシュで

サービス精神に満ちて、スタジオの偉い人でも記者でも、あたかも自分の大ファンであるかのように接するのが微笑ましいなと改めて思いました。

１９９５「レッド　ブロンクス」

２０１７「ザ　フォーリナー」

ワイフのジョーンと息子。

と

スマイルが顔に張り付いています。

息子のジェイシーと。

１９９５「レッド　ブロンクス」

１９９７「ラッシュ　アワー」クリス　タッカーと。