EUGENE NOMURA

EUGENE  NOMURA

去年、「タッチ」TOUCH （２４）というアイスランドと日本の合同作品を見て、世界的に有名な配役のプロの奈良橋陽子さんが年老いた時期の女性の主人公を演じていることにまずびっくり、それから、彼女の息子になる寿司屋の板前さんが実際の彼女の息子さんだと知って又々びっくり。

野村祐人さんという名前ですがプロデユーサーとして、俳優としユージーン　ノムラ　と登録されてます。

この映画はその女主人公を演じているのがコーキ と言う木村拓哉の娘さん、監督のバルタサー　コーマカー BALTASAR KORMAKUR の息子、パルミ　コーマカー PAKMI KORMAKUR が若い時の主人公を演じているという、まさに、悪い意味でなく「親の七光り」が３人も出演しているのです。

さて、健康的で誠実そうなユージーンが素敵だなと思ってFBで探したところ、しっかりと存在していて、早速お友達リクエストを送ったところ直ぐにオーケーの返事が来ました。

１９７２年５月２日　東京生まれ、父親は音楽プロデユサーでルーマニアのブカレスト生のジョニー野村威音（イオン）１９４５年１１月４日生まれ、２０２１年１月２３日逝去、１９７６年にロックバンド「ゴダイゴ」GODIEGO を創立した音楽会の異端児でした。イオンの父親は野村三郎と言って、ブカレストで駐在武官を務めていた時に、現地でロシア人の女性、タチアーナと結婚、というわけで、ジョニー野村は日本人とロシア人の混血なのです。

ジョニーは国際基督教大学に在学中に、同じ大学に通っていた奈良橋陽子さんと知り合って結婚。

ユージーンのあとに米倉リエナ LYENA と言う妹さんが生まれて、兄貴と同じように演出やアートの世界で働いているようです。

さてユージーンは母親の仕事の世界を受け継いてプロデユーサーとして、まず手掛けたのが「笑う警官」（０９）という映画でした。トミー　リー　ジョーンズ TOMMY LEE JONES がマッカーサー司令官を演じた「エンペラー」EMPEROR （１２）も彼が制作を担当しています。

俳優としてもちょいちょい画面に登場し「フリー　ガイ」FREE GUY （２１），アンセル　エルゴート ANSEL ELGORT 主演のTVシリーズ「トウキョウ　ヴァイス」TOKYO VICE （２２−２４）などなどで活躍。

１９９９年に女優の今井恵理さん（１９７１年１２月６日生まれ）と結婚、１０年後の２００９年１０月２４日に息子さんが生まれています。息子さんは４歳から古典バレーを始めて、今ではしっかり舞台に出ている様子。アーテイスト一家の一員となって、これからの成長が期待されます。

さてユージーンは目下、映画の制作の真っ最中のようで、そのうち題名やら、配役が分かりましたら紹介しましょう。

次の作品の制作に忙しいそうです。

「トウキョウ　ヴァイス」（２２−２４）の出演者たちと。

奈良橋陽子さん

左が母上の奈良橋さん。

母と息子。東京の外国特派員協会がバックに見えます。

妹さんの米倉リエナさん。

少し若い頃。

マッカーサー元帥をトミー　リー　ジョーンズが演じました。

リラックスした表情のユージーン。

妹さんのリエナさん。

かなり若い頃のユージーン。

左端がユージーン、右端が母上の陽子さん

「タッチ」（２４）のポスター

「タッチ」の若いカップル　（物語の上ではユージーンの両親）

精悍なユージーン

日本のスターが大勢。

奥方の今井エリさんと息子。

兄と妹。リエナさん。

奥方のエリさん。

父上のジョニー　野村（１９４５−２０２１）

ジョニー野村

眩しくてひどい顔のワタクシ。

２００９年の記事を引用しました。

　俳優の野村祐人（３７）が映画「笑う警官」（監督角川春樹、１１月１４日公開）でプロデューサーデビューした。父は「ゴダイゴ」を音楽プロデュースしたジョニー野村氏（６３）、母は演出家で映画「ラストサムライ」などハリウッド作品のキャスティングを務めた奈良橋陽子氏（６２）。撮影現場では監督と俳優の懸け橋となり「３歳の頃からおふくろの稽古場にいたので演技に対しては辛口。父は会うといつも音楽の全体像の話をした」と天性の素質を開花させた。

　主演の大森南朋（３７）の出演交渉や脚本作りにもかかわり、オファーした角川氏は「監督の交代劇などで役者たちに不安が見られた中、彼を通してコミュニケーションをとることができた」。野村は今後、小栗旬（２６）主演の「ＴＡＪＯＭＡＲＵ」（９月公開）にもアソシエイトプロデューサーとして名を連ねる。

２００９年　初プロデユーサーの仕事。