CHRISTOPHER WALKEN 2018
CHRISTOPHER WALKEN 2018
昨夜のオスカー授賞式では90回目をお祝いするためか、古色蒼然とした昔のスターが毒族と登場してましたが、クリストファー ウオルケンは、毅然として、ダンデイーで、古戦場を訪れた元軍人のような佇まいがあって、ああ、素敵だなーと再び魅せられました。
目下、ナタリー ウッド溺死事件が再調査中で、ロバート
ワグナーが「関係者」といった理由で呼び出されているようですが、あの時、ナタリーと密かにロマンスを繰り広げていたという噂のクリストファー、あの船に一緒にいて、ワグナーとしたたか飲んでいたという彼の心境はいかようなものなのでしょうか。
ナタリーとクリストファーの二人が共演した「ブレーンストーム」(83)という映画は事故のせいか、あまりヒットしませんでしたが。
ニューヨークっ子の彼は近所の魚屋に行く度に、威勢よく魚をさばいているお兄さんたちの髪がみんな、黒々として豊かなのに気がつき、
「魚を食べると髪が良くなる!」という事実を発見。
以来、心して魚を食べて、あのおっ立ったヘヤースタイルを維持しているのだと自慢していましたっけ。
あの手のヘヤースタイルは他にデイヴィッド リンチ監督がいますが、二人とも真っ白なシャツに喉仏のボタンまでしっかり止めるのが特徴です。
インタヴューする度に、超真面目な顔で、とびきり変なことを言ってのける、エキセントリックなクリストファーですが最近は映画出演も減ってきてなんだか寂しいことです。
1943年3月31日、ニューヨークのクイーンズに生まれ、幼い頃からダンサーとして舞台を経験、71年の「盗聴作戦」で映画デビュー、「デイア ハンター」(78)でアカデミー賞助演賞を受賞しました。
デイアーというカタカナが DEAR HUNTER のように聞こえますが、もちろんここでは「鹿」DEER なのです。
69年からキャステイング デイレクターのジョージアナ
ソン Georgianne Thon と結婚。彼女はテレビシリーズ「ソプラノ」(99−07)などの配役を手がけていました。
二人の間には子供がいないので
「これほど多くの映画に出ていられるのさ」
クリストファーは豪語しています。
というわけで、現在132本もの作品に出ています。
彼の作品で彼の持ち味を生かした誠に変てこ役の骨頂は「パルプ フィクション」(94)の元軍人役で、長いモノローグで、いかに貴重な時計を体の1部に隠し持っていたかを、真面目に話す場面、
「マウス ハント」(97)でのネズミ捕りのプロの役は、
床に落ちているネズミの糞を食べて、カルシュウムが不足だとか、睡眠不足だとかいう分析を、例によって、クソ真面目な顔でする場面。
などなど、ルックスがシャープなために、内容のあまりのバカバカしさが効果をあげるのです。
「COMFORT OF STRANGERS」(90) では、ベニスに住む夫婦?がクリストファーとヘレン ミレン、その家に舞い込んだ英国人カップルがルバート エヴァレット とナターシャ
リチャードソンで、4人とも妙にミステリアスで、謎っぽいセクシーな雰囲気が充満の不思議な映画でした。
ジョン トラボルタが女装して歌って踊る「ヘアー スプレー」(07)ではジョンのたっての願望で相手役の夫役を務めて、苦笑しながらデユエットをするダンス場面はほんのりとして、良いものです。
もっと古いツーショットが数枚あるのですが、見つからず。
彼の豊かな髪型の歴史が説明できるでしょうから、いつか紹介しましょう。
昨夜のオスカー授賞式では90回目をお祝いするためか、古色蒼然とした昔のスターが毒族と登場してましたが、クリストファー ウオルケンは、毅然として、ダンデイーで、古戦場を訪れた元軍人のような佇まいがあって、ああ、素敵だなーと再び魅せられました。
目下、ナタリー ウッド溺死事件が再調査中で、ロバート
ワグナーが「関係者」といった理由で呼び出されているようですが、あの時、ナタリーと密かにロマンスを繰り広げていたという噂のクリストファー、あの船に一緒にいて、ワグナーとしたたか飲んでいたという彼の心境はいかようなものなのでしょうか。
ナタリーとクリストファーの二人が共演した「ブレーンストーム」(83)という映画は事故のせいか、あまりヒットしませんでしたが。
ニューヨークっ子の彼は近所の魚屋に行く度に、威勢よく魚をさばいているお兄さんたちの髪がみんな、黒々として豊かなのに気がつき、
「魚を食べると髪が良くなる!」という事実を発見。
以来、心して魚を食べて、あのおっ立ったヘヤースタイルを維持しているのだと自慢していましたっけ。
あの手のヘヤースタイルは他にデイヴィッド リンチ監督がいますが、二人とも真っ白なシャツに喉仏のボタンまでしっかり止めるのが特徴です。
インタヴューする度に、超真面目な顔で、とびきり変なことを言ってのける、エキセントリックなクリストファーですが最近は映画出演も減ってきてなんだか寂しいことです。
1943年3月31日、ニューヨークのクイーンズに生まれ、幼い頃からダンサーとして舞台を経験、71年の「盗聴作戦」で映画デビュー、「デイア ハンター」(78)でアカデミー賞助演賞を受賞しました。
デイアーというカタカナが DEAR HUNTER のように聞こえますが、もちろんここでは「鹿」DEER なのです。
69年からキャステイング デイレクターのジョージアナ
ソン Georgianne Thon と結婚。彼女はテレビシリーズ「ソプラノ」(99−07)などの配役を手がけていました。
二人の間には子供がいないので
「これほど多くの映画に出ていられるのさ」
クリストファーは豪語しています。
というわけで、現在132本もの作品に出ています。
彼の作品で彼の持ち味を生かした誠に変てこ役の骨頂は「パルプ フィクション」(94)の元軍人役で、長いモノローグで、いかに貴重な時計を体の1部に隠し持っていたかを、真面目に話す場面、
「マウス ハント」(97)でのネズミ捕りのプロの役は、
床に落ちているネズミの糞を食べて、カルシュウムが不足だとか、睡眠不足だとかいう分析を、例によって、クソ真面目な顔でする場面。
などなど、ルックスがシャープなために、内容のあまりのバカバカしさが効果をあげるのです。
「COMFORT OF STRANGERS」(90) では、ベニスに住む夫婦?がクリストファーとヘレン ミレン、その家に舞い込んだ英国人カップルがルバート エヴァレット とナターシャ
リチャードソンで、4人とも妙にミステリアスで、謎っぽいセクシーな雰囲気が充満の不思議な映画でした。
ジョン トラボルタが女装して歌って踊る「ヘアー スプレー」(07)ではジョンのたっての願望で相手役の夫役を務めて、苦笑しながらデユエットをするダンス場面はほんのりとして、良いものです。
もっと古いツーショットが数枚あるのですが、見つからず。
彼の豊かな髪型の歴史が説明できるでしょうから、いつか紹介しましょう。
2012 「セブン サイコパス」 |
最近のクリストファーはフランケンシュタインみたいです。 |
1978「デイア ハンター」メリル ストリープと共演。 |
2016「メン イン キャット」ケヴィン スペイシー主演。 |
ご自慢のおっ立った髪型 |
2007「ヘア スプレー」 |
2007「ヘア スプレー」妻役のジョン トラボルタ とダンス。 |
1990 THE COMFORT OF STRANGERS ナターシャ ロバートソンと ルパート エヴァレット |
「ヘア スプレー」トラボルタのたっての願いで夫役を演じたそう。 |
1071「盗聴作戦」ショーン コネリー主演。クリストファーが右側に座っています。 |
1978「デイアー ハンター」 |
ジョージアナ 夫人と。 |
1983「ブレイン ストーム」ナタリー ウッドと。 |
2018年3月4日オスカー授賞式の数少ない男優プレゼンターたち |
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