SOFIA COPPOLA 2024
SOFIA COPPOLA 2024
5月14日はソフィア コッポラの53歳のお誕生日でした。1971年5月14日、ニューヨークに、ソフィア カーミナ コッポラ SOFIA CARMINA COPPOLA として、ご存知、巨匠 フランシス フォード コッポラ FRANCIS FORD COPPOLA とアーテイストの母親、エレノア ELEANOR のひとり娘として生まれ、兄が二人、上の兄はジアン カルロ GIAN CARLO(1963年9月17日−1986年5月26日 ボート事故で亡くなってます)、下の兄はローマン ROMAN (1965年4月22日生)、それぞれアートの分野で活躍しています。
生後間もなく「ゴッドファーザー」GODFATHER (72) に赤ちゃん役で映画初出演、その後も父親の映画に小さな役で顔を出していました。「ゴッドファーザー:パート3」(90)」(90)では、病気になったウイノナ ライダー WINONA RYDER のピンチヒッターとして出演したものの親の七光りなどと批判され、最悪女優賞のラジー賞まで受賞して世間を騒がせたのです。それからはファッション デザイナーや写真家として活躍、最初の長編映画「バージン スイサイズ」VIRGIN SUICEDS (99)で映画監督として評価されるようになりました。
同じ99年に映画監督のスパイク ジョーンズ SPUKE JONZE と結婚、03年に離婚、その後、やはり映画監督のクエンテイン タランティーノ QUENTINE TARANTINO と交際(03−05),そして、フランス人のミュージシャン、トーマス マーズTHOMAS MARS と2011年に結婚、二人の間に06年には長女のロミー ROMY、2010年に次女のコシマ COSIMA が生まれています。トーマスの本名は トーマス パブロ クロケット THOMAS PABLO CROQUET と言って1976年11月21日にフランスのヴェルサイユで生まれ、「フェニックス」PHOENIX と言うバンドのメンバーです。
東京のホテルの舞台にした「ロスト イン トランスレーション」LOST IN TRANSLATION (03)は、オスカー脚本賞を受賞、他に、監督賞、ベスト映画賞の部門で候補になりました。
最近は「プリシラ」PRISCILLA (23)でエルビスのワイフ、プリシラ プレスリーを主人公にした映画を監督して話題になってます。
以前にブログで書いたソフィアのページも載せましょう。
SOFIA COPPOLA 2017
ソフィア コッポラが今年のカンヌ映画祭で、監督賞を受賞。またもや女性監督にしては史上2度目、などと騒がれていますが、今はもう、やれ黒人監督だの、女性監督だの、アジアン俳優だのという肩書き?なり説明はは古いという声もあります。
が、相変わらず、ハリウッドは男性優先のしきたりが依然として残っているので、やはり女性、マイナリテイーの受賞は特筆すべきことで、喜ぶべきことでしょう。
「ザ ビガイルド」(魅せられて)(17)という南北戦争時、傷ついた兵隊をかくまう花嫁学校の女性たちが巻き起こす性の目覚め、嫉妬、そしり、やっかみ、などの感情の嵐のドラマの映画化を監督しての受賞です。
ニコール キッドマン、キルステン ダンスト、エル ファニングにコリン ファレルというキャストで、原作はトーマス クリナンが1966年に出版しています。
実は71年に、ドン シーゲル監督、クリント イーストウッド主演で既に映画化されていますが、ソフィアは
「クリント イーストウッドの映画のリメークではありません。あくまで、原作を私なりに映画にしてのです」
と強く主張しています。
さてソフィアとは何度も会見を重ねていますが、いつもフランス製っぽい、地味でシックな服を着て、あまりメークはせず、小さな声でボソボソと話す、非常に控え目な女性です。
メガフォンで「用意スタート!」などと号令をかけるようなことは全く出来そうもなく見えますが、きっと心身に創作欲が燃えたぎっているのでしょう。
「ゴッドファーザー パート3」(90)に、突然出られなくなったウノナ ライダーの代わりに、メアリー コレオーネの役で出演した時は、やれ親のコネだ、ひどい台詞まわしだ、演技ができない、顔がひどい、などとあらゆる批判を受けて、この時ソフィアは2度と映画には出るものかと決意したそうです。
この時の思い出を最近こう話していました。
「鼻は大きくて曲がっているし、何もかもがピカソの絵みたいに位置が違う目鼻立が大嫌いだったけれど、アンジェリカ
ヒューストンに会った時、
「あなたの顔はとっても個性的で、素晴らしい。絶対に整形手術なんかしちゃダメよ!私も大きくて、すごい鼻を持っているし、ちっとも美人ではないけれど、そのために女優としてはプラスのルックスになっているのよ。自分に自信を持って前進すること!」
とアドバイスされて、思い直し、アンジェリカに今は深く感謝していると言ってました。
その後、服飾デザイナーを試みたり、脚本を書いたり、制作を手掛けたりとクリエイテイヴィテイーの才能を大いに発揮しています。
監督作品は今までのところ、12本、どれもが彼女の美意識が鮮やかに反映された映画ばかりです。
ソフィア コッポラが今年のカンヌ映画祭で、監督賞を受賞。またもや女性監督にしては史上2度目、などと騒がれていますが、今はもう、やれ黒人監督だの、女性監督だの、アジアン俳優だのという肩書き?なり説明はは古いという声もあります。
が、相変わらず、ハリウッドは男性優先のしきたりが依然として残っているので、やはり女性、マイナリテイーの受賞は特筆すべきことで、喜ぶべきことでしょう。
「ザ ビガイルド」(魅せられて)(17)という南北戦争時、傷ついた兵隊をかくまう花嫁学校の女性たちが巻き起こす性の目覚め、嫉妬、そしり、やっかみ、などの感情の嵐のドラマの映画化を監督しての受賞です。
ニコール キッドマン、キルステン ダンスト、エル ファニングにコリン ファレルというキャストで、原作はトーマス クリナンが1966年に出版しています。
実は71年に、ドン シーゲル監督、クリント イーストウッド主演で既に映画化されていますが、ソフィアは
「クリント イーストウッドの映画のリメークではありません。あくまで、原作を私なりに映画にしてのです」
と強く主張しています。
さてソフィアとは何度も会見を重ねていますが、いつもフランス製っぽい、地味でシックな服を着て、あまりメークはせず、小さな声でボソボソと話す、非常に控え目な女性です。
メガフォンで「用意スタート!」などと号令をかけるようなことは全く出来そうもなく見えますが、きっと心身に創作欲が燃えたぎっているのでしょう。
「ゴッドファーザー パート3」(90)に、突然出られなくなったウノナ ライダーの代わりに、メアリー コレオーネの役で出演した時は、やれ親のコネだ、ひどい台詞まわしだ、演技ができない、顔がひどい、などとあらゆる批判を受けて、この時ソフィアは2度と映画には出るものかと決意したそうです。
この時の思い出を最近こう話していました。
「鼻は大きくて曲がっているし、何もかもがピカソの絵みたいに位置が違う目鼻立が大嫌いだったけれど、アンジェリカ
ヒューストンに会った時、
「あなたの顔はとっても個性的で、素晴らしい。絶対に整形手術なんかしちゃダメよ!私も大きくて、すごい鼻を持っているし、ちっとも美人ではないけれど、そのために女優としてはプラスのルックスになっているのよ。自分に自信を持って前進すること!」
とアドバイスされて、思い直し、アンジェリカに今は深く感謝していると言ってました。
その後、服飾デザイナーを試みたり、脚本を書いたり、制作を手掛けたりとクリエイテイヴィテイーの才能を大いに発揮しています。
監督作品は今までのところ、12本、どれもが彼女の美意識が鮮やかに反映された映画ばかりです。
1990「ゴッドファーザ−3」 |
2017 カンヌ映画祭 左から2番目、エリ ファニング、キルステン ダンスト(水色のドレス) ソフィア、コリン ファレル、一人置いて、ニコール キッドマン |
トーマス マーズ(夫君)と父親のフランシス |
2023プリシラ プレスリー と。 |
パパのフランシスと少女時代。 |
03
03「ロスト イン トランスレーション」スカーレット ヨハンセン、ビル マレーと。 |
「ゴッドファーザー」の頃。父親のフランシスと。 |
2023「プリシラ」 |
ゴールデングローブ受賞。ニコラス ケイジと父親と。 |
母親のエレノアと。 |
夫君のトーマスと。 |
二人の娘、コシマとロミー |
2017「ビガイルド」キルステン ダンスト と。 |
カジュアル ウエア も高級なものばかりです。 |
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