JOEL EDGERTON 2018

JOEL   EDGERTON   2018


豪州産らしく、ちょっとごつくて、男らしくて、頑固そうなジョエル エジャートン。
新作「レッド スパロウ」(18)では米国CIAのスパイを熱演、ロシアの情報を得るために命をかけています。
そこに現れたのが、セックスを通じて情報を得るスパイ 「レッドスパロウ」のジェニファー ローレンスで、ジョエルが定期的に泳ぐ水泳プールに肉体美をとことん見せびらかした水着を着て、しゃなりしゃなりとプールサイドを歩きます。もちろんプロのスパイですからジョエルはこの女性を最初から危険人物と認めていますが、そこは若い男女。
そして見るのも痛々しい拷問のシーン。

ジェニファーはあまりにセクシーで美しく、どこにいても目立っていますが、ジョエルは渋い顔をうまく周囲と馴染ませて、したたかなスパイ役を手堅く演じて、次第に二人のセクシャル熱度が高まり、娯楽要素たっぷりの映画になってます。

ロシアの将軍役がジェレミー アイアンズ、セクシースパイ養成学校の校長にシャーロット ランプリング、ジェニファーの叔父貴でスパイ局の局長をマテアス ショーナアーツと芸達者が脇を固めて、それぞれが個性的なルックスを持っているので、かなり大勢の人々が入り乱れますが、あれは誰だったかしら?という疑問が出てくることはありません。

ハリウッドで華やかに浮名を流すジェニファーとジョエルがもしかするとロマンチックな交際をしているようだ、という噂が出てくるや否や、「ヘムスワースの時代は終わって、今やエジャートンがハリウッドのオージー出身セクシースター!」という見出しも出てきました。

さてジョエルは1974年6月23日、オーストラリアはニューサウスウエールズのブラックトン生まれ、シドニーの演劇学校で訓練を受け、まずは舞台からスタートしています。


「アニマル キングダム」(10)あたりからぐんぐんと目立つようになって、「ゼロ ダーク サーテイー」(12)の兵士から、「華麗なるギャツビー」(13)の金持ちの亭主、「ブラック スキャンダル」(15)のジョニー デップを助けるFBI 捜査員の役は誰よりも光っていたと思います。
「ラビング」(16)で黒人の妻を持つために、法廷と戦う夫役も情感のあふれるものでした。

今年は「グリンゴ」(18)という兄貴のナッシュが監督した映画でも良い味を見せて、今や、どこか複雑な影のある男の役をさせるといぶし銀の演技を見せてくれるベテランの域に。


気さくて、頼り甲斐のある、さっぱりとしたオーストラリア人らしい性格の持ち主です。

2018「レッドスパロウ」ロンドンのプレミア頃のジョエルとジェニファーの二人。


「レッドスパロウ」霧の中のスパイです。

黒人の妻を持っての苦悩の愛のドラマ。2016「ラビング」


2015「ブラック スキャンダル」

2016「ブラック スキャンダル」右は主演のジョニー デップ。

2018「レッド スパロウ」ジェニファーと。
2013 「華麗なるギャツビー」
2016「ラビング」

2013「華麗なるギャツビー」レオ デイカプリオ、ケアリー マリガン、
彼女のリッチな夫役のジョエル。

2018「レッド スパロウ」ジェニファーとの場面。


2018 「レッド スパロウ」

2005 「キンキー ブーツ」チヴォテル エジオフォー と。


2015「ブラック スキャンダル」次の「ラビング」のための金髪頭です。

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